11/01/22 13:28:29
>>737 (722)さん
伝聞法則と自白法則
証拠能力と証拠の証明力(信用性)
この2つは証拠法で混同しやすい二代横綱ですから,繰り返し学習が効果的だと思います。
小生も最初の1~2年は,判ったつもりで答案を書くと混乱してました。
手続法は,実体法と論理の進め方が違うので戸惑いますね。
捜査>公訴>公判手続>証拠>判決という流れを意識しましょう。
捜査・公判での違法不当は,証拠(一部は公訴)の論点に即時つながります。
たいてい捜査(公訴の)手続違反効は,証拠(公判手続)の論点につながります。
違法収集証拠の証拠能力(違法収集排除法則)がその典型です。
今後は,職務犯罪を構成する重大な捜査・公訴の違法は,証拠能力や判決の論点につながる時代でしょう(汗。