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『雲のように風のように』
日本テレビ系 90年3月21日放映 スタジオぴえろ制作 ジブリ風※のキャラ絵
第1回日本ファンタジーノベル大賞を受賞した酒見賢一の「後宮小説」のアニメ化作品。
その後何度か再放送された。
中国王朝風の世界が舞台。(架空だが実在する国の歴史をたどるような物語)
新皇帝(名前はコリューン)の即位にともなう妃候補の募集に応募した田舎娘の銀河。
その素朴で物怖じしない性格で、同じ後宮の無口な江葉や武芸に秀でたタミューン、
気位の高いセシャーミンなどあまたのライバルを差し置いてみごと正妃の座を射止める。
しかし内乱が勃発し、銀河は皇妃として江葉らとともに後宮軍を率いて戦う。
しかし、乱は皇帝側の負け。皇帝コリューン(黒髪、黒い服、女顔)は後宮を助ける
代わりに馬小屋に幽閉される。銀河はそこでコリューンと結ばれるが、彼は銀河が
逃亡用に渡した銃で自害。残った宮廷の人々は都を離れ、国は無くなった。
銀河の胎内には一度きりの契りで宿った命が…。
※キャラデザが「魔女の宅急便」「海がきこえる」などの近藤勝也。
『満ちてくる 時のむこうに』
日本テレビ系 1991年6月16日放映
先史時代、近代、現代へと、転生によって時空を越えるファンタジー。
キーワードは「赤い鹿」の精霊。
先史時代の狩猟民の若者ボグドは、成年儀礼の課題において、最難関とされる伝説の赤い鹿を
仕留めることに成功する。
部族は赤い鹿を崇めており、壁画の題材にもしていた。