09/08/30 01:50:51
>86さんへ
某地方で零細事務所を営む弁護士です。
弁護士業務の標準化、定型化の容易性は、業務分野によって異なる印象です。
≪容易なもの≫
任意整理(弁護士会統一基準にこだわらない和解処理)
過払請求(大手債務整理事務所の大量処理方式、訴訟で頑張らない方式)
破産(同時廃止)
破産(少額管財で換価財産乏しく、免責の可否についても問題が少ないものなど)
破産管財(否認権行使等が絡まないもの)
財産管理人(ほぼ事務処理だけのもの)
交通事故、労災事故、犯罪被害賠償請求(法的争点が少ない交渉事案)
相続手続(紛争性の乏しいもの 相続人調査や相続放棄など)
建物明渡しor建物収去土地明渡請求(賃料不払い事案)
地方の弁護士にとって、債務整理、破産管財、交通事故(保険会社側)が重要な売上源
になるのも、事務局や経験の浅い弁護士にかなりの業務を任せられるからだと思われます。