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日本人妻殺人事件の犯人がイタリア系だと報道されているのは、飽く迄もカルフォニアの
地元新聞の情報で犯人本人からの言い分であった。我はあの悪辣さからして、犯人はメキシカ
ンに間違い無いと断言する。
少し長くなるが、メキシカンのアメリカ移入の歴史を書く。 「 米国では第２次大戦前か
ら、メキシコ出身の移民は農業や鉄道工事などで安価な労働力として移入された。１９４２年
には戦時の労働力不足を解消する為、米国政府はメキシコ政府と、メキシコ人季節労働者を合
法的に受け入れる『ブラセロ協定』を結んでいる。当時の米国には合法・非合法を問わず、メ
キシコ人労働力の需要があったので、６０年代半ばに同協定が終わっても不法移民は増加した。
７０年代になると米国で社会問題化し、移民制度改革が繰り返されて来た。
更に、 ２００１年のあのテロ後、テロ対策、国土安全保障を重点として移民は厳しく制限
され、不法移民を雇う企業等に厳しく対処するなどあらゆる不法移民に対する対策講じられた。
然し、その間もメキシコとの国境に設けられたフェンスを乗り越えて、米国の監視の目を潜
って、メキシコから多くの不法侵入者が絶たれることはなかった。其れは米国側に3Kの仕事の
需要が大きく在ったからである。此実態は今も続いている。オバマ大統領は、現在米国にいる
不法移民に合法的地位を与えるなど移民制度改革に取り組む方針を続けている。」続く。