09/08/31 01:08:19
>>135
そうそう。
基本的に、今までの弁護士は、依頼された者から信頼を得て
その信頼を基礎に、新たな顧客を掴んでいく、というビジネスモデルだった。
「焼き畑農業」とは言えて妙で、効率性を指向すると、「常に新たな顧客」を得なければならず
結局、つぶれてしまうと思うけどね。
自分のボスは、「1人の客から100人の客を掴め」といっているが、その通り。
弁護士のビジネスモデルは、「効率」「価格」で勝負するのではなく
「技量」「能力」で勝負すべきもの(「効率」は「技量」の副産物)。
このようなビジネスモデルが古いとは言えないと思う。
不況の時代、「顧客との信頼」を重視する企業が生き残っているのは偶然じゃないよ。
アディーレとかみればわかるけど、あれだけの数の依頼者から事件を受けながら
「その依頼者から仕事がくる」という現象が起きていない。だから広告費を必要としている。
自分がいる事務所は、一切広告をしていないが、客はひっきりになしにくる(そして、事件が回される)。
これは、ボスの力量だけどね