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「サイバーマンデー」の売上高が過去最高に
米国の年末商戦が好調なスタートを切ったが、その勢いはオンラインにも。「サイバーマンデー」の11月28日にはオンライン小売の売上高が新たに記録を更新したもようだ。
米国の年末商戦が好調なスタートを切ったが、その勢いはオンラインでも引き継がれ、「サイバーマンデー」の11月28日にはオンライン小売の売上高が新たに記録を更新したもようだ。
米IBM傘下のIBM Benchmarkによると、東部標準時間の28日午後6時時点でオンライン販売総額は前年比15％増となっている。
また小売業者のオンライン販売を支援しているソフトウェア企業ChannelAdvisorによると、サイバーマンデーの前半戦には顧客企業の既存店売上高が前年比で40.2％増加したという。
サイバーマンデーとは感謝祭の休暇明けの最初の月曜日のことで、従来、人々がオフィスに戻り、職場のコンピュータから商品を購入するようになる日とされている。
「消費者は小売業者による販売促進に反応し、これまでよりも多くの年末の買い物を職場のデスクから行っているようだ」と電子商取引企業Mercentのエリック・ベスト氏は語っている。
同氏によれば、1年以上前からMercentの顧客となっている小売業者に関しては、サイバーマンデーの午前中のオンライン販売総額が前年比で37％増加したという。
「予想していたよりも好調だ。ただしこれは人々が早めに買い物を行うようになっただけで、年末商戦期全体のオンライン販売総額が増加しているわけではないのかもしれない」とベスト氏は続けている。
comScoreによると、2010年にはサイバーマンデーの売上高は10億ドルを突破し、1日のオンライン売上としては過去最高を記録した。同社は今年のサイバーマンデーの売上高はさらにその記録を更新することになると予想している。
「オンライン小売の1日の売上高としては過去最大を記録することになるだろう。消費者が買い物をしたいと思うタイミングに合わせて、
小売業者は販売促進や割引を上手に行っている」とIBMでSmarter Commerceプロジェクトを担当するジョン・スクワイア氏は語っている。
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