11/05/14 10:51:56.53 LjlUHoJH
>一、広ク会議ヲ興シ万機公論ニ決スヘシ
>とされ、言論の自由、表現の自由、思想の自由が保障されている上
起草者でこの文面の創案者であった福岡孝弟によれば「広くとは人々の意見を広く集めて
会議するというのではなく府藩県にわたりて広く何処にも会議を興すという義です」と回想しており、
字義通りの日本全国からとゆ~意味。言論の自由、表現の自由、思想の自由を保障したワケではない。
>一、旧来ノ陋習ヲ破リ天地ノ公道ニ基クヘシ
>とされて旧来ノ陋習、このスレでは人権思想ですな、
>これを破って天地の公道に基づいた国づくりに参加しなければならんわけです。
この「旧来ノ陋習」とは木戸孝允が語っていた封建性・閉鎖性を指している。
また、「天地の公道」とは岩倉具視などが語っていた「天然自然の条理による。
岩倉ら公家の教養は儒学をベースにしたモノだったから、中国思想の「敬天」すなわち
天道に従った徳政を説いたワケだ。
つまり、封建性・閉鎖性を意味する「旧来ノ陋習」は、近代性・普遍性を求める人権思想とは
およそ正反対のものであるから、人権思想に旧来ノ陋習を求めるのは全く筋違いの理解。
犬を見て猿と思いこんで「犬は猿です」と言ってる様なモノ。
また、「天地ノ公道ニ基ク」とは前述した中国の宗教思想を基底とした考え方であるから、
正に安藤教の教理であり宗教である。信じる者は救われないw