11/05/06 02:24:40.57 PN82cBCc
>>174
>現人神は、キリスト教的で、神武天皇とイエスを合わせたもの。
元来の神道は精霊信仰、多神教的であり、どれが最高神であるとかの考えはなかった。
これが、明治政府が明治維新時に、西洋列強のキリスト教布教を禁止しようとして失敗し、
キリスト教(一神教思想)、神道(国造り神話)、仏教(神仏の階層化)、道教(天皇を恒星と関連付けて権威づけ)、
儒教(天皇を家長とし、天皇家を総本家とした、家族国家思想)
を内容とした、官製宗教として国家神道の原型を考案した。
天皇に対する、現人神(あらひとがみ) 現御神(あきつみかみ)思想というのは、
天皇(の地位)自体を神格化し、天皇の身体を憑代(よりしろ)として、
皇祖神が憑依したものである、と説明された。
そして、ご神体である天皇が統治する日本帝国は世界に冠たる国家であり、
天皇の名代として、官僚・職業軍人は国家、臣民を統治する、とした。
結果は知っての通りの、破滅。