10/09/23 18:36:01
例えば、初犯の万引きを取り調べるときは、他にもやってる可能性が高いことを念頭においてやるわけだよね
今まで一回もやったことのないやつが、たまたま運悪く見つかって捕まったという筋書きは、経験則に反するから
前田容疑者も、(一応本人は過失を主張しているけど、明らかに不合理な弁解なので故意であることを前提として、)
当然、今回のことだけではなく、今まで担当した事件で同様の違法な捜査手法が行われていたか否かまで、
ちゃんと調査する必要があるんじゃないの
それと、村木事件の担当検事6人全員が最高検の通知を無視して備忘メモを廃棄したり、
2月段階で証拠改ざんの可能性を認識しながら、幹部が事なかれで処理しようとしたりということから考えると、
少なくとも当時の大阪地検特捜部では、今回のような事態を誘発するような土壌があったことがうかがわれるわけで、
そのような組織体質が醸成されていったのであるとすれば、その背景についてもきちんと総括しなきゃならないでしょう
今回の逮捕に係る被疑事実の捜査は当然として、今、検察庁に求められているのは、
派閥抗争的に関係する検事の首を安易に飛ばすことではなく、上記のような対応をしっかりととることだと思う