11/09/11 23:46:13.43 P/0oFsjI
これに火力を出しておこう。
火力の単純実績は
70年代7.11円、80年代1.367円、90年代9.39円、00年代8.90円、1970年から2007年トータルは9.80円
単純実績は原発よりわずかに高い。
だが、交付金を主とする財政支出がある。
交付金は原発に約68%、火力に約27%支出されている。
1kWhあたりの単価でいうなら原発は開発に1.67円、立地に0.43円
火力は開発に0.02円、立地に0.08円になる。
これらも加味してコスト項目3まで入れた試算を出すと総合コストは原発10.68円、火力9.90円と逆転する。
だが、ここで終わらない。揚水発電があり、バックエンドの一部である再処理を11兆としている不合理がある。
揚水発電を加味してコストを出せば上記12.23円。
11兆で済むはずのない再処理費用を加算したら、こんな額にはならない。
ちなみに再処理を11兆とした場合の一世帯負担額は2006年274円、2007年240円になる。
これは実際に我々は負担させられているが請求書にも領収書にも明示されていない。
以上が大島氏の試算の一部だか、どこにも破綻がない。ここから氏は
「電気料金を通じて支払われている電源開発促進税を主財源とする財政コストを考慮すると
原子力は最もコストが高く消費者の負担が大きい」
と結論づけている。