11/09/30 22:49:59.71 QoJ1Pbqo
>>546の続き。
話を戦後に戻すと、秋田で獄中にいた朴烈は終戦間も無く解き放たれた。日本で力を手に入れよ
うとした輩には、朴烈は格好の担ぎ栄えのある神輿であった。朴烈は第2次世界大戦における日本
の敗戦直後の1945年10月27日まで獄中で過ごした。獄中で無政府主義から反共主義へと転向してい
る。
戦後、在日朝鮮人の組織の結成を目指して1946年に新朝鮮建設同盟を結成して委員長となり、同
年10月3日に在日本朝鮮居留民団を結成して初代団長に就任した。1949年の団長選挙で再選されず、
失意の内に大韓民国に帰国したが、李承晩政権によって国務委員に任命されたが、翌1950年の朝鮮
戦争で北朝鮮軍に捕えられて、同国に連行される。その後、北朝鮮の南北平和統一委員会の副委員
長を務めるなど波乱の生涯を送ったのだが、結局、変節に継ぐ変節を繰り返しただけの凡庸な男だ
った。何か一ちょ世間の目を引くようなことをやった奴が、彼方此方で傀儡として重宝がられるの
は何時の世も変わらぬことである。続く。