09/01/24 17:46:17
>>・撃ったのはグレアムじゃない
ボクだともボクじゃないとも言っていないが、>>29の言う通りどちらとも受け取れる。
ジャックがどちらに解釈するか…試したのかも。
>>・ジャックと二人きりじゃない
これは、グレアムの告白の場には「誰か第三の証人が必要だった」のでは…
たまたま「牧師の件=ギルと同じ故意ではない殺人」の話が出たのが
「トリスタン」だっただけで、グレアムは「あの3人」がいない場所でさえあれば、
どこで告白しても構いはしなかったのじゃないだろうか。
ギルの場合も牧師の場合も「殺人」というよりは「不運な事故」に過ぎない気がするが
かつて最愛のおばちゃまが自殺した時、幼いエイダに「人殺し」と言われたことで、
彼にとっては「自分が誰かの死に関わる=自分は殺人者」という公式が生まれて
しまっているのかもしれないね。
(むろん、それもグレアムのせいでもエイダのせいでもないが)
もしも親父さんがグレアム20歳になるまで「思い描いている通りの人」として生きていて
グレアムが初めて「自分の意志による殺人」を完了できたなら…
彼はその呪縛から解かれたのかもしれない。
でも親父さんは病死だったわけで…
その時、すでにグレアムにはあの選択肢しか残されなかったのかも…