11/03/26 17:52:55.56 swlEOygL BE:568061257-2BP(1700)
言論戦で勝てなくても発言者の信用を貶められれば勝つる!というのをスキャンダリズムと言います。
スキャンダリズムは議論をスポイルする民主主義の敵です。
女性関係や金銭問題のスキャンダルに見舞われた野球選手がいたとして、この選手の年俸をスキャンダルの分だけ下げるのは正当でしょうか?
そんなバカな話はないわけです。
野球選手はチームの勝利にどれだけ貢献したかで年俸が決まる物で、私生活がどうであってもそれは年俸とは関係ない話ですよね。
私生活がひどすぎてチームの勝利を阻害したのなら話は別ですが。
言論戦ではその論説が正しいかどうかだけが評価の対象になります。
そうでないと発言者の悪口を言いまくれば勝ちというわけのわからない状態に陥り、
議論が正常に行われず、議論が正常に行われなければ、何が正しいかもわからず、
何が正しいかもわからなければ政治の混乱を引き起こし、政治の混乱は弱者を苦しめる結果を招く。
だから私はスキャンダリズムを憎むのです。
どのような低劣な邪悪な人間であれ、よい提案ができるのであればそれは評価する。
それが議論のルール。
議論のルールをわきまえないクズは民主主義の敵であり、空爆されて殺されても文句は言えない。