10/03/10 17:22:31 EeuxjBET
いかにして、右派・保守勢力は、低所得者層・「負け組」の支持を調達するか。
インターネット上では愚劣なレイシズムと排外主義がはびこり、それが現実社会に
あふれ出てきている 。(典型が「行動する保守」と称するネオナチ勢力)
彼らレイシストは、主として自民党を支持しているが、
彼らレイシストの病的言動は、
心理学的いえば、自分の内部や周囲で発生した憎悪の処理行動の一典型。
競争に敗れ、経済的に困窮した人々に、
精神的に疲弊した人々に、
搾取されたと感じる人々に、
すなわち、やり場のないルサンチマン・憎悪の感情を抱いている人々に
右派政治家・右派メディア・職業(商売)右翼は、
自民族の優秀性を観念的に注入。
“愛国心”を注入され、“敵”を憎悪・侮蔑するよう洗脳。
(“敵”とは、異民族、マイノリティー、「反日勢力」、最弱者など)
権威主義や強制だけでなく、国家などを権威ある「共同体」として描き出すことなどによって、
右派勢力への自発的な服従を引き出そうとするもので、
「新しい歴史教科書をつくる会」、そして最近の「行動する保守」などの登場が象徴的といえる。
「自虐的」な歴史観をなくし、国内では貧困であればあるほど
他国にはない世界に誇るべき日本国家の文化と伝統、
日本人の誇りを胸にして、強い国家づくりに日々邁進せよというわけだ。
「在日」などの“敵”は、それ自体は実のところどうでもよく、
自分の内部や周囲で発生した憎悪の処理をするために、あらためて呼び出された仮想敵に過ぎないのだ。