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東京大学法科大学院では、5年後10年後に法曹になってからの、広がりを持つことが出来るような教育をする。
今学習している内容は分からないかもしれない。しかし法曹になった後、ノートを紐解けばきっと分かる時がくる。
その時、教師が言っていたことを思い出し、道を踏み外しそうな時は留まり、金儲けに走っている友人がいれば
いさめる。そうして東京大学法科大学院の卒業生が一つの理念を共有し、法曹界の中で一定の人数と割合を
持って貢献していくことを目指している。高い志を持つように。
だから、東京大学法科大学院では決して受験勉強はしない。慶應とは違う。(盛大な拍手)
しかし、東京大学法科大学院を卒業した方であれば、5年に3回の試験で必ず合格する。
但し1年目に受かるかどうかは保証しない。新司法の問題が悪い。自分の担当する民訴に関しても酷いものだ。
問題が悪いのだから、皆さんは試験官を採点するつもりで受験してほしい。