11/05/05 13:28:05.32
>>43
・私はけっこう厳しい状況の中で尋問されてたわけですが、やはり自分が日本人であるということで、
日本人が拉致された事を随分前から聞いてましたので、この際勇気を出して訊こう、と思いまして、
キン・ソンナムという調査官(尋問する人間)に「われわれは拉致というものが非常に関心あることであるので、それはどうなってますか?」
「北朝鮮という国は拉致をする国である、ということを心配しています」「実際はどうなんですか?」と言ったら、
突然激怒しまして、「われわれは拉致国家でもテロ国家でもない」と。
(おそらくブッシュ前大統領がその前の年(2001年)の9月11日の同時多発テロを受けて“悪の枢軸”(イラン・イラク・北朝鮮)と言ってたので)
・私はそんなはずはない…と彼の表情を見ていると、彼は否定しながらも金縁メガネの奥でキラリと光ったので、
「あ、このレベルになると相当の事を知ってるな」と理解したわけです。
・彼らは怒るのが大好きな人達で、すぐに恫喝するんですね。相手が弱い立場にあるとなると凄んで見せたり…
だんだん免疫もできてきたんですが、それでも拉致問題とか国家の根幹に関わることになると強く否定するから、ブレが大きいから、
「あーやってるな」「調査官のレベルでは知ってるな」ということが分かりまして。
・彼らの放った情報機関の工作員が日本…各国に居ると思うんですが、とくに日本の場合なんかも四六時中、
小さなベタ記事まで新聞記事をしっかり見て、本国に報告しているわけです。
ですから、私がいつも質問した時に「お前たち日本の奴らは」と言い出して…私は想像性の乏しい男ですので、しっかり向こうの言った言葉そのままに…
(相手は)感情の起伏のある人なもんですから、“君”と言ったり、“貴君”と言ったり、“貴様”と言ったり、“お前”と言ったり、
もう私の二人称の呼び方を非常にいろいろと…それで新潟の屋根裏で十何年も監禁された女の人が居たが(そういう事件がありました)、
「それも拉致と含めてるんじゃないか?」と言ってました。