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第24回東京国際映画祭 | デタッチメント
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作品解説
荒れた高校に赴任する代理教師の目を通じ、現代アメリカの教育現場の実態を描く。
やる気のない生徒や、モンスター・ペアレンツの相手で極度のストレスに耐える教師たちをハリウッドの有名俳優たちが演じる一方で、リアリズムに徹した演出が光る。
あらすじ
監督のトニー・ケイ(『アメリカン・ヒストリーX』“Lake of Fire”)は臨時教師のヘンリー・バルト(エイドリアン・ブロディ)の目を通して、アメリカの教育システムを独創的かつ様式化して描く。
ヘンリーは、短期間にできる限りのことを学生たちに授けながら、彼らの人生の局面に関わっていく。
経営状態の悪いパブリック・スクールで仕事をするようになり、偏狭だった彼の世界は、出会った教師、生徒そして事務員たちによって次第に開かれていく。
人との繋がりは必要と思う一方、他人との距離をますます取ろうとする現代人の感覚を、監督は描いている。