10/08/09 22:38:25 AHWS2/G/
"「排外主義的愛国主義者には低学歴か低所得が多い」というのは、実証的なデータ分析の結果です。"
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「第三の道」的な自立支援が一般的になった今日、自立努力や参加意欲を示さないまま
行政的に支援されるように見える人々に対し、2ちゃんねるなどの場で「テメエが弱者かよ」
と噴き上がるケースが目立ちます。そういう大衆的な心性が、「第三の道」を通り越して、
ネオリベ的な再配分否定図式を翼賛しています。噴き上がる連中には弱者が多いですから、
自分の首を絞めていることになります。実に皮肉な事態です。
昔からフランクフルト学派の人たちが言ってきた通りで、権威主義者には弱者が多い。
これは統計的に実証できます。私の在職する大学で博士号を取得した田辺俊介君の
博士論文『ナショナル・アイデンティティの概念構造の国際比較』(2005)が、
ISSP(国際社会調査プログラム)の1995年データを統計解析しています。
それによるなら、排外的愛国主義にコミットするのは、日本に限らず、低所得ないし低学歴層に偏ります。