11/10/03 15:43:23.49 Ttwn8jbN
>>600
古代東亜細亜に眼を移してみる。
「呂不韋は、中国戦国時代の秦の政治家。始皇帝の父・荘襄王を王位につける事に尽力し
、秦で権勢を振るった。」とある。
では、一介の趙国での市井の人でしかなかった呂不韋が他国人質にとられていた不遇の人荘
襄王を如何して王位につけることが出来たのか?
当時大国であった趙の邯鄲で呂不韋は豪商であったのだ。特異の才覚を持ち合わせていた
呂不韋は商売で成功したばかりか、政治家としても大きな出世を為したのだ。呂不韋は只の
大商人ではなく、元々政商として立ち回り、財を成したものと考えられる。
古代戦国時代の中国の各国の政治家は食客を養った。その数数千名に及ぶと言う数の食客
を抱える者も居たと言われる。中国では経済力は古代より、権力を養うものであったのだ。
此れも貨幣経済が齎したものである。続く。