09/03/13 16:31:10
24 :その2:2008/07/31(木) 11:30:07 ID:???
いま一つは、これよく引用されるんですが、 平成十四年三月十九日の閣議決定におきまして、「新たな法曹養成制度の整備の状況等を見定めながら、
平成二十二年ころには司法試験の合格者数を年間三千人程度とすることを目指す。」と、 あくまでもその前段があるんですね。
文部科学省の答弁を拝見しておりますと、前段が時々すっぽかされている傾向にあるというふうに思いますけれども。
もう一つ、先生、言わせていただきますと、この閣議決定におきましては、平成十四年に千二百人程度、
平成十六年に千五百人程度に増やすことについて所要の措置を講ずると書いてあるんですね。
一方、今先生お尋ねの三千人程度の増加の問題につきましては、状況等を見定めながら三千人程度とすることを 目指すということですから、
表現が異なっているということについてもしっかり留意をしなきゃいけないというふうに考えております。
したがいまして、先生の今の御質問に対するお答えになるかどうか分かりませんが、
法曹の質の確保が図られないで数だけ三千人に増やすということは私はあり得ないというふうに考えておりますし、
質の確保をしながら数の増加を目指すことこそが平成十四年の閣議決定の誠実かつ忠実な遵守だ というふうに確信をいたしております。