10/08/08 02:26:15 o1d6mfwr
>>424もう1つに気になるのが反悪徳ペンタゴン派の傾向として、何かあると「愚民化政策だ~」とか
国民に高い道徳のようなものを過剰に要求したり、シバキ上げ主義的なものを持ち出したりして
現在の日本国民は精神的に堕落しており、これが社会の元凶みたいな歴史観のようなものを唱えて、
妙に国民に厳しく、国民を支配・管理・統制する方向に有利な論理を言いだすことが目立つ気がする。
その一方で国民がウンザリきてる「規制社会」に対する反対は非常に弱く感じる。
スルーされてるケースもめずらしくないだろう。
表現規制問題や児ポ法やメディア規制三法案などとにかく反権力を掲げてるわりには
国民の自由・人権規制に無頓着すぎると思う。
だいたいあれだけマスコミを批判していて、近年のマスコミは規制誘導論調なのに、
なぜ表現規制や規制社会問題については多くを語らない。
小沢事件などで検察や司法への批判もある程度でてきているが、
もともと既存の政治言論って、天下国家や反ネオリベは語っても
国家権力による国民統制・自由の減少にはあまりに鈍感ではなかったか?
またネオリベ批判に拝金主義批判を安易に持ち出すのもひっかかる。
拝金主義とは何なのか?現在の政策や制度を導入する大義名分は拝金主義ではなく、
財源論や競争論・自己責任論などどちらかといえば禁欲的・シバキ上げ主義的な論理であって
拝金主義ではないだろう?これではほとんど批判になっていない。
むしろ中途半端に拝金主義批判を持ち出したり、カネを悪という前提は「みんなで貧しくなりましょう路線」に有利な思想で
デフレを止めるためにリフレとは相性があまりよくないような気もするし。
とにかく現状では国民には反悪徳ペンタゴン派の言うことを聞く、メリットや動機がなさすぎると思うね。
郵政民営化が年次改革要望書のせいでも、小沢が冤罪でも、自作自演テロだったとしても、
国民にとってみれば、「それで財源論は?」「おかしな規制や法律は?」「景気は回復するのかね?」
「この規制規制でうんざりきてる時に国民の娯楽やセックス的なものまで愚民化政策だ~とかいうやつのいうことなんか聞きたくない」
「あなた達を支持して我々国民にいいことはあるのかね?」
という感じなんじゃないのかね?