10/12/26 12:38:40 2xPcxSiI
>>302
7億4千万円という産経新聞の報道はミスリードだね。
3億4千万円が土地代金、4億円が陸山会の銀行預金なんだよ。
前者は負債で、後者は純資産。
そして銀行預金の4億円を担保にすることによって銀行融資を受け、
それを土地代金に当てたわけだ。
「4億円+3億4千万円=7億4千万円が陸山会の用意した金」で、
「7億4千万円-3億4千万円=4億円が原資不明で犯罪によるものだ!!」
なんてのは、する必要も意味もない二重計上を意図的にやってるだけだよ。
こんな計算式で原資不明が生まれるなら、ローンで家を買った人は全員犯罪者だよ。
貸借対照表の資産の部では負債+純資産=資産だからこんな記事を書いてしまったんだろうが、
簿記三級程度の知識すらないんじゃないの産経新聞の記者は。
もう一つ。
この場合、君の言う通り一括払いをすれば払えるね。
でもさ、それじゃ陸山会の金庫は6千万円しかなくなってしまう。
当然、政治活動に支障をきたす。
だから融資を受けたんだよ。
運転資金を残すために融資を受けるなんてのは常識でしょ。
そして君は売買契約の後に銀行融資があるのを怪しんでいるが、それにも理由がある。
農地売買では農業委員会の許可が必要。
だから売買契約は停止条件付き売買となり、許可書の到達日に契約の効力が生ずる。
ゆえに許可の前に銀行融資が下りる可能性はほぼない。
もし許可が下りなければ、不当利得返還請求など面倒なことになるからだ。
担保がある場合でも、契約自体が無効なのだから担保としての効力は失われる。
だから銀行はそんなリスクは犯さない。
ここに繋ぎ融資の必要があるわけだよ。