10/12/26 11:01:20 O
最後のエドがアルを錬成して成功した根拠が、イズミ曰く「4年の月日という代価」、ホーエンハイム曰く「旅をしてきた間に会った人々、見たもの、苦しみ、努力などの体験が代価」というのが腑に落ちない。
しかも推測の域を出ないから、結果に対して無理矢理に理屈を当て嵌めた嫌いがある。
ましてや人間(アル個人)の存在そのものを再生するにあたって、不確かなものを直接的に代価にするということと、努力や経験が報われるみたいな精神論を結び合わせているのが狡い。
掲げたテーマを活かそうとしたんだろうけど、結局はテーマの描写を言い訳にして、摂理を越えるにあたって科学的根拠をなおざりにした印象が強い。
長文失礼。