11/06/28 16:50:00.78
・火炎滅菌
白金耳、ガラス製のスプレッダーのほか、ピンセット、ハサミ、スパチュラなどのステンレス製の器具
試験管やフラスコの口の部分の滅菌に適している。
白金耳、ピンセットなどの器具の滅菌すべき部分をエタノールに浸したあと
ガスバーナーの炎の先端近くに入れる。白金耳の場合、赤熱するまで加熱する
植継ぎなどにすぐに使う場合は、試験管に取った滅菌蒸留水
または新しい無菌的な寒天プレートの端の方に先端を突っ込んで冷ましてもかまわない
作業が終わったときは火炎滅菌のあと自然に冷ます
ガラス製のスプレッダーは、エタノールに浸したあと
ガスバーナーの炎に一瞬入れてアルコールを燃やす
炎で強く加熱すると割れるおそれがある
試験管、フラスコなどの口の場合は、そのまま炎の中で回しながら加熱する
スプレッダーなどを2回滅菌する場合は、火が完全に消えたことを
確かめてからエタノールに浸す。容器の中のエタノールに火がついたら
あわてずに蓋をすれば良い。ただし、きっちりしまる蓋で火を消すと、蓋が吸いついて開かなくなる
・乾熱滅菌
160 C 2~4 時間、180 C 1~2 時間、など。