天皇制廃止152at SEIJI
天皇制廃止152 - 暇つぶし2ch345:籠手 ◆b04kEEWrtxny
11/05/07 19:26:43.87 1lVmjLkh
>>342
ああ、当時は自社さ連合の村山政権だったからな
何時まで経っても出動要請が来ないので、自衛隊側から出動許可を求めたくらいだった

少なくとも今回、10万人動員を決定した事に関しては俺は評価するけどな





ソコだけだがw

346:名無しさん@3周年
11/05/07 19:31:05.37 3TZ1WeiH
>>343

>マックス・ウエーバーの理論は、マルクス主義に対抗する重要な柱

URLリンク(claimant.cocolog-nifty.com)

上記URLでも書いてあるように、暴力装置の意味合いは、
トロツキーの主張を肯定する形で主張してる。
つまり、「すべての国家は暴力の上に基礎づけられている」とする、
憲法が抱える社会契約説的な理解と異なる上で、使われてる言葉である。
こうした理解の上で使われてる語句が、憲法を擁護する必要がある政治家が、
自分達の組織に向けて利用することが、適切かと言えば、俺からすれば適切だとは思わない。

一方で、石破の場合が救われるのは、
URLリンク(www.asahi.com)
「破綻国家においてどうしてテロは起こるのかというと、
警察と軍隊という暴力装置を独占していないのであんなことが起こるのだということなんだろうと私は思っています。
国家の定義というのは、警察と軍隊という暴力装置を合法的に所有するというのが国家の1つの定義のはずなので・・」
として、国家定義の一つとして留保してることと、対象となる組織が、どのような国家理念で成立してるか不明瞭な、
北朝鮮の警察・軍隊にあることにある。



347:名無しさん@3周年
11/05/07 20:09:52.03 KkuthKZF
>>340
 それは、ネットで書いた人の言葉に踊らされすぎなんじゃない?
 本を読んだら?日本語で政治学で普通に習うから。別に左翼運動家が
好んで使う言葉ではない。政治学における一般用語だから、日本ではね。
 統治機関として政府の果たす役割の中で、大学で学生が普通に習う
 程度の事。大騒ぎする程の事ではない。

348:名無しさん@3周年
11/05/07 20:19:31.41 3TZ1WeiH

>別に左翼運動家が好んで使う言葉ではない。

「暴力装置」はもともとドイツの社会学者のマックス・ウェーバーが警察や軍隊を指して用い
「政治は暴力装置を独占する権力」などと表現した言葉だ。
それをロシアの革命家、レーニンが「国家権力の本質は暴力装置」などと、暴力革命の理論付けに使用したため、
全共闘運動華やかなりしころには、主に左翼用語として流通した。

URLリンク(sankei.jp.msn.com)

349:籠手 ◆b04kEEWrtxny
11/05/07 20:27:31.28 1lVmjLkh
ああん?

なんで>>340>>347がレスっているんだ?
IDが同じだろ
なんのマッチポンプだ?



まさか、今更の山田オルタナティブじゃねーだろーなーw

350:名無しさん@3周年
11/05/07 20:37:51.87 KkuthKZF
しつこいな、「職業としての政治」に定義づけられてるの?
日本では丸山、大塚が戦後の中心、その中で出てくる。東大系の政治学
では主流なの。
悪いけど、池田信夫とかも、肯定してるから。
池田信夫は自由主義者だよ。

351:名無しさん@3周年
11/05/07 20:40:45.30 3TZ1WeiH

政治学者であれば、どのような国家定義を持ち出しても自由だろう。
しかし、仙谷は日本国の政治家であり、日本国憲法を擁護する義務が課せられた存在だ。
その言葉の使い方は、政治学者以上に言葉を選ぶ必要があると言えるだろう。

352:名無しさん@3周年
11/05/07 20:47:52.53 3TZ1WeiH
>>350

君はひょっとして、海外の留学生じゃないのかい?

「日本共産党が政権を取った方が逆に天皇制は維持される」とか、
「中国についてだけど、誤解している日本人が多いよね、中国は共産党一党独裁だけど、
ある意味、日本より民主的でしたたかな国」とか、

する発言は、どうにも普通のようには思えないですが。。


353:名無しさん@3周年
11/05/07 21:11:14.74 JkE72mWx
歴史上、市民が暴力を用いずに政変を成功させた例は極めてまれだよ。
ほとんどは、軍隊の力を背景に既存勢力を粛正して新たに法を制定する
もんだ。

政変ゴッコとして選挙の方法もあるんだが、議員を選ぶだけで公務員は選べないから
あんまり有効に働かない仕組みである。

354:籠手 ◆b04kEEWrtxny
11/05/07 21:12:36.70 1lVmjLkh
>>352
なんかおかしいだろ?

海外で生活していたという人の書き込みの特徴は、文章の最初の1文字分を空けるんだよ
言葉の表現も比較的丁寧

ところが>>340とか>>350には1文字分空けてはいないし、言葉の表現もタメ口調だ


文章からは違う人物に感じるんだが、IDは一緒なんだよな
IDを変えずに(変えれずに)2者を演じているのか?
それとも山田のニューバージョン発生か?

なんかよくわからんw

355:名無しさん@3周年
11/05/07 21:17:32.70 3TZ1WeiH

いろんな人の意見を聞きたいという意味では、バリエーションが増えて、
俺のすれば良いのかもしれないけどね。。。


356:名無しさん@3周年
11/05/07 21:36:00.81 KkuthKZF
そうかな、暴力装置と言う言葉は百科事典にも出てくるぐらい有名な言葉
なんだけど。
自民党の議員が政治学上「暴力装置」と言う単語が正しい(正確には翻訳時
の造語)と知っていて、一般国民に誤解を生む恐れがあるので、取り消せと
主張したのなら認めるけど、単純に殆どの議員が勉強不足なだけな気がする。
 まあ。民主党もそんなに変わらないと思うけどね、全員が勉強家では無さ
そうだし、2009年の新人は知性が高く無い感じがしているので。
 自民党でも、石破茂は何度も(僕が知る限り2回)暴力装置と言う言葉で
統治機能について説明している。仙石の時だけ、騒ぐマスコミは異常だと思う。
 僕は政治は知性が支配するべきだと思っているから、政治家は知的エリート
であって欲しい。自民党も昔は知的な人が多かった、大平とかは戦後最も知的
な総理と言われていた。蔵書も1万冊を超えていたそうだからね。最近はインテ
リジェンスが低下しているように思えてならない。衆愚政治だよ。

 ここは天皇スレなので、この辺で。

357:名無しさん@3周年
11/05/07 21:48:27.73 3TZ1WeiH

>自民党でも、石破茂は何度も(僕が知る限り2回)暴力装置と言う言葉で
>統治機能について説明している。仙石の時だけ、騒ぐマスコミは異常だと思う。

(>346)では、1回発言があったことは理解してるけど、もう一回ってどの発言を指してるのでしょうか?

358:名無しさん@3周年
11/05/07 22:15:50.24 3TZ1WeiH

俺は少なくとも中国の評価に際し、日本より民主的だとするような議員は、絶対に当選してもらいたくない。

359:名無しさん@3周年
11/05/07 22:56:40.81 KkuthKZF
 僕が残したいのは、天皇制、神社、日本神話。僕が破棄したいのは、日米
安保、21世紀にもなって日米安保を堅持していると、靖国の英霊に申し訳
が立たないと思う。
 その為には、米国依存からの自立、特に日本人の精神的依存体質からの脱却
が不可欠だと思う。その為には日本人が個としての自立したアイデンティティー
が必要で、その上で日本人共通のアイデンティーが求められるのだけど、難しい
だろうな、戦後余りにも無防備にアメリカ型自由主義思想を受け入れてしまった
からな。
 このままでは50年ぐらいで、天皇陛下がミッキーマウスになってしまう。

360:名無しさん@3周年
11/05/07 22:56:42.97 ps2PprN9
天皇も、その治める「国家」も「無答責」であった。
理由は、天皇は神の「子孫・代理」だから、「過ち」は犯さないから、というもの。
超然内閣と言われたことがあったが、
神である天皇が選んだ「人選」が誤っているわけがない。
だが、この制度を作り出し、実際に運用したのが、タダの人間だった。
ここまで言えば分かるだろうが、その「タダの人間」の責任逃れの「方便」として、神だ、天皇だ、を持ち出して、
やはり「タダの人間」の国民連中に、水戸黄門の印籠のごとく、「俺に責任はない」、と言い張ったのだ。

では、天皇はどうか。
今は、天皇、と単数形だが、旧憲法下では、華族・皇族・宮家という幾重にも張り巡らされた「外堀」に守られ、
その「外堀」も自らの既得権のために、天皇の名を使った。
天皇自身も、その外堀無くしては存在し得なかったし、また国家に寄生せずに生きていくことも出来なかった。
ちょうど、平安朝の藤原氏と天皇の関係のように。
天皇と、「タダの人間」の両者が、互いに寄生と共生をして、国民・国家を食い物にしてきたと言うのが、全体像だ。

361:名無しさん@3周年
11/05/07 22:59:57.47 qVkMUOdb
皇太子ご夫妻、埼玉県の避難所お見舞い
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

362:名無しさん@3周年
11/05/07 23:07:31.14 ps2PprN9
>天皇の神格化が始まった時、インテリゲンチャには理解の外だった。
> なにが起こっているのか、
>またどうすべきか見当もつかない状態に追い込まれ
>軍国主義が無謀な戦争に突入するのを防げなかった。
そう。未開国であった日本での「インテリ」層の役割は、軽視できない。
だが共産党の前衛理論じゃあるまいし、
かつての「インテリ層」の「無能さ」を、
現代に持ってきて「論理」や「言論」の「無用さ」に結びつけるのは、詭弁である。

君の言ってることは、むしろ、「インテリ層」の無力さという結論より、
悪用・暴走の前には全く歯止めがない危険な君主主権を定めた
欽定憲法たる「旧憲法」の「時代遅れ」に気づかなかった、「旧支配層」の失策となるはずだが。

363:名無しさん@3周年
11/05/07 23:09:59.64 3TZ1WeiH

>>359

靖国で死んでいた兵士が抱いてた敵視感情は、日本に害を成すアメリカであってアメリカという国自体じゃない。
余計なまでにアメリカに対する敵視感情を掻き立てる為に、靖国の英霊を利用すること方が問題だろう。
それは天皇制も同じであり、君の主張を読んでいると、天皇制やそれに纏わる概念を擁護したい理由が、
アメリカを敵視する為に必要なツールとして利用したいようにしか思えない。
それは戦前の日本で見られた事と同じであり、政治利用の外ならない。




364:天皇は日本国民の宗家
11/05/07 23:11:29.94 EvQPiFHD
>>336
貴方の見解には、概ね同意できますよ。
政治が軍事を統制する(シビリアンコントロール)は大切である。

だからこそ政権は、最高指揮官の菅総理は命令を発して自衛隊を制御するべきだ。
ところが、自衛隊の命令を、総理を補佐して命令を起案し総理に決済を求めるべき
立場にある幕僚長に自衛隊を指揮させては行けないのですよ。

そのようなことが常習化すると、政治が軍事を制御する組織を政治みずから
破壊することになる。
幕僚長はスタッフであり自衛隊の最高指揮官は菅総理なのだ。
その自覚が管直人と仙石に欠落している。
自衛隊嫌いは、新左翼だから気持ちは解るがシビリアンコントロールを破壊する
行為は許されないと言うことですよ。

365:名無しさん@3周年
11/05/07 23:11:40.86 ps2PprN9
>敢えて歴史的な存在を国の象徴として据えていることに着眼してその意味を考えた方が良い。
その意味を、”よく考えた上で”、無意味かつ有害だと言ってる。
君の言う、”歴史”とやらのおかげで、この国の国民もどれだけ苦しめられてきたか。
しかも、その”歴史”の中身が、これまた為政者に都合よく作られている。
世界を見ても、”歴史”に縛られて、”いま”が犠牲になっている例が、どれだけ多いか。
日本は、”敗戦”で過去を捨てた。
国名も、主権者も、制度上の身分制も。
天皇制だけが残った。亡霊のように。

366:天皇は日本国民の宗家
11/05/07 23:25:01.31 EvQPiFHD
>>336
それにね。
クーデーターに、部下は盲目的に服従することを自衛隊法令は禁止している。
旧軍は上官の命令は絶対であったが、自衛隊は違う。

上官の正当な命令に従う義務がある。
部下は、命令が誰が判断しても不当な命令に盲目的に服従してクーデーターに
参加すると部下も責任をとり刑罰を受けなければならないのだ。

そんなとき、本来総理や防衛大臣が出すべき命令を何時もなれ合いで幕僚長に
命令指揮させると、シビリアンコントロールが徐々に破壊されるのです。

つまり、私が上官だとして仙石は気に入らないから暗殺してこいと命令したとする。
明らかに不当な命令に服従した部下も連座で責任を取らなければならないことになる。
ところが、常に法に照らして不当な部隊運用を常習化すると部下は正当な命令の
存在を判断出来なくなるのです。

菅総理も防衛大臣も不当な部隊運用をなれ合いでして、幕僚長は閉口しているのです。

367:名無しさん@3周年
11/05/07 23:32:50.19 ps2PprN9
天皇制とは、広義には天皇という地位をを中心とした国家の制度。
この意味では、律令制下の”古代天皇制”、南北朝以降の支配の正当性を
授与する権威としてのみ機能するようになった”中世的天皇制”を含む。
 狭くは、旧憲法下での近代天皇制、現憲法下での現天皇制。

19世紀後半の対外的危機の中で、官僚制と常備軍を備えた
西洋的近代国家の”スタイル”が必要とされたとき、
その権力機構の頂点・象徴に、幕末に”再発見”された
<伝統的>権威である天皇が据えられた。

旧憲法上の天皇は、神聖不可侵の「統治権の総覧者」として
国家の権力を一身に集中(大権事項)する、
大日本帝国の唯一の「主権者」だった。
しかしそれらの権力行使は実際は、天皇を輔弼する元老、閣僚、軍部などにより行われ、
天皇はそれらに「合意を与え、正当付ける」役割だった。

天皇親政の「名目」と「実態」との乖離は、
1.旧憲法上想定された国家の「統一的意思」を欠如
2.「セクショナリズム」が国家レベルで発生
3.最終的責任主体を不明確に。
4.万能の呪文ー「陛下のご意思」と言う一言で、、
  「その内容の正当性を疑うことは出来ず」更には「その結果についても不問」
と、言う権力の恣意的運用を招いた。

368:籠手 ◆b04kEEWrtxny
11/05/07 23:34:29.40 1lVmjLkh
>>363
この考え方には賛成だな

俺は中国も韓国も北朝鮮も嫌いだ
だが、嫌いなのはそれぞれの『国家(政治的方針)』であり、個々の人々では無い
個人として友達になれる人は幾らでもいるだろう

そういった事をキチンと分けて考えないとレイシストと変わらなくなってしまう


>>364
確かに菅や仙谷は自衛隊の最高指揮官という認識が欠落してそうだよな(笑

自分が最高指揮官であるとの認識の上で『暴力装置』という言葉を使うなら問題は無い
しかし、自覚が無いくせに言葉だけは知ってるから使うという程度じゃ、
政治家として、或いは総理大臣としてはダメと言う事だな

この点に関しては納得できるよ

俺が気になったのは『自衛隊=暴力装置』という点に関しては必ずしもレッテル貼りとは
言えないと思ったからで、非常に細かい部分だが確認がてら聞いてみたくなったんだ
答えてくれてありがとう

369:天皇は日本国民の宗家
11/05/07 23:35:55.39 EvQPiFHD
>>336
さらに言わせてもらうと、政権運営は政令など政府命令で節電も計画停電もするように
成っているようだが、全てはなれ合いで要請だなどと責任の存在が曖昧で、
非常に困惑するのです。
都合が悪ければ要請を断っても良いよと言う意味なのか?命令政令の書き方を知らないから
要請なのか、皆さん困惑しているのです。

菅は責任から逃亡出来るように、命令を出さないようにしているとも受け取れる。
まあ、他の組織なら、すっからかんの菅と笑っていられるが、厳格な規律と命令で動く
軍事をなれ合い指示で運用しては、シビリアンコントロールを政治側から破壊する。

管直人人災は、現在も拡大拡散しているのですよ。

370:名無しさん@3周年
11/05/07 23:39:57.16 ps2PprN9
天皇制の本質は、家柄・血統による差別である。
高潔なる天皇家を認めることは、当然その対極に、穢れたる存在を生み出す。
天皇や皇族を、家柄や血統が良いとして崇める事は、構造的に部落民を
差別する事と一緒である。
天皇が聖性を家柄・血統として、代々伝えることを認めるならば、
部落民の賤性もまた、家柄・血統として代々伝えられることを認めることになるのである。

また、賤であり穢れた存在を置くことは、天皇自らの聖性・浄性を相対的に
高めるという効果がある。
天皇家にゆかりがある関西や、大和朝廷と関係がある地域と思われる
福岡・熊本・大分に被差別部落が多いのは、おそらく古代・中世期に
天皇制権力が賤民や部落民の原形を作り上げたからではないかと考える。
天皇が聖性を家柄・血統として代々伝えることを認めるならば、
部落民も当然その賤性を代々伝えていくことまで認めることになるのである。

371:天皇は日本国民の宗家
11/05/07 23:40:28.56 EvQPiFHD
>>368
根っこでは、私と同じ見解のようですね。

372:名無しさん@3周年
11/05/07 23:43:47.14 ps2PprN9
天皇・皇族の部落民に対する差別事例をここでいくつか挙げてみる。
1868年に制定された『法令全書』の第1巻686号には、
天皇が巡幸する際に穢れ多い部落が見えないように部落を筵で隠すべきということが書いてある。
そのことの事例として、1922年に起きた大分県の的が浜地区焼き討ち事件、がある。
事件のあらましは、皇族が列車で巡幸する際、沿道沿いにある、的が浜スラム地区、
が皇族の目に触れないように、その地区を警官が焼き討ちした、という事件である。
的が浜地区は正確には被差別部落ではないが、非人系の部落民や、
ハンセン病者や、浮浪者が多数居住していたスラム地区であった。

また、天皇は、部落民の土地を取り上げたりもした。
これは大正年代の出来事だが、奈良県の畝傍山のふもとにあった洞(ほうら)部落が、
その下にある神武天皇陵を見下ろす位置にあるとして、
行政側は1917年にその部落の強制移転を求め、20年にそれを強制執行した。
その際、洞部落の部落民の遺骨も穢れているとして、徹底的に取り除かせた。
今でも天皇・皇族は家柄・血統差別を堂々とやっている。
例えば、宮中の賢所に使える女官を選ぶ基準は血統・血筋である。
穢れも未だに重視しており、彼女らが月経のとき、お下り、といって強制的に休ませている。
月経が終わっても穢れを祓う儀式をしないと元の仕事に戻れないそうだ。

373:名無しさん@3周年
11/05/07 23:46:29.77 ps2PprN9
結婚相手の身元調査はいいでしょう。
だが、思想やら戦前にまで遡った身分(階級)調査は許されないでしょう。
彼らは、「象徴」なんだから、「憲法」を堂々無視することは認められない。

しかし、彼ら皇室の人間が、われわれ「国民」(旧華族の士族出身者も含む)を、
全て「賎しい者」と見ていることは、動かしがたい事実。

文献としては、「梨本宮伊都子妃の日記」を参照。
そこには、皇太子妃(現皇后)の選定が決定された直後の、
皇室周辺の人々の「怨嗟」の声がつぶさに記されている。
いわく、「こんな卑しい出自の者(一般国民)が国母(天皇の母)になるなんて、この国は終わり」、と。
「いかな手段を弄しても、皇室から”この女”を追い出さなければ」。

礼宮が20代の頃、皇籍離脱を公言し、天皇に反抗したときも、
「卑しい女の産んだ皇子だから」と、皇室周辺では言われていた。
ちなみに先の天皇のガン手術も、輸血でも「自分の血液」以外は使えないとされていた。
理由は、いわずと知れたことだろう。

374:天皇は日本国民の宗家
11/05/07 23:48:24.86 EvQPiFHD
>>370
日本民族に、象徴元首天皇1000年の歴史上差別と言う認識はないのですよ。

明治維新も士農工商ではなく、天皇の基に、四民平等を掲げて平民としたのですからね。

ところが、朝鮮民族には朝鮮王朝時代の奴隷(ヌヒ)・ぺクチョン・両班貴族制度が
日本統治以前まで色濃く残っていたので、日本に移住した朝鮮民族の方が
象徴元首天皇1000年の歴史を差別と勘違いするのです。
天皇に権力という特別な特権は日本の歴史に無いから差別と意識は日本民族には
無いのですよ。

375:白羽 ◆D/w5oCAtaw
11/05/07 23:53:00.91 vWrrwaS/
総理が鳩山由紀夫じゃなかったこと、政権与党が原発推進・
東電ズブズブの自民党じゃなかった事はもはや奇跡としか言いようがない。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
>北京で友愛呼び掛け=鳩山前首相、ファッションショーに出席

>時事通信 5月7日(土)20時14分配信
 >【北京時事】中国を訪問した民主党の鳩山由紀夫前首相は7日、北京で開かれたファッションショー
>「東京ガールズコレクション(TGC)」に出席した。ステージであいさつした鳩山氏が
>「私が友愛の伝道師、鳩山です」と自己紹介すると、数千人の観客から歓声が。
>東日本大震災での中国の支援に触れ「中国の救援隊はいち早く駆け付け、
>多くの義援金や物資も届いた。心からお礼を申し上げる」と謝意を示した上で、
>「文化、ファッション、音楽に国境はない。世界の国境がなくなり、
>平和になることを願っている」と訴えた。

376:名無しさん@3周年
11/05/08 00:03:23.95 f/x0b6Cz

中国は音楽におけるメッセージ性の内容に応じて、流通が規制されてるのにな。
国境が無いなどと、よく軽はずみな事を言えるものだ。

377:天皇は日本国民の宗家
11/05/08 00:05:08.31 yIgokrXs
>>368
私も最初は、自衛隊嫌いから命令出すのも汚らわしいと言う態度の管直人かと思いきや
原発爆発防止に政府がベント放射能を含む水素ガスを待機は放出することが
東電には権限が無く、政府の命令でやるべき事だ。

そこで原発爆発防止の為に放射能を含む水素ガスの大気圏への放出命令を政府に
お願いしたら、総理が現地へ行くから東電の判断でやれと言って責任を逃亡した。

東電には権限がないし、総理が視察に来るのに総理に放射能を放出は出来ないしと
うろたえている内に、ドカン、ドカン、ドカンとスッカラカンの管直人に成ってしまった。

そこで、管直人内閣には政権担当能力が無いのだと、確信した。


378:天皇は日本国民の宗家
11/05/08 00:15:42.93 yIgokrXs
>>368
仙石は、管直人の一人ぐらい放射能を被って被爆しても日本にとって幸運なことだ。
直ちに、原発爆発防止のために放射能を含む水素ガスを大気圏へ放出せよ。
と命令するべきだった。

すると、福島は放射能汚染から救済されたのだ。

こころが、実際は総理が視察するから命令は出せない。
東電が判断せよだった。


379:名無しさん@3周年
11/05/08 00:23:43.41 VoCnMG7E
>>363
 別にアメリカと言う国を目の敵にしている訳ではないよ。
 日米安保を締結した時の状況を考えれば、政治判断としては間違っては
いないと思う。しかし、その結果、日本も日本人の精神も米国に依存する
ようになったと思っている。それは、アメリカが悪いと言うより日本の方
が悪いと思っている。
 僕が日米安保破棄と言ったのは、日本人が自分の頭で物を考えなくなって
いるから、特に自分の国を守る事に関して他国に頼り過ぎている。だから、
靖国の英霊に申し訳がたたないと思っている。
 現実問題としては、日米安保を発展的に解消して、多国間で防衛するのが
一番いいと思っている。

380:名無しさん@3周年
11/05/08 00:26:39.21 f/x0b6Cz

>日米安保を発展的に解消して、多国間で防衛するのが一番いいと思っている。

多国間の組み合わせは、どのような物を想定してるのですか?

381:名無しさん@3周年
11/05/08 00:33:26.88 VoCnMG7E
>>380
 ここのスレでは無いと思うけど。
 アメリカ、韓国、台湾、ニュージーランド、オーストラリアかな。
 これ以上レスしません。念のため

382:籠手 ◆b04kEEWrtxny
11/05/08 00:58:06.14 miq2iJX7
>>370
なんか話がずれてるな
というか、皇位継承が世襲である以上は血統を無視する事は不可能
血統を重んじるからこそ世襲による継承を行うのであって、
血統に意味を見出さない文化・風習であれば世襲による権力や権威の踏襲は成立しない

そもそも大昔は宗教的要素(シャーマン)が社会的(部族的)に一定の地位を持っていた
原始的な宗教儀式が長い年月の中で様式化され、組織化されていき各宗教を作った
太古の日本でも、恐らくは部族毎にそれぞれのシャーマンが存在したのだろう
その中で最終的に残った一族が現在の天皇・皇族に繋がっていると考えるのが自然だ
そういった流れがあって『天皇』という地位が形作られ、続いてきたのだろう
同時に『天皇』という地位や権威を継承して行く為の方法として世襲が行われてきた
何故なら、現代なら普通選挙を行って政治の代表者を選ぶシステムが確立しているが、
過去にはそのようなシステムも無かった以上、世襲になるのは当然と言えば当然の事だろう
だから伝統的不文律として皇位継承は世襲であると明記されているのだ

その事と、部落蔑視は別問題だ
『A=Bのとき、B=Cとなる 故にA=Cである』という考え方は機械的であり、稚拙だ
天皇・皇族の血統(世襲)を認める事が部落差別に繋がるとする考えは、
一見正しいかのように錯覚するかもしれないが、実のところ全く無関係だ

『良い部分を残し、悪い部分は改善する』
これは社会が行ってきた普通の考え方だ
政治制度に限らず、会社や組織が成長し発展する為に普通に行ってきた事だ
日本国と日本人の象徴として国賓を歓待したり、国内を巡幸し、被災地にも赴く等、
天皇・皇室の存在が日本にとって有益だからこそ残っているのだ

逆に部落差別は誰が見たって悪だろう
こういった無益なモノは改善していけば良いだけの事
悪いものを是正する為に、有益なものまで切り捨てる必要は無い

383:名無しさん@3周年
11/05/08 01:07:40.06 hA9KFxQ1
■家族国家01
family state

「家族」を国家構成の単位とし、それを基礎にして政治支配の正当性だとする国家類型。
戦前の日本における封建的な天皇制国家が典型例。
アリストテレスのような近代以前の政治学者たちは、
おおむね、家族を国家構成の基本単位とみなしていた。
しかし、家族国家という考えが、政治の世界においてとくに絶対君主擁護のための反動的政治思想として登場したのは
17、18世紀の市民革命の時代、当時の家族における強大な父権から国父としての
君主がもつ絶対権力の正当性を説明した。
対して、ホッブズ、ロック、ルソーなどは、
権力の基礎は、生まれながらにして自由で平等な諸個人の同意や契約に基づくものと主張し、
国家や政府の役割は個人の自由や生命の安全を図ることにあると述べて
近代民主主義の政治原理を打ち出した。
以後、ヨーロッパではフィルマー的な家族国家観は影を潜めた。
 ところが日本では、
日本の国民を先祖を同じくする一家族として、神道の記紀神話から皇室を国民の本家とする家族国家論が流行しはじめる。
君権主義の憲法学者穂積八束は
「天祖は国民の始祖にして天皇は国民の宗家たり」(『国民教育 愛国心』1897年)と述べ、
高山樗牛も「皇室は宗家にして国民は末族なり」(「我国体と新版図」『太陽』1897年)とした。
政府御用学者の井上哲次郎も「我国は其総合家族制度の究極のものにして、其家長が天皇なり。」
(「我国体と家族制度」1911年)と追随している。

384:名無しさん@3周年
11/05/08 01:08:51.87 hA9KFxQ1
>>383のつづき

■家族国家02

穂積八束の「皇祖は宗家(本家)にして天皇は国民の宗家たり」というのは、
軍国日本の世界侵略へのスローガン「八紘一宇」( >>17 )や、
戦後の大物右翼笹川良一の「世界は一家、人類はみな兄弟」に引き継がれている。

ここで、日本での家族国家とか八紘一宇と言うのは、「世界中が、国境を取り払って仲良くしよう」というものではなく、
「天皇さまのご威光に、世界中が従い、日本を中心とした世界国家を作る」というものだった。
現在でも、戦前の国家神道の残党である宗教法人神社本庁は、
「日本は天皇様をお父様、皇后さまをお母様とする国柄です。
天皇様のお祈りの力によって、今の皆さんの生活、日本の繁栄はあるのです。
それを忘れてはなりません。」と、主張している。

385:名無しさん@3周年
11/05/08 01:09:52.88 hA9KFxQ1
>>384のつづき

■家族国家03
family state
明治維新によって外見は西洋型近代国家に転換したにもかかわらず、
中身は敗戦まで家族国家観が政治支配の主要原理として機能し、
そのことが日本の近代化を妨げ、
日本の政治をきわめて宗教的神秘主義、封建的色彩の強いものとした。

明治政府は帝国主義列強と伍(ご)していくために国内的には富国強兵策、
対外的にはすでに列強間であらかた主要な地域の線引きは終わっていたが、
「世界分割運動」に後発ながら参加しようと海外膨張政策(帝国主義)をとった。
(このときの無理な政策展開が、宗教的神秘主義と結合した天皇制ファシズムを呼び寄せ、
太平洋戦争、敗戦へとつながったと指摘される。)

また藩閥勢力の既得権保護のため、自由主義、民権主義といった
国民の権利を押さえつけ、
国家の利益を個人の利益に優先させた。

このため、明治維新によって一度は否定された、
忠孝を柱とする、封建的な儒教道徳が明治20年代に入って復活、
国父である天皇の命令には絶対服従せよとする家族国家観が、
教育勅語や国定修身教科書などを通じて広く国民の間に植え付けられていった。

こうして、戦前の日本では、万世一系の「日本国民の宗家」としての天皇に対する絶対的忠誠という観念に、
家族における父権の絶対性を基礎にした封建的な家族制度や非近代的な村落共同体的規制を結合させて、
天皇制的支配原理が確立された。
(参考:田中 浩一橋大学名誉教授・政治学専攻)

386:名無しさん@3周年
11/05/08 01:15:19.89 hA9KFxQ1
>八紘一宇と言うのは、「世界中が、国境を取り払って仲良くしよう」というものという解釈が当然ある。
そんなものはない。
大体、記紀からの「世界に天皇の権威を拡大する」という意味の引用であるのにそんな歪曲は
記紀の否定だろう。
君ら天皇教徒は伝統を重んじる、のではなかったのか。
天皇がTennouではなく、一般名詞のThe Emperorとされていることの意味も理解できないのだから、
その知性たるや推して知るべし、だが。

もっとも神権天皇が、実は帝国主義者の象徴で、
ファシストの神でもあった、という事実は「不都合な真実」だということだろう。


はっこう‐いちう【八紘一宇】‥クワウ‥
(「宇」は屋根の意) 世界を一つの家とすること。
太平洋戦争期、わが国の海外進出を正当化するために用いた標語。
日本書紀の「兼六合以開都、掩八紘而為宇」に基づく。
(広辞苑第四版)

387:思想独立論者
11/05/08 01:51:12.24 tLSZpUUe
八紘一宇の理念は、宮沢賢治の説明が非常に良くあってる。
宮沢賢治はすごいよ。
引用

世界がぜんたいに幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない

自我の意識は個人の意識から集団社会宇宙へと次第に進化する

この方向は古い聖者の踏みまた教へた道ではないか

新たなる時代は世界が一の意識になり生物となる方向にある

正しく強く生きるとは銀河系を自らの中に意識してこれに応じて行くことである

われらまずもろともにかがやく宇宙の微塵(みじん)となりて無方の空にちらばろう

われらは世界のまことの幸福を索(たず)ねよう

求道(ぐどう)すでに道(タオ)である

    宮沢賢治「農民芸術概論綱要」より



388:名無しさん@3周年
11/05/08 02:28:13.18 hA9KFxQ1
読売新聞社が3月17、18の両日に実施した憲法に関する全国世論調査(面接方式)

●憲法9条を今後どうするかについては、
「解釈や運用で対応するのは限界なので、改正する」36%
「これまで通り、解釈や運用で対応する」36%
「9条を厳密に守り、解釈や運用では対応しない」20%
●9条のうち、戦争放棄をうたった第1項については、
「改正の必要がない」80%
「改正の必要がある」14%
●戦力不保持をうたった第2項は、
「改正の必要がない」54%
「改正の必要がある」38%
●「集団的自衛権」に関しては、
「これまで通り、使えなくてよい」50%
「憲法を改正して、使えるようにする」21%
「憲法の解釈を変更して、使えるようにする」21%
●施行60年を迎える憲法のこれまでの役割を
「評価している」は、「大いに」「多少は」を合わせて85%
「評価していない」は計10%

(2007年4月5日19時28分 読売新聞)

389:名無しさん@3周年
11/05/08 02:31:11.42 hA9KFxQ1
>自由人に奴隷契約させて奴隷にするようなもので契約自体無効
なかなかの名文。
だから、今の憲法が押し付けだの、占領憲法だから無効とか言ってるネウヨの主張の延長には、
「だから、明治憲法がいまでも有効」と言うのがある。
しかし、主権者である国民が何で「臣民」に好き好んで身を落とさなくちゃならんのか、
それこそ、いわば解放宣言である今の憲法(アメ様に、与えてもらった、という点は弱いが)を棄てて、
「国造りの神の子孫」とやらが臣民に君臨すると言う宣言の「明治憲法」を頂かなくちゃいけないのか、
全くバカバカしい。
大体が、記紀神話を見ても分かるが「国造りの神」の一家とやらが高天原に降臨した、
と言うのは明らかに「どっかの外国から日本へ」
侵略しにやってきた、と見るのが普通。
天皇が朝鮮に縁を感じる、と言ったのはそれを踏まえての当たり前の発言。
それを、有り難がってる連中の気がしれない。

390:思想独立論者
11/05/08 02:35:00.58 tLSZpUUe
皆さん>>389はスル-でお願いします
おバカの相手をなさらぬように



391:名無しさん@3周年
11/05/08 03:27:30.58 hA9KFxQ1
■天皇制ファシズム
イタリアやドイツでは、ファシスト政党が大衆運動の圧力を利用して支配体制の外から政権を奪取することに成功し、
ファシズム国家を実現した。これに対し日本では、ファシズム推進勢力が軍部を中心とした天皇制官僚機構の内部から形成され、
彼らが民間右翼・ファシストの急進的行動を利用しつつ明治憲法体制の枠内で国家形態を立憲君主制からファシズムへと
移行させた。
分立割拠の国家諸機関とその天皇による統合、内務省管轄下の警察機構によるテロの制度化と地方行政機構に指導された町内会・
部落会、日本主義国体論を中核とする思想の画一化と国防国家・大東亜共栄圏思想、
というように天皇制の支配原理がファッショ的に再編成されたものであった。この特質をとらえて、
十五年戦争期の日本の国家形態を単なるファシズム、軍国主義、戦時体制でなく天皇制ファシズムとよぶ。
1970年代になって、近代天皇制が専制的性格の強いブルジョア立憲君主制を国家形態にもつ
ブルジョア国家であるという有力な説が登場して、天皇制ファシズムという表現は、絶対主義本質論を含意しない
ファシズム支配体制の特質、立憲君主制の内部からのファシズムへの再編成として理解されるようになった。
またはこのような意味で「日本ファシズム」という表現が多く使用されている。
 日本のファシズムが天皇制ファシズムとなった契機は、天皇制軍部が国家総力戦体制を構築する過程のなかにみることができる。
1920年代に政党政治と協調して戦争準備を進めてきた軍部は、昭和恐慌下に満州(中国東北)支配の危機と政党内閣の軍縮政策に
直面して政党政治打破を目ざすファシズム推進勢力へと転化し、満州侵略と国際連盟からの脱退を強行し、
軍部主導の国防国家を建設していこうとした。しかし軍部はその政治力の不足から、結局、議会を含む国家機関や
政治的諸支配層の統合を天皇・宮廷貴族に委任し、民衆支配と統制経済の実施を官僚機構に依拠することによってしか
国防国家を築くことができなかった。そのため、法・政治体制の面では国家総動員法と大政翼賛会の成立によって
国民の政治的権利と議会政治を否定しファシズム体制へ移行した。
→天皇制 →ファシズム
〈功刀俊洋・福島大学行政学類長・教授・日本政治学史専攻)

392:名無しさん@3周年
11/05/08 03:29:49.91 hA9KFxQ1
国民主権とは、言い換えれば一人一人の国民以外の「誰か」に特別扱いは認めない、ということでもある。
そしてそれは、「われ思う、故にわれあり」と言うことから正当化される。
つまり、神が主権者である!、と唱えてる者も所詮人間であって、人間ごときが神の存在を認知、認識した、
自分は神を主人と奉っている、などと主張すること自体が欺瞞である。
つまり、神が居るか居ないかの論争以前に、特定の人間だけが神の存在を認識できる、
などと説く既存宗教はすべてインチキ、詐欺なのだ。
まして、生きている人間(天皇)が「現人神」であり、「自然」そのものだ、などとは、笑止千万。

しかも、自然が人間の上位とか下位とか説くのは神道ですらない。
古来の神道は、自然、人間、物質ですら渾然一体、区別せず融合的に捉え、
その統合が現在の世界である、とするもの。
天皇崇拝と言う、一神教的価値観は維新時に、西欧列強のキリスト教による思想侵略に対抗するために、
急造で維新政府がでっち上げたインチキ神道(国家神道)。

393:名無しさん@3周年
11/05/08 07:47:23.04 f/x0b6Cz

社会契約説における哲学的なフレームワークは、経験論であってデカルトが示した合理論じゃないです。
自分が生きたキリスト教的社会を通じた認識を帰納的にフィードバックして、哲学的に考察を深めた結果として、
国民主権といった考え方が生まれました。

>人間ごときが神の存在を認知、認識した、

ちなみにデカルトは神の存在証明をしたことでも有名です。
「われ思う、故にわれあり」という存在を作り出しのは、誰かといった問いかけから、
懐疑主義的な究極的な終着点である、他の存在条件を必要としないような、
神の存在を論理的に証明してしまったと主張するようになりました。
しかし、こうした観念の裏の仕組みにデカルトが神を見つけたのとは対象的に、ロックやカントやフーコー等は、
現実に横たわる社会的な機能や組織といった物を認識するようになりました。

394:名無しさん@3周年
11/05/08 08:00:07.52 f/x0b6Cz
>一人一人の国民以外の「誰か」に特別扱いは認めない、

またロックにおける考えは、参政権のような後国家的な権利に属するようなものは、
国家に貢献した人間における当然の報いであるといった論理から導きだされたものです。
これは当時におけるピューリタン系の教会で、教会に貢献した物に対し、
教会を運営する際に、意見を言えるような社会的状況から、帰納的に引きだれた結果だとも言われてます。
こうした集団に対する貢献度合いに応じて権利が付与されるといった考えは、コミュタリアンの考えにも見られ、
コミュタリアンが真の共和主義を復権を目指すような口調であるのは、その為だったりします。



395:( ○´ー` ○)はカワイイ ◆2.r4M.pJ.RBR
11/05/08 08:31:41.30 yPogunFw
> ID: hA9KFxQ1
中々楽しめた。国家神道についての引用や理解については特に反論はない。
今日の天皇が象徴に留まる理由は正に国家神道否定から始まっており、
多くの日本国民が天皇に対して無関心である理由もそこにあると言って良いだろう。
天皇信者の多くは天皇の復権を夢見ているが、最早見果てぬ夢でしかない。
今後、戦前のよ~に天皇が君臨する国になることはないだろう。


396:名無しさん@3周年
11/05/08 08:48:27.27 f/x0b6Cz

あんだけ、天皇制護持派からは天皇はキリスト教的な神ではないとするような主張がなされてきたのに、
また、そのような藁人形を作って廃止運動ですか。

ほんと、エンドレスだね。

397:名無しさん@3周年
11/05/08 08:50:59.13 IXMuOCPQ
皆さん>>390はスル-でお願いします
おバカの相手をなさらぬように

398:名無しさん@3周年
11/05/08 09:00:25.33 SOrnJc+Q
>>392
ニュース速報+などに見られる、
天皇に対する過大な賛美と、
少しでの疑問を持つものに対する、
某外国人と決め付ける表現を見ても、
天皇制には、問題があると考えるほうが自然であろう。

399:( ○´ー` ○)はカワイイ ◆2.r4M.pJ.RBR
11/05/08 09:00:53.62 yPogunFw
>>392
> 天皇崇拝と言う、一神教的価値観は維新時に、西欧列強のキリスト教による思想侵略に対抗するために、
> 急造で維新政府がでっち上げたインチキ神道(国家神道)。
より正確に表現するならば、神とゆ~概念にヒエラルキーを採り入れて、その頂点に天皇を置いたのが
国家神道の神髄であろう。ある意味では一神教と言っても間違いではないが、問題なのは官制の政策として
それを行い、天皇の絶対性を作り上げたとゆ~こと。こうした構造から、キリスト教も仏教も、或いは
戦時中に占領した外地の宗教も天皇(国家神道)の下位に置くことで信仰そのものを否定せず、
天皇の絶対性を担保させたワケだ。


400:名無しさん@3周年
11/05/08 09:12:56.25 WUqgjtiW
そういう洗脳に染まっている連中は廃止派同様にマイノリティってところがなやましいところだ

401:名無しさん@3周年
11/05/08 09:16:30.02 SOrnJc+Q
>>399
皮肉なことに、
そういう天皇絶対性に逆らっていたのが、
プロテスタントの新渡戸稲造門下で、
神道とも何らかの関連があったらしい、
牧口常三郎とかのいわゆる層化さんの初代の人だったとか、
プロテスタントの一部の人たちとかだったんだよね?
後は、戦前の日本共産党か?

402:名無しさん@3周年
11/05/08 09:18:34.27 f/x0b6Cz

>>398

だったら、そのよう人に向かって、ちゃんとその根拠のもとになる引用を含めた上で、
ニュース速報で反論したらどうでしょうか?
どのような人か知りませんが、ステレオタイプ的な人間の特徴でもって、
十把一絡げにして裁断するようなやり方は、あたながた嫌うような差別主義的な考えの温床でしかないです。

403:名無しさん@3周年
11/05/08 09:23:54.11 2reDu0AI
せっかくいい話が続いても白羽やバカワイイの旧式左翼が出ると
議論の質が落ちるな。

それと、
思想独立論者(他スレでは、回帰、ダークカイキ)
このスレでは、不要な存在だ。
どっかよそでつぶやいてくれ。

404:( ○´ー` ○)はカワイイ ◆2.r4M.pJ.RBR
11/05/08 09:31:20.17 yPogunFw
>>401
カソリックはバチカンが枢軸国支持だったからな。プロテスタントの場合、その縛りがなかった。
戦前から戦中に掛けて雨後の竹の子のよ~に出てきた新宗教はモグラ叩きにあったんだよな。


>>403
>せっかくいい話が続いても
翻訳しておこう。

何だよ。せっかく天皇万歳で気持ちよく自慰行為に励んでたのに冷や水あべせやがって。
おれ達の自慰行為の邪魔するなよ。

スレタイも分からないバカ。
って、ここはオマイらの公開オナニーを見せつける場じゃねえしw



405:天皇は日本国民の宗家
11/05/08 09:31:47.64 yIgokrXs
>>388
ソ連崩壊して、東西が対峙して睨み合う冷戦が終息してからは、おんぶにだっこの
日米安保に頼ることは許されなくなった。

今後の日本衰退を止めるには、憲法9条改正してアメリカ依存安保から双務日米安保
へと普通の国家になる事が日本の衰退を止める道だ。

406:天皇は日本国民の宗家
11/05/08 09:50:54.19 yIgokrXs
仙石由人と海江田万里がテレビでパホーマンスばかりやっているが、
原発止めて、電力不足では日本の製造業は日本脱出しか生き残る道が亡くなる。

仙石、海江田、管直人は、本気で日本をスッカラカンの頭脳空き缶内閣を
日本産業にも適用するつもりのようだ。

そもそも海江田は、部下のやる気をそり落とし、福島原発を体を張って守るべき
原子力保安員を、こともあろうか?真っ先に原発から逃亡させて大事故の原因を
作ったのが海江田大臣なのだ。

そして福島原発水素爆発防止に、放射能を含む水素ガスを大気圏へ放出する
命令を東電を出すように要請されたとき、これを妨害するために総理を福島に送り
付け、総理が原発視察に行くから、水素放出命令は出せない。
東電の判断で処理するようにと言って、原発を爆発させたのだ。


407:名無しさん@3周年
11/05/08 10:00:46.43 WUqgjtiW
おれ達の自慰行為の邪魔するなよ byカワイイ
けだし名言

408:( ○´ー` ○)はカワイイ ◆2.r4M.pJ.RBR
11/05/08 10:11:12.32 yPogunFw
>>407
オレは翻訳しただけだしw


409:思想独立論者
11/05/08 13:15:46.56 tLSZpUUe
>>395
>天皇信者の多くは天皇の復権を夢見ているが、最早見果てぬ夢でしかない。
>今後、戦前のよ~に天皇が君臨する国になることはないだろう。


さあどうかな。
ただ、あの戦争に敗戦した事で日本人は
もしかしたら天皇を表に出し続ける必要が
なくなったので、そういう意味で天皇が例え
象徴から君主に戻ったとしても戦前のような
天皇になる事はないだろうな。

410:思想独立論者
11/05/08 13:19:30.52 tLSZpUUe
>>399
>より正確に表現するならば、神とゆ~概念にヒエラルキーを採り入れて、その頂点に天皇を置いたのが
>国家神道の神髄であろう。ある意味では一神教と言っても間違いではないが、問題なのは官制の政策として
>それを行い、天皇の絶対性を作り上げたとゆ~こと。


というよりもあれは西洋的天子制、立憲君主制的中国皇帝制度なんだよ。
>こうした構造から、キリスト教も仏教も、或いは戦時中に占領した外地の宗教も天皇(国家神道)
>の下位に置くことで信仰そのものを否定せず、天皇の絶対性を担保させたワケだ。


これも中国の皇帝制度の機能的な特徴だといえる。

411:思想独立論者
11/05/08 13:26:17.48 tLSZpUUe
>>404
>何だよ。せっかく天皇万歳で気持ちよく自慰行為に励んでたのに冷や水あべせやがって。
>おれ達の自慰行為の邪魔するなよ

ほんとだよな、せっかくの天皇万歳がこれじゃ台無。




412:( ○´ー` ○)はカワイイ ◆2.r4M.pJ.RBR
11/05/08 14:00:37.90 yPogunFw
>>410
> これも中国の皇帝制度の機能的な特徴だといえる。
中国皇帝とゆ~より、儒教的な君子と西欧的君主、国学上の天子のハイブリッド。
これだけ欲張りゃ失敗するさw


413:籠手 ◆b04kEEWrtxny
11/05/08 14:31:45.69 miq2iJX7
国家神道が用いられたのは大政奉還によって政体の大きな変更を余儀なくされた事と、
列強の支配から逃れる為に日本が国家として纏め上げる方策が必要だった事、
更に明治維新は純粋な意味に於いての市民革命と言うより、
体制側に属しながら不満を持つ者達のクーデターとしての意味合いが強かった事、
これらの要素が絡み合って、日本を統治する為の手段の1つとして編み出されたと考える

列強の脅威は逼迫した問題であり一刻の猶予も無いと考えられていた当時の状況では、
悠長に国家元首を選別したり、体制や方針をじっくりと吟味する余裕は無かっただろう

同時に大政奉還とは意味通り、天皇から授かっていた大政委任を返上する事なので、
大義名分としては維新後の日本の統治者として天皇以外に適任者が居ない事も事実だ
故に将軍が統治する武家政治の世から、天皇が統治する世として日本を纏める為には
天皇の権威を誇示する必要があったと考える

その為の方策の1つが国家神道と言われるものだ
国家神道の成立の背景を見れば官制として作られた事は特に不思議な事では無い
従って、官制の政策として行った事が問題と言うのは間違いではないが、結果論と言える
確かに、必要以上に天皇を神聖視するように国家が教育したり、
暴走した軍部が天皇の威光に便乗し大本営発表によるでっち上げが横行したりと、
国家神道の影響が無視できない問題点は多々ある

だが、それでも国家神道は明治維新直後の日本には有効な手段だったと考える
結果として明治以降の運用を大きく間違えたと考える

414:名無しさん@3周年
11/05/08 17:47:37.74 VoCnMG7E
長文失礼します。

国を守るって事は大切な事。
国を守る事は別に領土や国民の命を守る事だけでは無い。
それなら夜警国家でいい、文化とか伝統とか、その国によって守りたい物、維持したい物は
それぞれ違う。その為には、国によっては非合理なもの、封建的な物を内包する事を許容す
る社会を建設せざるを得ない。

天皇制は、日本文化、日本人のアイデンティティーを形成した重要な柱。天皇制が不要になっ
たり、形骸化していくという事は、日本人のメンタリティが大きく変わったという事になる。

問題なのは本当に日本国民がそれを望んでいるかという事。日本国民は自発的では無く半ば強制
的にメンタリティを変わらざる得なかったのでは無いかと、そう考えている。それが極端な個人
主義だ。

元来、日本人は個よりも共同体を大切にする性格だと思う。村社会、地域社会で共同体を形成して
きた。戦後、工業化が進むと、会社がその代わりになった。
だから日本には家族的経営の会社が多かった。大企業でさえそうなのだから、中小企業は特にその
傾向が強かった。日本人は単純なエコノミックアニマルだったわけでは無い。拝金主義でももちろ
ん無い。

今は、それも壊れてしまっている。日本人にとって頼るべき共同体が無くなった。その結果が個人
主義だ。個人主義と言われているアメリカの方が地域社会を大切にしていたりする。大都市は知ら
ないが、小さな町の市長や市議会議員なんてボランティア以外の何物でも無い、僕が住んでだ所の
市長の給与は当時、20万を切ってたと思う。
市議会議員がそれを上回る事は無かろう。学校は芝生の緑で覆われ、芝刈りを地域の人達が行って
いる、僕は最初用務員が多いなと思っていた。ホームステイ先の人が手伝ったので初めて解った。
教会の掃除とか修理とか皆ボランティか寄付による。僕がいた頃資金集めのコンサートがあった。

415:名無しさん@3周年
11/05/08 17:48:42.51 VoCnMG7E
つづき

戦前を全て肯定するのもおかしいが、全部否定するのも建設的な考えだとは思えない。要は日本国
民が幸せかどうかだ。それは経済的な部分や長寿にな事では無くて、希望とか明るさとかの精神的
な部分だ。僕は戦前より今の方が日本人は暗いし、将来が見えなくて不安感が大きいと思う。夢が
無く向かうべき方向を見失っているからだ。そして同じ日本人なのに互いを同胞だと言う意識が薄
れている。
それは政府が余りに無能だからだ。単に数字だけを見て社会やそこに所属している日本人を見てい
ない。それは経理や会計のする事で政治が行う事では無い。

その象徴が今の自民党だと思う。アメリカと日本では状況が違うにも関わらず、アメリカの真似ばか
りしている。自分の脳で考えているとは思えない。世襲議員ばかり増えとても知性があるとは思えな
い。
国民もバカではない、知性の無い右よりは知性のある左を選ぶ。その方がマシだからだ。創価学会等
に頼らず、もっと早くに政権の座からすべり落ちてくれていた方がまだ国のためになったと思う。
民主党も変な組合系(日教組、電力労連など)や旧社会党系の人は世のため、人のためになると思えな
いので追放して欲しいが、それでも今の自民党より民主党の方が知性があるのは確かだ。政治は知性が
支配しなくてはいけない、そうしないと徳のある政治なんてできない。それはどんな時代でも、どんな
国でも皆一緒だ。

416:名無しさん@3周年
11/05/08 17:49:40.34 VoCnMG7E
づき

昔の自民党はちゃんとしていた。冷戦時代に能天気な事を言っていた社会党とは大違いだ。それでいて、
社会党の政策で良いもの国民の為になる政策は受け入れ、実行する度量もあった。アメリカの影響下に
ありながらもアメリカのような国を目指したりしなかった。それが世界でもっとも成功した社会主義国
と言われた日本だった。もちろん全てが正しいわけでは無い、行き過ぎた部分もあった。公害病も起き
た。それでも概ね成功だと思う。経済的に豊かになったし、科学技術の分野でも進歩したし、産業の転
換にも成功した。繊維、鉄鋼・造船、電機・自動車と次代の産業を育てていた。
ところが、ここ最近は違う、次の産業が全く見えてこない。それなのに経済成長と言う。今ある産業を
サンプリングして、モデリングするのは経済学者の仕事であって政治家の仕事ではない。せいぜい評価
できるのはリージョナル・ジェットぐらいで、それは政治と言うより、経産省の官僚が細々と予算を確
保したに過ぎない。

話を戻そう、天皇制は共同体の中から生まれた、それが氏。だから氏神様がいたりする。日本に形成さ
れた共同体において神社は重要な役割を持っていた。神社の存在が共同体の力を強くしたと言っていい。
その共同体の頂点に天皇がいたのだ。天皇は役割が重要と言うより存在の方が重要で、共同体における
日本人のアイデンティー、そして共同体の集合体としての日本と言う国の成り立ちにおいて重要なのだ。
だから、大和朝廷は征服した場所に一生懸命神社を建設して統治をした。


417:名無しさん@3周年
11/05/08 17:50:20.90 VoCnMG7E
つづき

大化の改新は日本史上に残る非常に大きな出来事。明治維新と戦後が一度にやってきたぐらいに匹敵す
る。
それは現状の日本の否定であり、進んだ大陸文化(中国)の導入であり、政治の抜本改革だからだ。
そのまま導入すれば、天皇制の否定に繋がる。天皇は世襲だが、中国は天命で統治者が決まる弱肉強食
の世界。神社や天皇制を維持する事に相当苦労したと思われる。それまで内紛が絶えなかった日本を平
和で強固な体制にしようとしたのだ。進んだ外国文化を導入しても、それで内乱が起きたり、日本の歴
史や伝統が根本から破壊されないように近代化を進めた。僕は、明治政府よりも当時の日本人の方が知
恵があったように感じる。もちろん単純に比較するのは間違いだとは思うけど、巧妙差では上な気がす
る。精神的な損失感や社会の変化についていけない人を極力減らし、制度面の変更を思い切って断行し
た。つまり損したり、努力したりしなければいけないのは貴族側つまり権力者側になっていたから。中
国語(漢文)が読めないと宮廷でも出世などできない、そのぐらい厳しい、そうでなければ日本書紀な
んて生まれるわけが無い。相当、当時の中国の文献や公文書を理解していないと書けないレベルの文章
なのだ。

形だけ残すのなら別だが、本質的に天皇制を維持するためには、日本にまた別の形でも良いので共同体
を再構築しなければいけない。それがないと日本人の社会意識、日本人の共同体で生まれる帰属意識に
元づくアイデンティーは形成されないし、共同体の集合体としての日本国民としてのアイデンティー、
つまり日本人が日本人として自己確認、同胞意識を持つ事は不可能だ。共同体が壊れた今、このままで
は天皇制は形骸化し衰退する事は必須であり、それは日本人として意識の崩壊に他なら無い。なぜなら
天皇が日本人を支えていたわけではなく、日本人が天皇をささえてきたから天皇制は維持されてきたの
だ。時の権力者も天皇が怖くて排除できなかったわけでは無く、日本国民が怖かっただけなのだ。それ
は明治維新でも全く同じだ。

418:名無しさん@3周年
11/05/08 17:50:53.57 VoCnMG7E
最後

日本人は変な形でアメリカ型自由主義を受け入れ過ぎたのだ。状況も歴史も何もかもが違うのにも関わら
ずに。アメリカ人は個人主義かもしれないが、道徳的規範や社会的規範は持っているし、キリスト教文化
がそれを支えている。何も無秩序なわけでは無い。アメリカはあらゆる封建制度を破壊してきたが、それ
は建国の歴史がそうであり、新しい国だから当然なのだ。ある意味ヨーロッパを否定しないと自国の存在
理由を失う。
アメリカは伝統を大切にしていないかと言うとそれは全く違う。歴史が新しい為異常な程、歴史的価値を
重要視し、権威を持たせている。アメリカ人は馬鹿では無いから、歴史的価値を後世に残す事の大切さを
認識している。

日本人は勘違いしていると思う。どこの国だってそれなりの歴史や伝統はあるもので、保守主義じゃなく
ても守りたいもの、大切にしなければならない物はあるはずで、それは非合理な物だったり、封建的な物
だったり、ある意味国の暗黒史の面があったりする。それを社会全体で許容する寛容さが必要だし、国民
にそれを受け入れる社会性が必要となる。文化や伝統の保護は大変な事で、全て国に任せるでは無理なの
だ。制度よりもメンタリティの方が大切だし、第一全てを国にゆだねていたら税金がかかりすぎる。

天皇制を維持するのであれば、日本に共同体を再構築し、社会性を取り戻し、神社を中心にコミュニティ
を再形成し、日本人のアイデンティーを取り戻した上で、日本神話などの物語を知的資産として日本人全
体で共有し、日本人として天皇の存在を再認識するように持っていくしかない。
そうしなければ、天皇制は形だけの存在にしか過ぎず、古来より日本人が支えてきた天皇ではなく、日本
人のアイデンティーを形成してきた天皇では最早ないのだ。

419:名無しさん@3周年
11/05/08 18:58:31.70 SOrnJc+Q
>>402
差別主義にならないようにしながら、
天皇制を論じる必要がありますね?

420:名無しさん@3周年
11/05/08 19:18:50.33 f/x0b6Cz
>>414->>418

平泉の皇国史観も同じで、日本をもって一つの独立した歴史的世界を構築し、そこに日本人や国としての理念を作り上げ、
今の現実から離れたところから、理念の立場から現実を批判し、理念に引き寄せようとした。
それは明治維新以後、新しい国民国家として生活の場に、政治は浸透する場が増えることによって、
様々な考えが表に出るようになり、それを絡め取る為の必要性に迫られたものでもあった。
個人主義の視点から、その必要性を説くを当り、それはまるで一緒だ。

まず前提として言いたいのは、現在の日本の共同体が壊れた社会かと言えば、世界の中で言えば、
決してそのような側に居るとはいえないことは、東北大地震における状況を見ればわかると思う。
確かに戦前と比べれば、共同体的なものは失われたと言えるかもしれないが、
それの良し悪しについては、最終的には個人の判断でしかない。
しかし、そのような社会に位置づけられてる自分に対するアイデンティティに対する大切を思いを通じて、
社会の一部を為している天皇制を支持していることにつながってるという現実がある。
つまり、現在における日本の現実そのものが、高い天皇制への支持率につながってる背景だと言えるだろう。

こうした現実に対し、上記にも書いたように皇国史観のようなやり方でもって、現実をある特定の理念に引き寄せることが、
本当の天皇制に維持貢献できるのだろうか?
現在の日本は、国内社会と同様に国際社会に生きる人間でもある。
そうした社会の現実を知る人間からは、上記のような理念に対しての現実との整合性に晒される機会が、
現在以上に増えることになり、疑いの眼差しも増えることにはならないだろうか?

戦後、60年経過した状況であっても、天皇制が80%以上の高い支持率が得られてる中で、
あえてそのようなギャンブルの必要性は、俺はまったく感じない。

天皇制を大切にしたのなら、現在の日本を大切にすることが、むしろ現実的だと言えるだろう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



421:名無しさん@3周年
11/05/08 19:46:50.86 f/x0b6Cz

そういえば今日、電車に乗って座っていたら、俺の隣で内容までは定かではないが、
如何にも難しそうな本を、難しそうな顔して、俺より若い人間が読んでいた。
何にそんなに真剣に読んでいるだろう?と思っていると、そいつの前に白髪の年寄りが立ったのだが、
他に席がないのに、いつまでだっても、そいつは席を譲るとしない。
そうした状況を察して、俺は席を譲り、ちょっと離れた場所に移動した。
ちょっと離れたその場所で立ちながら、俺はいろいろと考えた。

難しい知識なんて知ったところで、老人に席を譲ることも出来ないだったら意味ないだろう!!!とね。

難しい観念や知識を知ったところで、現実における人間に対する理解や行動が伴わない所では、
本当にまったく意味がない。

震災以後、一度も東北に行ったことが無い俺も、ちょいとそれが足りないように思えてならない母の日でした。


422:名無しさん@3周年
11/05/08 21:49:48.02 VoCnMG7E
>>420
 僕は皇国史観については必要性は全く無いと思っています。逆に邪魔な存在
だと思っています。国家神道も同様で、この二つが戦後、戦前に対するアレル
ギーの元凶とも言えます。
 個人主義についてですが震災の場合は、田舎のお年寄りですよね。お年寄り
にはまだ残っていると思います。問題は中年以下です。彼等は共同体に所属し
た経験が無いと思っています。企業が変わってしまいましたから。
 別に公共心が無いわけでも、社会に貢献する意思が無いわけでも無く、単に
場所が無いだけです。
 日本の場合、共同体はほぼ壊滅したと思います。社会が薄くなっていますから
、企業をリストラされたら、何処にも所属しておらず、次の会社にいけなかった
ら、いきなり社会からドロップアウトになってしまうと思います。だから、昔の
会社は終身雇用だったのです。それがいいかどうかは別です。共同体が会社の場
合、終身雇用じゃないと社会が困るだけです。
 天皇に対する支持率ですが、だから大丈夫と言うのは少し甘い見通しだと思い
ます。天皇を支持するのと、自分達が天皇制を支えていると意識しているかは別
問題です。
 グローバル化の話が出ましたが、だからこそ何です。東洋の島国のアメリカで
は誰も相手してくれませんし、アメリカにとっても逆に価値が低下するでしょう。
 日本は他の国とは違う、日本と友好国で良かったと思われなくては日本の世界的
な地位も存在価値も低下していきます。このままでは経済力の低下と共に、存在感
も低下すると思っています。文化を発信しなければ、世界の中で日本人は尊敬なん
てされないと思います。

423:名無しさん@3周年
11/05/08 21:59:23.92 UFJkhdKc
>天皇を支持するのと、自分達が天皇制を支えていると意識しているかは別
問題です。

そのとおりなんだけどね、現在の象徴天皇を置く議院内閣制民主主義よりも国と国民のために
より良い制度を主張できる勢力がいないんだよ。現状で問題もないので国民の大多数は政治制度への
関心は薄い。現状に問題が無いことの裏返しだ

424:名無しさん@3周年
11/05/08 22:06:09.63 +XALQHz+
今昔物語 (Tales of present and past)
URLリンク(youtu.be)

425:名無しさん@3周年
11/05/08 22:21:20.41 VoCnMG7E
>現状で問題もないので国民の大多数は政治制度への
>関心は薄い。現状に問題が無いことの裏返しだ
 それは、その通りです。戦前の問題は、政治制度上天皇の存在が必要
だったわけです。逆に言いますと、江戸時代は政治制度上は天皇の存在
はそれ程必要無かったと言えます。今とそれ程変わりません。
 もし、形骸化した形だけでは無い天皇制を維持したいのであれば、政
治制度とは別の形で、国民が天皇を支えていると言う意識と実感が必要
になります。それには神社を中心とした共同体の再構築が一番適してい
ると、自分は思っています。


426:名無しさん@3周年
11/05/08 22:27:57.30 UFJkhdKc
>国民が天皇を支えていると言う意識と実感が必要 になります

だからそんなものはないんだって。政治制度としてそこにあるもの。それは
日本の国柄を良く表しており国民生活の邪魔にもなっていないから容認されている。
そんだけのこと

427:思想独立論者
11/05/08 22:38:01.10 tLSZpUUe
>>418
>そうしなければ、天皇制は形だけの存在にしか過ぎず、古来より日本人が支えてきた天皇ではなく、日本
>人のアイデンティーを形成してきた天皇では最早ないのだ。

う~ん・・
なんでそうなるかなあ・・・
アイデンティティ形成には天皇は不可欠だよ。
大統領制にして真の建国といって新しい日本国の統合的な
意識作りを確実に作れるならいいけど、そんな危ない橋は渡れないよね。

>>422
> 僕は皇国史観については必要性は全く無いと思っています。
> グローバル化の話が出ましたが、だからこそ何です。東洋の島国のアメリカで
>は誰も相手してくれませんし、アメリカにとっても逆に価値が低下するでしょう。
> 日本は他の国とは違う、日本と友好国で良かったと思われなくては日本の世界的
>な地位も存在価値も低下していきます。このままでは経済力の低下と共に、存在感
>も低下すると思っています。文化を発信しなければ、世界の中で日本人は尊敬なん
>てされないと思います。

その通り、だからこそ君主制という統治体制を見直して真の天皇制と
真の皇国史観を見出さなければならんだろう。
今の天皇制と今の皇国史観を変えてさ。
皇国史観って言うと思想的な物に限定されがちだけど、本来は
王朝史とか王国史観とかそういうことだと思うんだよ。
国学を新たに、今度こそ科学的な視点で追求して編成すれば良い。


428:思想独立論者
11/05/08 22:40:11.58 tLSZpUUe
>>426
>だからそんなものはないんだって。政治制度としてそこにあるもの。それは
>日本の国柄を良く表しており国民生活の邪魔にもなっていないから容認されている。
>そんだけのこと

それは「現時点」での日本でしょう。
これから日本はこれからいくらでも変わりますよ?
今のような状況は今後も続く分けない、

429:名無しさん@3周年
11/05/08 22:48:06.91 hA9KFxQ1
>天皇は自然の神に祈る国民の代表、それに最もふさわしい人物
ふさわしい、と誰が決めた? 
しかも、祈るのは勝手だが、その祈ってる人物をさらに国民全体が奉らなくちゃいかんのか?
それは、単に「シャーマン(祈祷師)崇拝」であって、個人崇拝だろう。
国民個々が自然を敬えば、済むではないか。
現に、他地域文化よりも日本人は自然と人間を渾然一体、と考え、地球や自然に対して対立するものではなく、
人間もその一部分である、との意識も高い(と、思う)。

430:名無しさん@3周年
11/05/08 22:50:02.22 hA9KFxQ1
天皇を客体化してるけど、
そもそも天皇が封建君主だったんだから当たり前じゃね?
変な目、って宗教やってる人間言われたくねー、ってのはあるね。
神道だか何だか知らないけど、宗教やってる人間がどういう目で見られてるか考えたことないだろ?
もっとも、考えてたらやってられないだろうけど。
いつ、毒ガス撒かれるか、集会でリンチされるか、寄付を強要されるんじゃないか、
集会に拉致られるんじゃないか、とか恐怖の対象だ。
おまけに、天皇は憲法にも束縛されない=好き勝手やらせて貰うぜ!、なんて主張してたらそりゃもう、
犯罪宣言だろ。
憲法は天皇に対して憲法尊重擁護義務(99条)を課してるんだが、
それを無視するぜ、ってことだもんな。

431:名無しさん@3周年
11/05/08 22:51:27.69 hA9KFxQ1
ワイマール体制の欠陥を濫用して、独裁制に持ち込んだのがナチスであって、
ナチスが民主制そのもの、なんてどこのバカが言ってるんだ? 
ナチスは、民主制の濫用者、破壊者、ではないと思ってるのか?
それにしても大して知識もない海外より、国内の神権天皇制が、
天皇制ファシズムへと容易に変貌していった過程を勉強したらどうか?
元々、一神教的な神権天皇制と、軍部ファシズム、帝国主義、国粋主義、国家神道などが、
協働して特に天皇制ファシズムと言われる、
ナチズムに比肩されるファナティックでヒステリックな社会体制を創出した。

432:名無しさん@3周年
11/05/08 22:53:58.52 hA9KFxQ1
天皇教徒は頭では分かってないが、肌で、宗教的勘で分かってるんだよ。
天皇制=ファシズム的、ってね。 
図らずも、自由主義をうたってる日本でも、いまだに天皇は統合の象徴、とされてる。
ここでは、自由主義と言う以上、何で統合されなくちゃならんのか、ナニに統合されるのか、
象徴なんて無くても実体はあるんだから関係ないのでは、という問題意識が当然出てくるわけだ。
それを無視して、「統合の象徴」と自称してるわけだから、これはもう全体主義の痕跡器官である、
と言う世襲天皇制の本質を、体現してるモノ、と言ってよいだろう。

433:名無しさん@3周年
11/05/08 22:59:23.26 hA9KFxQ1
>象徴天皇制を継続することは、制度で身分差別を肯定することなどではない。
法哲学では、君主、国王の世襲制度は「領土、領民、国家、公的団体を家産(私有財産)とみなして、
特定の一族・一家で相続していく制度」と説明される。
日本の天皇家はこれに当たる。
また、身分制というのは憲法を引くまでもなく、「生まれ、門地」による差別のこと。
これを社会的、公的な制度として取り入れた、平民(良民)を中位として上位を「貴族(華族)制度)」、
下位を「奴隷(賎民)制度」という。 しばしば、多数の良民に、
ごく少数の貴族、少数の奴隷と言う構成になっている。

434:名無しさん@3周年
11/05/08 23:00:03.13 f/x0b6Cz
>>422

>日本の場合、共同体はほぼ壊滅したと思います。

エスポジトに従えば、共同体というのは、他者に向き合う上で自己に欠けてる物を補完するために、
共同体の為に自己を放棄することで結ばれた存在のことである。
また、こうした共同体というのは、社会の中で重層的な多元的な構造をなしてる。
例えば、他人と比べて豊かでありたいとし、会社のために自己を犠牲にして働いたがリストラされた。
だからといって、疎外された自己は日本国民という意識までは捨てないし、
やさしい家族が居るならば、会社から離れる事があっても、父親としての位置付けが無くなる訳でもない。
共同体から疎外された個人というものは、日本の社会に居れば稀だと言えるだろう。

ほぼ壊滅したのは、飽くまでも重層的な厚みだろう。
昔しであれば、失業しても町内会のつながりや、友達関係において深みがあるようなものだったかもしれない。
もちろん、こうした物は個人差だってあると言えるだろうが、
しかし、疎外された個人を生まない為のセーフティネットとして、日本国の国民であるという共同体意識は残されてるといえる。

天皇制は、このようなセーフティネットにおける共同体意識によって、位置づけられることで個人のアイデンティティを生んでいる。
主張を誤解してるのかもしれないけど、会社から疎外されれば、共同体の受け皿が無い、故に疎外された個人を通じて、
天皇制を支持しなくなるという発想をしてるのなら、余りにもストレート過ぎて、ちょっと現実味に欠ける部分があると思う。
事実、日本でバブル崩壊しても、天皇制の支持率って、大きな変動がみられなかったじゃないかなー。


435:名無しさん@3周年
11/05/08 23:03:42.65 MAX8LD26
>>413
>列強の脅威は逼迫した問題であり一刻の猶予も無いと考えられていた当時の状況
これは誇張が過ぎる表現だね
幾つもの民権的な憲法草案ではなく、より専制的な大日本帝国憲法が策定に時間をかけてもいる

欧米が認めるような近代国家の体裁を整えるという目標達成には
明治の為政者側の権力を強化しそれを保持し続ける体制でなければならないという
絶対条件も附帯していたという事だね

436:名無しさん@3周年
11/05/08 23:03:54.83 hA9KFxQ1
特攻隊候補の若者に、上官が志願させたから任意だ、と言うばか者がいる。
では、特攻を断った者はどうなったか。
一番最初の特攻を命じられただけ。
特攻で出撃したものの、中途で故障、撃墜されたものはどうなったか。
米軍の捕虜以外、負傷したものは特攻崩れ専用の傷病営倉行き。
負傷してないものは、一番で再出撃。
兵役猶予になっていた大学学部生だが文系に関しては猶予解除になり、学徒出陣。
しかし、東大法学部など一部学生は、主計、通信などで国内の安全な任地へ。
実質、疎開だった。
また、既に開戦の時点で理系学生は兵役は猶予ではなく、免除、と言う情報を知っていた「一部の階層」の子弟は、
先を争って旧帝国大学、早慶理系学部へ進学した。

437:名無しさん@3周年
11/05/08 23:03:57.85 MAX8LD26
>>414-418 >>422
日本の歴史について知識を欠いたまま無理矢理に論を構築してはいないかな
>村社会、地域社会で共同体を形成
江戸時代までの共同体社会を破壊したのは明治政府だからね
地域の共同体の基本でもあった地域の自治とそれによる相互扶助のシステムを瓦解させ
徴兵に応じる引き替えとしての国家による福祉に置き換えていった

>大和朝廷は征服した場所に一生懸命神社を建設
それって土着の神すらも抹殺したという事に他ならないと解っているのかな
仏教と朝廷の密接な関係性について触れもせず、神道ではなく「神社」として論をすすめる点も
歴史の実体から乖離しているよね

>中国語(漢文)が読めないと宮廷でも出世などできない、そのぐらい厳しい
逆だよ、日本は科挙を取り入れなかった、能力主義ではなく、出自や門地を重要視し続けた

>拝金主義でももちろん無い
豊かさが更なる奢侈を求めさせ贅沢を良しとする社会になるのは自明の事だよ
戦前でも拝金主義は当たり前にあり、日中戦争の時期ですら銀座の享楽は相当なものだったからね
>昔の会社は終身雇用
明治においてそれまでの地域共同体が破壊され、官製の軍事協力のための地域組織が作られた
敗戦によりその地域組織も瓦解し、国は軍事と対でしか考えていなかった福祉の方向性を見失った
また、経済界はそれまでの「国家のため」という簡易で強力な労働意識集約のスローガンを失い
会社を疑似家族に見立て、共に豊かになろうという言葉の元に終身雇用を打ち出したが
当時は、退職以後20年も社会と向き合う高齢社会が訪れるなど予想もされていなかった
何もかにもをアメリカの影響という話に結びつけようとしているように思うよ

438:名無しさん@3周年
11/05/08 23:15:43.59 hA9KFxQ1
戦前の華族の次男、三男には東大、京大出身者が多い。
長男は学習院が多い。
なぜかと言うと、戦前の学習院は国立で、華族の子弟専用の特別学校だった。
しかも、大学進学時に、東大、京大の学部定員に余裕があれば、”無試験”で両大学に入学できた。
結果、華族の長男は跡取りとして学習院に進み、華族社会での地歩を固め、
次男以下は東大へ行き、官、財界で身分制をより強固にするべく、ネットワークを張り巡らしていた。

帝国議会の貴族院は、華族選出枠と各界での成功者(財閥家、官僚など)が政府から推薦されてなる勅撰枠があった。
華族枠は華族の中でも上位の公・侯爵は無条件で議員になり、それ以下は互選で議員になった。

この貴族院が、成年男子限定ではあったが民選の衆議院に対する支配者層・既得権擁護の防波堤となっていたことと、
現在の政治状況を比較してみると面白い。

439:名無しさん@3周年
11/05/08 23:27:46.80 c6aXjn88
ID:hA9KFxQ1さん
戦後の天皇制は今の天皇が「おとなしいいい子」だから
なんとか維持できているのだと思います。
もし将来の天皇が自分の立場を濫用して犯罪行為を始めたら
国民だって黙ってはいない。天皇の処刑もありうる。
もしもう一度国家神道が天皇を担いで戦争…みたいなことをやると
戦争に弱い日本は外国に勝てないから天皇制はおしまいでしょう。
宗教団体とその信者は恐怖だという国民の声が強いなら
天皇制だけでなく宗教の自由をも憲法から削除しないといけませんね。

440:白羽 ◆D/w5oCAtaw
11/05/08 23:27:50.52 dpTRPAF7
何しか戦争負けて華族やら伏見宮系11宮家やらといった特権階級が根こそぎ下野させられて、
ほんと良かったな。

441:籠手 ◆b04kEEWrtxny
11/05/08 23:28:46.37 miq2iJX7
>>429
>国民個々が自然を敬えば、済むではないか。
それができるなら自然破壊も、Co2排出問題も、クリーンエネルギーも、
みんな滞りなく解決できていただろうなw
>現に、他地域文化よりも日本人は~との意識も高い(と、思う)。
そういった意識の中にも神道の考えが内包されていると気付かないのか?
神道は原始的自然崇拝を土台にした宗教だぞ
しかも唯一絶対神ではなく、多くの神々が存在する宗教だから他宗教にも寛大だ

>>430
>いつ、毒ガス撒かれるか、集会でリンチされるか、寄付を強要されるんじゃないか、~
この程度の認識では『宗教』という行為を理解しているとは思えないな
先ずは宗教と倫理・哲学が無関係ではない事を少しは勉強した方がいいと思う

>>431-432
天皇制がファシズムなのでは無い
当時のファシズム勢力が天皇制を利用した

>>433
>身分制というのは憲法を引くまでもなく、「生まれ、門地」による差別のこと。
当然ながら現憲法で身分差別は許していない
その憲法が天皇を認めているので天皇の存在は身分差別とはならない
日本国及び日本人に対する『立場』が違うのだ

442:名無しさん@3周年
11/05/08 23:32:10.49 MAX8LD26
>>441
>『立場』が違う
一個の人間を特異な状態に縛っているという事だよね

443:名無しさん@3周年
11/05/08 23:33:44.01 f/x0b6Cz

>先ずは宗教と倫理・哲学が無関係ではない事を少しは勉強した方がいいと思う

そうだ! そうだ! 国家理論だって宗教と無関係なんてあり得ないだぞー。
「現代国家理論の重要概念は、すべて世俗化された神学概念である」 by カールシュミット先生


444:名無しさん@3周年
11/05/08 23:37:50.03 UFJkhdKc
宗教は権力と結びついた時点でクソになる

445:名無しさん@3周年
11/05/08 23:41:35.62 VoCnMG7E
>アイデンティティ形成には天皇は不可欠だよ。
 少し誤解していますね。自分達が天皇を支えている意識が日本人のアイデンティー
を形成しているので、今の日本人(お年寄りは別)のアイデンティーには天皇は希薄
になっていると思っています。それは最早、日本語を話すけど、日本人とはいえない
のかもしれません。

>皇国史観って言うと思想的な物に限定されがちだけど、本来は
>王朝史とか王国史観とかそういうことだと思うんだよ。
>国学を新たに、今度こそ科学的な視点で追求して編成すれば良い。
 僕が求めているのは、まさにそれです。日本神話とか王朝史を共有する事。
それを、日本人全体で共有すれば、21世紀にふさわしい日本文化を発信できるし、
それは、美術、文学、音楽、演劇など様々な分野で現れ来ると思います。

>ほぼ壊滅したのは、飽くまでも重層的な厚みだろう。
>昔しであれば、失業しても町内会のつながりや、友達関係において深みがあるようなものだったかもしれない。
 そうですよ、日本国民と言う実態感の無い、共同体しか無い、だからいきなりドロップアウトするしかないんです。

>天皇制は、このようなセーフティネットにおける共同体意識によって、位置づけられることで個人のアイデンティティを生んでいる。
>主張を誤解してるのかもしれないけど、会社から疎外されれば、共同体の受け皿が無い、故に疎外された個人を通じて、
>天皇制を支持しなくなるという発想をしてるのなら、余りにもストレート過ぎて、ちょっと現実味に欠ける部分があると思う。
>事実、日本でバブル崩壊しても、天皇制の支持率って、大きな変動がみられなかったじゃないかなー。
 少し書き方が下手だったかも知れません。共同体を通して、社会性とか自己のアイデンティーを身に着けていたわけですよ。
でも、今は共同体が失われた為、社会性とか日本人であると言う、自己確認の場を失ったと思うんですよね。
そうなると、天皇はただ存在するだけで、日本人であると言うアイデンティーのために必要な存在ではない。それは、形骸化した
天皇にしか過ぎない、そういう意味です。



446:名無しさん@3周年
11/05/08 23:44:08.41 f/x0b6Cz

>社会性とか日本人であると言う、自己確認の場を失ったと思うんですよね。

義務教育については、ほとんどの国民が同じカリキュラムに従って受けてる以上、
失っていないと思う。

447:名無しさん@3周年
11/05/08 23:44:17.15 MAX8LD26
>>445
>自分達が天皇を支えている意識が日本人のアイデンティーを形成している
>日本人とはいえない
それはもう、信仰としか言えない領域になっていると思うよ


448:名無しさん@3周年
11/05/08 23:48:21.80 MAX8LD26
>>445追記
思想信条の自由がある現代日本において
国民一人一人の多様な価値観を一人の人間が体現できる筈もない
>天皇はただ存在するだけ
のものとして、象徴として憲法に規定されているのだからね


449:名無しさん@3周年
11/05/08 23:52:01.89 f/x0b6Cz
>>446 補足

義務教育や社会経験を通じて、国家における過去の負債、遺産、正当な期待や責務などを引き受け、
自分としての輪郭を作ることによって、アイデティティを形つくり、そこに天皇制というものが溶け込み、
そうした自分が大切だとする認識の上に、天皇制は支えられてるだと思う。


450:思想独立論者
11/05/09 00:05:30.89 AYhDgOyG
>>429
>現に、他地域文化よりも日本人は自然と人間を渾然一体、と考え、地球や自然に対して対立するものではなく、
>人間もその一部分である、との意識も高い(と、思う)。



むしろ天皇を地球人類の超自然的代表者とみれればよいんじゃないか?

>>434
>ほぼ壊滅したのは、飽くまでも重層的な厚みだろう。

ま、いずれにせよもって後40年50年だな。
これから持って劇的に壊れてってニホンは大きく変化していく事は
避けられないと思うから。

451:名無しさん@3周年
11/05/09 00:06:15.17 A//EUJ5T

浦和負けたのかよ。ワロス、ワロス

452:思想独立論者
11/05/09 00:13:02.50 AYhDgOyG
>>445
>それは最早、日本語を話すけど、日本人とはいえないのかもしれません。

少なくとも今の若者はそうです。
自分もまだ若いですが、同年代の人々を見てると彼らは日本語を
話すけれど日本人ではないですね、もうすっかりアメリカ文化系日本人なんです。
グローバリズムってのは実はアメリカ民族主義なんです。

>>449
>義務教育や社会経験を通じて、国家における過去の負債、遺産、正当な期待や責務などを引き受け、
>自分としての輪郭を作ることによって、アイデティティを形つくり、そこに天皇制というものが溶け込み、
>そうした自分が大切だとする認識の上に、天皇制は支えられてるだと思う。


それが今後の日本人が目指すべき正しい保守倫理観でしょうね。

453:名無しさん@3周年
11/05/09 00:16:57.27 A//EUJ5T

昭和の思想 (講談社選書メチエ) [単行本(ソフトカバー)]

この本を読んだが、結構おもしろかった。
難しい内容で書かれてる訳でもなく、3時間もあれば読める内容。
丸山と平泉を同じ軸に置いてるあたり、俺の感性にぴったりくるものがあった。
しかし、なんで日本の哲学者が、自分の哲学や考えを開陳してる内容は、読みやすいのだろう。

西欧人になれば、西洋哲学も読みやすくなるのか?

>>452

たぶん君は、伝統というものは、ある時期におけるスナップショットのようにしか見てないじゃないかなー。
しかも、それが主張する度に、コロコロコミックス。

454:名無しさん@3周年
11/05/09 00:31:53.59 bL6P5xXD
>>446
 義務教育の事では無く、公共性や社会性はあっても、それを実践し確認する
場所(共同体)を失ったと言う意味です。

>義務教育や社会経験を通じて、国家における過去の負債、遺産、正当な期待や責務などを引き受け、
>自分としての輪郭を作ることによって、アイデティティを形つくり、そこに天皇制というものが溶け込み、
>そうした自分が大切だとする認識の上に、天皇制は支えられてるだと思う。
 その考え方は凄く正しいと思いますし、そうあるべきだとも思います。
 問題は社会性に関してで、多くの日本人は税金さえ納めればいいと思い込んでいる感じがします。実際は
地域活動などを労働力を提供すれば、地域財政も好転したりします。そういう部分ですね。労働時間を短く
してそういう活動に充てる。例えば神社の掃除とか、お祭りに協力するとか、そうすれば地域は活性化します。
 そういう場所がね、壊れてしまったと思っています。ただ、今回の震災で義捐金とかボランティアの活動を
見ていると希望はあるなと思っています。

455:名無しさん@3周年
11/05/09 00:38:42.47 A//EUJ5T

>>454

アメリカだと社会活動が、学業の成績に加味されてなかったけ?
例として示した内容程度であれば、私は反対するつもりはありません。



456:思想独立論者
11/05/09 00:46:19.27 AYhDgOyG
>>454
>たぶん君は、伝統というものは、ある時期におけるスナップショットのようにしか見てないじゃないかなー。

いえ、そうではなく人類が近代という革命的な転換期を迎えた事で
伝統が一時的な、スナップショットのような状態にとどまる事を
余儀なくされてるのだとおもいます。
これは新しい伝統の姿です。

457:思想独立論者
11/05/09 01:01:39.19 AYhDgOyG
×新しい伝統の姿
◎新しい伝統に対するアプローチの姿






ですから、長くお話させてもらいますと今に伝統を昔のように
考えるとそれはぎゃくに伝統を滅ぼしかねないわけで。
すこし昔なら帝国主義か軍事的な決起と社会主義による
伝統防衛しか方法はありませんでしたが、今ではいかに
資本主義で繁栄しながら伝統を時代に合わせて、その形を
伝えゆくかという文化防衛の仕方に変わってるわけです。

>>445氏は良く存じておられるかと思いますが他国よりも
資本主義の力が強ければ自国の伝統が映画や劇などが
文化に乗せて伝わり、文化を支配する事で残されていく。
あるいは世界に影響し残っていくという皮肉な結果がある。
アメリカが戦争に勝利したことでひらかれた資本主義と
自由主義、これは相互してアメリカ文化・民族主義に
他ならないわけです。
そのアメリカの作り上げた資本的なシステムに頼らなければ
皮肉にも今後の伝統維持が難しいわけです。
三島らが文化防衛に命と暴力をささげたのは資本的な
伝統維持構造をつくらせないためであり日本があの戦争に
勝利していれば、日本は自分たちの作るシステムで文化と
伝統が守れたわけですがそうならなかった。

458:名無しさん@3周年
11/05/09 01:04:12.74 bL6P5xXD
>>455
 アメリカは州によって違うかもしれないので、全部はわかりませんが、
僕が住んでいた当時、大学生に地域奉仕が義務づけられていました。
 それが、成績に加味されていたのかまでは解りません。ごめんなさい。

459:思想独立論者
11/05/09 01:17:42.22 AYhDgOyG
いまNTVでやってる橋下のドキュメンタリーが面白い

460:思想独立論者
11/05/09 01:22:20.62 AYhDgOyG
660 名前:名無しさんにズームイン![sage] 投稿日:2011/05/09(月) 01:10:15.64 ID:EF1W9u+d [3/3]
>>342
それが必要だってことらしいよ
この前テレビで語ってるの聞いて少し納得してしまったけど、
今は強いリーダーが必要だと
しかしそういう資質を備えた人なんてほとんどいないと
リーダーシップは個人に宿るのではなくて組織やシステムが作るんだと
そのためには首相公選制が必要なんだと

813 名前:名無しさんにズームイン![] 投稿日:2011/05/09(月) 01:13:59.27 ID:W5YxERFE [16/20]
>>660
大統領でも目指してるんかなw
橋下閣下の言いたいことはわかるけど、日本になじみますかどうか
彼はミクロヒトラーになりかねない



461:思想独立論者
11/05/09 01:24:39.29 AYhDgOyG
947 名前:名無しさんにズームイン![sage] 投稿日:2011/05/09(月) 01:18:20.80 ID:EF1W9u+d [4/4]
>>813
日本には天皇がいるから大統領制ではダメなんだって
リーダーシップっていうのは直接選ばれて、何百万票獲得したっていう正当性がないと振るえないんだと
975 名前:名無しさんにズームイン![sage] 投稿日:2011/05/09(月) 01:19:15.24 ID:NcibWGav [7/7]
>>834
大阪府
公務員の汚職
治安の悪さ
子供の低学力
犯罪多発
生活保護多い・・・・住んでて嫌になるよw


976 名前:名無しさんにズームイン![] 投稿日:2011/05/09(月) 01:19:18.66 ID:4RSr7Jlp [5/5]
橋下も面白くてしょうがないだろうな
さっきの維新の会のおっさんが橋下はベンチャー企業の社長言ってたけど
アホを騙して自分の利益に変えるって意味では当たってるなw

977 名前:名無しさんにズームイン![] 投稿日:2011/05/09(月) 01:19:18.70 ID:Y9qTVWpy [8/8]
公務員の俺にとっては
こいつは嫌い

まあ、市民からみたら
大賛成なんだろうね(´・ω・`)ショボーン

怖い怖い

ワタミも怖い


462:思想独立論者
11/05/09 01:33:29.63 AYhDgOyG
ではオヤスミー (´・ω)ノシ



10 名前:名無しさんにズームイン![sage] 投稿日:2011/05/09(月) 01:29:42.48 ID:nV99gUWN [2/2]
橋下は府知事に成ってから、自宅にも嫌がらせの電話有ったり、子供への脅迫有ったり
こういう事実知らない人多いんだろうな
どんだけ身を張って仕事してるか






463:名無しさん@3周年
11/05/09 08:36:26.50 fNItBdws
>>462
おはよう、
天皇制や原子力発電とか、
そういうのにも既得権益というのが絡んでいるんだろうね?
橋下氏は、天皇制を廃止とは発言してないけど、
既得権益全般になんらかの天皇制との関わりがあるのだろうか?
原子力発電の必要性が、
核武装につながるのなら、
国家維持のためには、必要だという結論になるんだと思う。
もちろん憲法9条は改正しなければならない。

464:名無しさん@3周年
11/05/09 11:08:42.10 /gRQs6zV
橋下の主張まとめ

民主党が悪い
自民党が悪い
公明党が悪い
政府が悪い
官僚が悪い
憲法が悪い
法律が悪い
近隣府県が悪い
歴代知事が悪い
職員が悪い
市が悪い
伊丹空港が悪い
国民が悪い
住民が悪い
農家が悪い
子供が悪い
低所得者が悪い
騙される奴が悪い
週刊誌が悪い

465:名無しさん@3周年
11/05/09 11:27:10.27 yTvdayRh
さすが弁護士知事は見方が違うなw

466:天皇は日本国民の宗家
11/05/09 13:05:30.87 +UCDbEJa
籠手 ◆b04kEEWrtxny へ、

シビリアンコントロールの本質論に論点が外れたが、【自衛隊暴力装置】顛末に戻ると

【自衛隊は暴力装置】と表現する事は、自衛隊反対及び誹謗・中傷として過去使われた
経緯から、自民党は自衛隊は暴力装置と表現する事を許していない。

また、民主党も自衛隊を暴力装置と表現する事を、自衛隊反対・誹謗・中傷として許さない。

そこで、仙石由人は国会で自衛隊は実力装置と表現を変えて正式に謝罪しています。

故に、自衛隊を暴力装置と表現する事は、自衛隊反対・誹謗・中傷の言葉として国会でも
日本国社会でも捕らえていますよ。

仙石由人は、新左翼(隠れ共産党と表現するのが解りやすいかも?)であり、自衛隊嫌い
であったのでついうっかり本音が出たと言うことですよ。
でも謝罪して解決?したことかな。

467:天皇は日本国民の宗家
11/05/09 13:12:52.09 +UCDbEJa

自民党は仙谷氏に対し、発言の撤回と謝罪を要求。

仙谷氏は【用語として不適当だった。自衛隊のみなさんには謝罪致します】と述べた。



468:天皇は日本国民の宗家
11/05/09 13:26:25.74 +UCDbEJa

仙谷氏が、謝罪したと言うことは過去に憲法違反の自衛隊とか自衛他反対活動や誹謗中傷で使う言葉として
の認識を仙谷氏も知っており、やばいと直ちに認識して謝罪したのでしょうね。

469:名無しさん@3周年
11/05/09 14:02:22.86 SBDeVjyy
>>468
 三月十六日の陛下の詔敕の中には、自衞隊を眞つ先に言及給ひ、憲法違反である筈の自衞隊を陛下御自ら御認給はれた事の由として、
占領憲法は憲法としては無效、自衞隊は國軍と認識する可。

470:名無しさん@3周年
11/05/09 14:06:21.30 bL6P5xXD
>自民党は自衛隊は暴力装置と表現する事を許していない。
今だにいってるの?自民党は、石破を更迭するの?彼は本でも、シンポジウム
でも「暴力装置」と言う言葉を使用している。
 暴力装置を認めないと言うことは、近代国家論も、警察・軍隊の暴力も、シビリアン・
コントロールも認めない事になる。
 かって左翼運動家が使用していたらしいけど、日本でも政治学では普通に使っていた。
だから。政治学のテキストにも載っているし、百科事典にも載っている。普通にしようされる単語。
 自民等は、単に勉強が足りないのか、揚げ足取りをしたいのか、解らないけど下らな過ぎる。
それでは、かっての社会党と一緒で全く国民のためにならない。レベルが低く・知性が足りない。
 日本国民は知的レベルが高い人が多い、その人達からすると、今回の自民党の対応はマイナスに
しかならない。国会で問題にするような内容でも、マスコミが騒ぐような事でもない、単にインテリ
ジェンス欠如の問題で、下らない話だ。
 バカバカしいのでレスしません。 


471:名無しさん@3周年
11/05/09 14:08:02.16 SBDeVjyy
>>470
 「暴力裝置」つて文脈の問題なのでは。

472:( ○´ー` ○)はカワイイ ◆2.r4M.pJ.RBR
11/05/09 14:24:35.74 AvRrr9Bs
別に文脈上もおかしくねえじゃん。
世耕の質問が一般公務員と自衛隊を同じであると言ったから、
「暴力、装置、でもある自衛隊」は「シビリアンコントロールがきかなければならない」と答えたまで。
自民党のバカ議員が揚げ足取りしただけなのは明らかだ。


473:名無しさん@3周年
11/05/09 14:44:59.11 SBDeVjyy
   第一章 天皇
第一条 大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス
第二条 皇位ハ皇室典範ノ定ムル所ニ依リ皇男子孫之ヲ継承ス
第三条 天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラス
第四条 天皇ハ国ノ元首ニシテ統治権ヲ総攬シ此ノ憲法ノ条規ニ依リ之ヲ行フ
第五条 天皇ハ帝国議会ノ協賛ヲ以テ立法権ヲ行フ
第六条 天皇ハ法律ヲ裁可シ其ノ公布及執行ヲ命ス
第七条 天皇ハ帝国議会ヲ召集シ其ノ開会閉会停会及衆議院ノ解散ヲ命ス
第八条 天皇ハ公共ノ安全ヲ保持シ又ハ其ノ災厄ヲ避クル為緊急ノ必要ニ由リ帝国議会閉会ノ場合ニ於テ法律ニ代ルヘキ勅令ヲ発ス
2 此ノ勅令ハ次ノ会期ニ於テ帝国議会ニ提出スヘシ若議会ニ於テ承諾セサルトキハ政府ハ将来ニ向テ其ノ効力ヲ失フコトヲ公布スヘシ
第九条 天皇ハ法律ヲ執行スル為ニ又ハ公共ノ安寧秩序ヲ保持シ及臣民ノ幸福ヲ増進スル為ニ必要ナル命令ヲ発シ又ハ発セシム但シ命令ヲ以テ法律ヲ変更スルコトヲ得ス
第十条 天皇ハ行政各部ノ官制及文武官ノ俸給ヲ定メ及文武官ヲ任免ス但シ此ノ憲法又ハ他ノ法律ニ特例ヲ掲ケタルモノハ各々其ノ条項ニ依ル
第十一条 天皇ハ陸海軍ヲ統帥ス
第十二条 天皇ハ陸海軍ノ編制及常備兵額ヲ定ム
第十三条 天皇ハ戦ヲ宣シ和ヲ講シ及諸般ノ条約ヲ締結ス
第十四条 天皇ハ戒厳ヲ宣告ス
2 戒厳ノ要件及効力ハ法律ヲ以テ之ヲ定ム
第十五条 天皇ハ爵位勲章及其ノ他ノ栄典ヲ授与ス
第十六条 天皇ハ大赦特赦減刑及復権ヲ命ス
第十七条 摂政ヲ置クハ皇室典範ノ定ムル所ニ依ル
2 摂政ハ天皇ノ名ニ於テ大権ヲ行フ

474:名無しさん@3周年
11/05/09 14:59:36.91 GKpACMyO
暴力装置の政治学的用法からすれば、自衛隊は暴力装置そのものである外国軍隊(戦力)から我が国を防衛し得る組織・実力を備えなければならない以上、実質的に暴力装置に該当するのは争いようがない。

ただ、政府見解は9条の“戦力”と“実力”は区別可能だというものであって、フィクションに過ぎないにしても両者を区別している。

自衛隊の合憲性を裏付ける憲法解釈としては戦力不保持条項を侵略戦争のための戦力のみが禁止されていると解釈する方法があるが、更に限定的に解釈することで、より平和主義に配慮して国家固有の自衛権との調和を政府として図っている。

このような一種のお約束を一般市民が無視するのはともかく、内閣のメンバーが破るのはどうなんだろう。

現に、確か仙石は追及された後で実力部隊って言い直してなかった?

彼は法律専門だから意識的に言い直したのではなかろうか。

個人的には政府見解はフィクションに過ぎないので、自衛戦争を目的とする戦力の保持は禁じられないと解すべきだと思うけどね。

475:( ○´ー` ○)はカワイイ ◆2.r4M.pJ.RBR
11/05/09 15:02:08.15 AvRrr9Bs
>>470
> かって左翼運動家が使用していたらしいけど
少なくともレーニンが言っていたのは「国家と革命」において「もしプロレタリアートには、ブルジョアジーに
鋒先をむけた特殊な暴力装置としての国家が必要であるとすれば、この暴力組織の創出は、ブルジョアジーに
自分のためにつくりだした国家機構をまえもって廃絶することなしに、それを破壊することなしに、はたして
考えられるか、という結論がひとりでに出てくる」としており、国家機構そのものを指しており、軍や警察などの
具体的・個別的組織を指していたワケではない。

他方、ウェーヴァーは「職業としての政治」で国家について「正当な物理的暴力行使の独占を(実効的に)要求する
人間共同体」としている。「暴力装置」とゆ~表現は用いてないが言ってる意味は同じである。ウェーヴァーも
具体的に軍や警察という組織を名指ししていないが、「物理的暴力行使の独占」とはすなわち強制力を暴力的な
力によって用いるコトを正当なモノとして国家が占有する組織(軍や警察)を有するとゆ~意味では同義であろう。


476:思想独立論者
11/05/09 15:12:04.28 r+sd6bul
そもそもさ、不思議なのは日本って帝国だったんだけど
なんでさ革命されてないのに国民からその意識まで無くなるのか
ほんとよくわからないよね。
アジア人の帝国国家、それも天皇のような存在を君主
とする事が如何にすごいことであるか。
まあ、もう一度帝国やろうとはおもわないけど、その
誇りを思い出して軍を再編してこれからは東洋のイギリス王室的
立場の日本王国を目指していくべきだろうね。

477:( ○´ー` ○)はカワイイ ◆2.r4M.pJ.RBR
11/05/09 15:19:56.03 AvRrr9Bs
政府見解って要するに法制局の見解なんだけどな。少なくとも慣行上は政府は法制局に反した見解を
表明しないことになっている。仙石が言い換えたのは、単にヤジが酷くて国会運営に支障をきたすから
暴力装置とゆ~表現に不満があるなら「実力組織」に訂正すれば不満がないだろうというだけだと思う。

はっきり言って自民党は発言の揚げ足取りばかりで政策議論を出来るだけの能力がない。
下野してる現在、本当に政権与党に返り咲きたいのなら、こんな些末なことに騒がずに
民主党政権に対して政策論争を挑む姿勢がないと、益々国民からの信頼を失うだろう。


478:名無しさん@3周年
11/05/09 15:21:45.05 bL6P5xXD
>>475
 僕は、左翼運動の事は良く知らないんです。かって使用していたらしい
と言うのを目にした程度です・
 大学で、近代政治論を受講した時に、マックス・ウエーバーが出てきました。
確か丸山が書いた本が基本テキストだったと思います。その中で暴力装置と言う
言葉が出てきました。統治論の中で、政府による暴力装置の独占によって治安を
維持すると言うような内容だったと思います。
 試験も論文形式で、キーワードの中に「暴力装置」もありました。勿論シビリ
アンコントロールも。
 全く、下らない話ですよね。僕は野党になった自民党に実は期待していたんです。
憲政史上最高の野党になってくれるのでは無いかとね。そうなれば、与党民主党も
しっかり勉強しなくてはいけないですし、良い政治を行わなくてはいけない。
 それが期待はずれでした。参議院の国会審議で山本一太の与謝野対する「民主党
を全学連崩れと言ったのは本当か?」と言う質問を30分近く聞いた時に自民党は終
わったと思いました。

479:名無しさん@3周年
11/05/09 15:41:01.65 SBDeVjyy
>>474
仙谷由人 「自衛隊は暴力装置」・・・「訂正して実力組織と致します」
URLリンク(www.youtube.com)

 まあ、普段からシビリアン・コントロールとか吐かしてゐる側が、自衞隊を暴力裝置と名指し且つ認識してゐる事自體に抑驚く。

480:( ○´ー` ○)はカワイイ ◆2.r4M.pJ.RBR
11/05/09 15:53:16.67 AvRrr9Bs
>>478
つうことは丸山がウェーヴァーの「職業としての政治」から、「暴力装置」とゆ~表現を用いたってコトか。
オレは「職業としての政治」をだいぶ前に読んでいて、仙石の国会発言を聞いたとき「これ、ウェーヴァーじゃん」と
思ったんだが、読み返してみると>>475の様な文面だった。(因みに岩波文庫ね)

> 僕は野党になった自民党に実は期待していたんです。
実はオレもw
自民党政権では優れた総理も出しており、下野前の劣化振りからお灸をすえる意味で民主党に投票したヤツも
結構いたと思う。しかし、下野して分かったのが連中は官僚に依存していただけとゆ~現実だった。
みんなの党が伸長したのも頷けるよな。


481:名無しさん@3周年
11/05/09 16:25:17.77 Ae5pMRNc
なぞ杉だ きょうはわたしと アイウォンチュ しってるよ (ぷれふぁぼーれ あれだよなー 能が進化する不思議なllll体

482:名無しさん@3周年
11/05/09 16:34:40.74 bL6P5xXD
>>480
自民党は個人商店過ぎると思っています。今の選挙制度にけちをつけている人も
いますが、少し知恵が足りないと思います。良い面もあって、お金も知名度も無い
けど、優秀な人材を党主導で、比例の1位にすれば当選できる仕組みになっていま
す。公募も良いですが、優秀な人材を確保すりならスカウトすべきです。官僚でも
何でも、そして抜擢すべきだったのです。
 池田勇人なんて大蔵次官から、当選1回でいきなり大蔵大臣ですからね。
 政治家は職人でも、芸術家でもないので、政治の世界では知性が優先されるべき
なんです。政治に知性が無いと国は衰退していきます。戦後日本が復興したのは官
僚が優秀だったからと言う発言がおおいですが、自民党の政治家も優秀だったと思
います。非常に勉強熱心だったり、自分の器量をわきまえている人が多かったと思
います。少なくとここ10年は、先人の遺産をただ食い潰しているだけとしか思えま
せん。

483:名無しさん@3周年
11/05/09 17:12:29.06 fNItBdws
>>482
現実的には1990年か1991年あたりまでは、
戦後の政治家や官僚などの優れた人が、
充分に現役で生き残っていたので、
その余韻で、1997年か1998年、1999年あたりまでは、
なんとか日本はよかったが、
2000年を超えて、2002年のワールドカップあたりから、
目に見えて崩れかけてきたね?
なぜか、韓流ブームが始まったのが、
2003年の12月あたりからだったし、不思議です。

484:3月11日を経ても一見変化が見れれない状況
11/05/09 17:15:28.43 eC4ufVz5
>>1
2011年3月11日を経ても、
表面的には天皇制や日本の政治などには、
あまり変化が見られませんね?

485:3月11日を経ても一見変化が見られない状況
11/05/09 17:18:56.37 eC4ufVz5
>>484
誤字訂正。
誤)見れれない
正)見られない


ソース。
某マスコミでは、菅さんの続投を、
7割程度の人が支持?

スレリンク(newsplus板)

486:名無しさん@3周年
11/05/09 17:41:04.90 A//EUJ5T

暴力装置というのは、日本国憲法における社会契約説に見られる理念である、個人による信託によって国家が成り立つのではなく、
独占する暴力によって国家は基礎付けられるとした、トロツキーの主張を擁護する中で、そのような概念が生まれた。

暴力装置が警察や自衛隊のような具体的な組織に使われてるようになったのは、左翼活動家であった神山が書いた以下内容が、
「国家は具体的な暴力装置、即ち常備軍、警察、監獄等によって構成され、階級独裁を強行すること。 」、
広く左翼運動の中に流布されたのが理由だとする意見がある。URLリンク(d.hatena.ne.jp)
また暴力という単語には、「乱暴な力・行為。不当に使う腕力 合法性や正当性を欠いた物理的な強制力。(大辞泉)」
と言った、正統性が欠けたものに対して向けられるようなニュアンスが中心を成してるような言葉でもある。

よって上記状況を考え場合、仙谷の発言が適切でない理由として、以下の物が思い浮かべることが出来る。
1.日本国憲法における理念とは異なる国家定義で認められる言葉を使用したことは、政治家として憲法を擁護する立場からすれば、
  ふさわしいものとは言えないということ。
2.民主主義の打倒を訴える革命側の認識が抜けきれていないと思われても、致し方が無い様な言葉を使い、
  聞き手にとって、不当に自衛隊を貶めてる事につながってるということ。

もちろん政治学者のような民間人であれば、国家定義にしても、好きなように考え発言することは自由だと言えるだろう。
しかし、仙谷は政治家であって、一人の民間人としての革命家ではない。
国会答弁では、誰よりも慎重さをもって、言葉を選択することは求められる立場だと言えるだろう。





487:名無しさん@3周年
11/05/09 17:43:01.10 bL6P5xXD
>>483
 そうですね、その分析は結構正しいかも知れませんね。
 昔は専門家が大勢自民党の中にいました。官僚も頭が上がらない人
がいたんです。例えば経済で言えば宮澤とかね。
 宮澤は人望も無く、政局にも弱い人でしたが、経済関係については誰
よりも詳しかったそうです。その為、銀行の不良債権もいち早く気がつ
き、総理の時から処理を進めようとしたのですが、政局に巻き込まれた。
 彼は自民党よりも日本経済の方が心配だったのでしょう。実際それは当
たっていたのですけど。今の自民党はアメリカのコピーみたいな人ばかり
なんですよ。日本はアメリカにはなれない国なんですから、ブラジルがア
メリカを目指すのなら解るんだけど。日本は昔から海外文化を取り入れて
きたけど、そのまま使ったりはしなかったんです。必ず創意工夫で日本流
のアレンジを加えていた。火縄銃でもそうなんです。ただの外国のコピー
では無いんですよ。

 そうですね、森内閣あたりから僕は何かおかしくなってきたと思います。
国の意思が全く無いと思います。小渕内閣はね抗議の意味も込めて沖縄サミ
ットを行ったんだと思います。
 韓流ブームはね、何なのでしょうか?1作2作なら解るし、歌手でも上手く
てかっこいい人が居て人気があるならわかるのですが、韓国で人気も実力も
認められて無い人が日本で人気があるのは実に不思議です。

 今はね民主党政権なんだから、震災で大変だろうけど、逆にそれをてこに日本
を良い風に持っていって欲しい、そうすれば自民党も生まれ変わらざるを得ない
でしょう。このままなら、みんなの党が伸長するだけだし、それでもいいかも知
れないけど。


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