11/05/08 00:58:06.14 miq2iJX7
>>370
なんか話がずれてるな
というか、皇位継承が世襲である以上は血統を無視する事は不可能
血統を重んじるからこそ世襲による継承を行うのであって、
血統に意味を見出さない文化・風習であれば世襲による権力や権威の踏襲は成立しない
そもそも大昔は宗教的要素(シャーマン)が社会的(部族的)に一定の地位を持っていた
原始的な宗教儀式が長い年月の中で様式化され、組織化されていき各宗教を作った
太古の日本でも、恐らくは部族毎にそれぞれのシャーマンが存在したのだろう
その中で最終的に残った一族が現在の天皇・皇族に繋がっていると考えるのが自然だ
そういった流れがあって『天皇』という地位が形作られ、続いてきたのだろう
同時に『天皇』という地位や権威を継承して行く為の方法として世襲が行われてきた
何故なら、現代なら普通選挙を行って政治の代表者を選ぶシステムが確立しているが、
過去にはそのようなシステムも無かった以上、世襲になるのは当然と言えば当然の事だろう
だから伝統的不文律として皇位継承は世襲であると明記されているのだ
その事と、部落蔑視は別問題だ
『A=Bのとき、B=Cとなる 故にA=Cである』という考え方は機械的であり、稚拙だ
天皇・皇族の血統(世襲)を認める事が部落差別に繋がるとする考えは、
一見正しいかのように錯覚するかもしれないが、実のところ全く無関係だ
『良い部分を残し、悪い部分は改善する』
これは社会が行ってきた普通の考え方だ
政治制度に限らず、会社や組織が成長し発展する為に普通に行ってきた事だ
日本国と日本人の象徴として国賓を歓待したり、国内を巡幸し、被災地にも赴く等、
天皇・皇室の存在が日本にとって有益だからこそ残っているのだ
逆に部落差別は誰が見たって悪だろう
こういった無益なモノは改善していけば良いだけの事
悪いものを是正する為に、有益なものまで切り捨てる必要は無い