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38歳で子宮筋腫が見つかった女優の柴田理恵さん(52)は、8年間、経過観察を続けていた。痛みはなかったが、月経血の量が増え、トイレが近くなるなど、仕事に支障が出始めた。
2005年1月、人間ドックを受診した山王病院(東京都港区)で、当時、外来を担当していた産婦人科の小野寺潤子(おのでら・じゅんこ)医師(46)に相談した。
「先生もうね、私嫌だから。治療したいと思うんですけれど」
子宮にはこの時、直径1センチ以上の筋腫が十数個あった。最大のものは直径8センチほど。
子宮は妊娠20週に相当する大きさに膨らみ、膀胱(ぼうこう)を圧迫し、トイレが近くなっていた。月経血の量も以前の数倍になっていた。
小野寺さんは「お子さんは希望されますか」と聞いた。28歳で大学時代の同級生と結婚して以来、子どもは望んでいない。年齢も46歳になっていた。
希望しないと伝えると、開腹手術で子宮を摘出する方法を紹介された。1週間ほど入院し、2週間ほど自宅療養が必要だという。
3週間も、仕事を休めない。それに、開腹して子宮を取る手術はどうしても嫌だった。
昔、母須美子さん(82)は筋腫で子宮と卵巣を摘出し、更年期のような症状に悩まされた。「あんなもん、取る必要がなかった」と繰り返し言っていた。
「他に何かできないですか」と尋ねると、おなかに複数、小さな穴をあける腹腔(ふくくう)鏡手術を説明された。だが、筋腫の数が多い柴田さんには不向きだった。
最後に、子宮動脈塞栓(そくせん)術(UAE)という治療法の説明があった。筋腫に栄養を与える子宮動脈の一部を一時的に詰まらせ、兵糧攻めにすることで筋腫を小さくする方法だという。
そんなことができるのか。「おもしろそう」と思った。
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