年次改革要望書を読み解くスレ17at SEIJI
年次改革要望書を読み解くスレ17 - 暇つぶし2ch199:名無しさん@3周年
10/04/19 01:59:05 OR+rbB02
iwakamiyasumi/岩上安身 2010/04/19(月) 01:16:32 via web
孫崎さんから、昨日聞いた話。先ごろ核の密約問題で、
重要な証言をした村田良平元駐米大使・元外務次官が、
亡くなる直前まで執筆していた遺作「いずこにいくのか、
この日本は」が、刊行された。書店に並ぶのはまだだが、
村田さんご本人が作成していた献本リストに従い、
孫崎さんのもとに送られてきた。

村田氏の遺言ともいうべき、この本は、数年前に書かれた「回想録」と
比較しても、中身が、かなり踏み込んで書かれていると、孫崎氏は言う。
「私が本で主張してきたことにかなり重なっているのです」。
未発売だが、一部を引用する。「駐留軍の日本側負担は。95年に72%だった」

村田良平氏の新刊から。
「大雑把に言って、(米軍の駐留経費の)負担分は80%となっている。
(中略)20%しか負担していないドイツとの差は大き過ぎる。
日本の政治家と外務・防衛・財務各省とも、
在日米軍駐留経費負担は全面的に見直し、
筋が通った額だけしか負担しないことにすべきだ」

「核の傘も、それほどあてにできるというものではないだろう」という記述も。
こうした、日米安保の幻想から覚めた、リアルな現実直視のまなざしは、
実に孫崎さんに似ている。
日米安保が絶対でないと気づいたら、いきなりやけを起こして安保廃棄に
向かうのではなく、まずは条件交渉に臨むべき。

つまり、「ドイツ並み」を目指し、負担経費80%→20%に向けて、
粘り強く交渉すべきである。
「完全な安全保障ができないのだから、まけろ!」と。
これは孫崎さんの日頃からの主張であり、村田さんも重なる。
願わくば、このような貴重な主張は、孫崎さんにように、まだ若いうちにしてほしい。


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