【手袋が】霧切響子の正体は俺の嫁 Part1【本体】at POKECHARA
【手袋が】霧切響子の正体は俺の嫁 Part1【本体】 - 暇つぶし2ch675:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 00:34:21 z6jsk9DR
パパギリ…orz
学園長の個室にあったロリギリさんの写真みたいなのが今の霧切さんとパパギリで撮れればよかったのにな…

自らシャッターを切る役を買って出る苗木君
そこですかさずパパギリが「苗木君もこっちに来て一緒に写りなさい、こんな時に使ってこそのセルフタイマーだろう?」
狼狽する苗木君に「遠慮することはないよ、私達はもう"家族"なんだからね」とパパギリ
で、結局スリーショットwぎこちない笑顔の苗木君とよく見ると満更でもなさそうな霧切さん…満面の笑みのパパギリ

そんな未来を思い描いていた時期が俺にもありました…

676:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 00:46:18 pPTBGU34
>>675
全俺が泣いた…

677:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 01:12:31 3fUgxiCd
宇宙旅行ェ……orz

678:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 02:03:32 5W/CB33k
蝶ネクタイ型変声器でイタズラする霧切さんを想像したら萌え死んだ

679:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 02:20:44 pPTBGU34
>>678
大和田の不二咲に対する呼称の変化に気付いたり、普段から人間観察に余念がない我らが霧切さんのことだからこれは相当面白いことになるぞw
口調はおろかイントネーションまで似せてきそうだ
そうなると…誰の真似をして欲しい?
個人的にすぐピンときたのは山田とか葉隠の真似だw
あ、でも苗木の声を使って本人の前で…ってのも捨て難いな

680:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 02:37:48 aug+ShX1
>>678>>689
>苗木の声を使って本人の前で…
・苗木の現在の心境を推理に基づきながら再現→苗木「(な ぜ バ レ た し)」
・苗木のあの日の恥ずかしい寝言を再現→苗 木 涙 目
このあたりを希望するw

【応用】もう少し手の込んだタチの悪いイタズラ
別の女子(舞園・朝日奈あたり)の声を使って苗木を電話等で呼び出し→待ち合わせ場所に先回りして、ルンルンで相手を待つ苗木を(ry


681:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 03:25:40 8nRZQNdB
苗木「むにゃむにゃ・・・霧切さん・・」

「パシャっ!」

霧切「はあ、はあ、寝言苗木君萌え」

682:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 04:05:35 ZiTSIcEX
なんとなくだが…苗木君の寝姿って半端なく母性本能を擽りそうな気がする
霧切さんもそれにあてられてしまえばいいYO!
寝込みを襲ってくれてもそれはそれで俺得だが…ここはおでこにチューくらいが絵になっていいかもしれん
さすがの霧切さんも相手が寝てればそれくらいのサービスは(ry

霧切さんの寝言は、もし言ってるとすればもの凄く論理的な内容に違いない
夢を一回見る毎に事件を一件解決してますくらいの勢い

683:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 04:24:05 DH44tbif
>>680
つ【禁忌】一人で楽しむ蝶ネクタイ型変声器
部屋に一人の時に、苗木君に言わせたい台詞の数々を思いのままに彼の声で(ry

684:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 04:34:22 RPNavLcw
ふう…いやらしすぎだろ
R17.999999999…まさにギリギリさんだな

685:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 08:13:41 9XBaEuin
駄目だこの探偵

686:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 08:19:55 a8K9GXc2
ナエギリの二人きりで、生命の神秘の授業(モノクマ先生のアレ)を受けたらどうなるのっと。

687:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 09:08:40 KQ3WV/Sr
>>686
実習

この続きは”エロパロスレ”の後で!

688:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 10:07:33 EYVp5KUZ
お前ら朝からアグレッシブすぎ
さっきからずっと霧切さんがジト目でこっち見てんぞwその横で苗木がちょっと可哀想になるくらい困った顔してんぞw
これ以上やると俺らの代わりに苗木が霧切さんのおしおきを受けることになるが…それでも大丈夫か?


689:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 10:20:24 ir+If3QI
>>688
>俺らの代わりに苗木が霧切さんのおしおきを受けることになるが
なんというご褒美w
霧切→苗木のおしおきの内容…苗木君に言わせればきっと「それのどこがおしおきなの?」って感じのものばかりに違いない!
おしおきを大義名分に普段はとても言い出せないようなことを苗木君に要求する霧切さん…ああ辛抱たまらん

690:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 10:22:46 s5UN1FoG
>>688
大丈夫だ、問題ない。
むしろ何故、大丈夫かと問われたのか分からないくらいだな。


さて、霧切さんが苗木君をお仕置きしに連れて行ったので
俺は監視カメラをチェックしに行くとしよう

691:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 10:48:32 0qb3csNJ
>>689
「『今日一日、一瞬でも私と離れたらおしおき』というおしおき」という無限(夢幻)ループですね分かります
このおしおきの最も恐ろしい部分は気が付いたら一生を一緒に過ごしてしまっているところ
ソースはまだないみたいだからナエギリで確認しといてくれ!

692:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 11:08:12 sU58VSYN
>>690
「この学園の監視カメラの死角をすべて把握している私に死角はないわ(キリッ」

>>691
不覚にも夢幻ループに吹いたw

693:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 11:15:48 ufzd8Z67
>>692
つまりトイレに行ったんだな。
・・・トイレということはおっとここから先はエロパロ謹製特別監視カメラの出番のようだな。

694:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 11:50:48 j+jcTjYw
トイレに行かなくても寮の2階があるで、しかもベッド付きだ!

695:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 12:14:41 ufzd8Z67
シャワーが使えない部屋で・・・ゴクリ

696:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 12:41:48 GderTKPr
流れ切って悪いけど前半部分出来たから投下します。
>>663の設定で考えてたら以外に長くなってしまった・・・
以前投下した>>176みたいなノリで書けばよかったぜ・・・・・・OTL
設定的に時系列は無視で普通に学園生活を送っていますが江ノ島は中身が
すでに残念おねいちゃんに入れ替わってる感じです。


それはある日の学園の事。たまたま女子達のみでお弁当を食べている時の事だった。

「苗木君の誕生日?」

何気ない世間話を話している時に特に何の考えもなく誕生日の話になったのだが、そこでいきなり思い出したかのように「苗木の誕生日なんだけど」
と朝比奈がきりだした。

「そう!私もたまたま今日苗木やさくらちゃんとそんな話になったんだけどさ。それが何と明日だっていうのよ!?
もう、そうなら早く言ってくれればいいのにさー」

「苗木くん、明日が誕生日なんですか!?」

「ふ、ふーん・・・・まあ私には関係ないけどね・・・・!びゃ、白夜様なら別だけど・・・!?」

「いや、聞いてないし。つーかさ苗木ってそういうところホンと草食系だよねー。ジャングルとかにいたらすぐ襲われそうW」

「普通の男子高校生はジャングルに行きませんわ・・・ああ、でも確かに今もどこかの「探偵という名のハンター」と「アイドルという名の雌豹」に
狙われてますわね」

「だれがハンターですって?」
「雌豹って私のことですか!?」

「あなた方とは誰も言ってませんけどね・・・(クスクス」

「ははは・・・;まあそれはおいといてさ。やっぱりここは誕生日パーティーとかしてあげない?何だかんだで苗木には皆世話になってるでしょ?」

そう、超高校級の幸運しか取り柄のない(自称)苗木だがその性格さ故か何かとクラスメートに頼まれ事をよくされる。
しかも何でもそつなく無難にこなすので(普通以上の成果はでないが)あの十神とさえよく一緒に行動するほどだ。

「(・・・そのせいで苗木くんがこの学校で一人で行動している所は見たことがないのよね・・・・・いえ別に他意はないのだけど・・・ただ舞園さんとよく
いるのを見掛けると少し腹立つのよね・・・何故かしら?)」

ちなみに舞園もまったく同じように感じているのでおあいこである。まああちらは少しは自覚があるだけマシ?だが・・・・
霧切はそんなことを全く顔には出さずに考えていたが、それを肯定と受け取ったのか隣にいた大神もしきりにうなづいていた。が・・・

「ふむ・・・それはいい考えだと我も思うが・・・・朝比奈。我もそうだがお主も明日は朝から大会があったのでは無いか?」

「あう・・・そうだった;」

「私もパーティーには反対しませんが明日は生憎先約がございまして・・・・豪華客船でのジャンケン大会の予定がございますの」

「わ、私は元から行く気ないし・・・!それに明日は編集者と、う、打ち合わせがあるしね・・・!」

「あーそういや私も明日は雑誌のデルモの仕事があんだよねー・・・まじかったるい」

697:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 12:46:45 GderTKPr
「あう・・・みんな用事がある感じ?霧切さんと舞園さんは?」
「私は別に無いわ」
「私も別に・・・(トゥルルル)『ハイ、舞園です。・・・え?ドラマのゲスト?月9の超人気の?・・・・・・・・明日は乙女の聖戦です無理です。
断ってください。』(ガチャ)・・・・・・・・・・・何もないですよ?」
「いや、今超あったじゃん!いいの?断って・・・;」

なにも無かったのかのように電話を切る舞園。さすがの朝比奈もその対応にはびっくりして舞園に問いかける。

「苗木くんの誕生日のほうが大事です(キリ」
「いや、そんなドヤ顔で肯定されても・・・・」
「まあいいんじゃない?二人に私たちの分も祝ってもらうって事で・・・」
「まあ、プレゼント等は後日渡せば良いしな・・・霧切、舞園よ。頼む。」
「まあ・・・別にいいけど」

霧切は仕方が無いという風に肩を竦ませる。がその表情はどう見ても嫌そうではない。むしろ苗木でなければ即効で「面倒だわ」と切り捨てるのは
間違いない。
対照的に舞園は任せてくださいといわんばかりに顔を上気させて頷いている。

「勿論です!なんたって私は---」
「まあ、苗木君は---」

「「苗木くん(私の)の助手ですから(だから)!」」

しーーーーーーーん

二人して同じ宣言をする。この状況にさすがのその場も水を打ったかのように静まり返る。しかし勿論そのまま事が終わるわけも無く・・・・

「あの霧切さん?苗木くんは「私の」パートナーですよ?(ニコ)」
「あら初耳ね、苗木君は「私の」助手なんだけども・・・?(フッ)」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

二人の間にすさまじい火花が舞う。心なしかバチバチと音が聞こえてくるかの如く空間が歪んでみえる。

「え?え?な、何この空気・・・!?私達なんか変な地雷ふんだ?」
「踏んだ踏んだ超っでかいのwつーかこれってもしかしてシュラバってやつ?まじウケルwww」

江ノ島は面白くなってきたwとばかりに笑顔を浮かべていいぞ、もっとやれーと二人を煽り始めた。それを見ていたセレスもその行為に少し呆れながら
も同じような表情を浮かべている。

「まあ、確かに面白くはありますが・・・」
「いや、面白くないでしょ!?ふ、二人とも?け、喧嘩(?)はよくないよ!お、お願いだから苗木の事はたのんだからね?」
「ええ・・・任せてください。「苗木くん」は「必ず」「私が」心からお祝いしますから・・・・」
「そうね・・・・「苗木君」の事は「私が」「誰よりも」理解しているから心配しなくてもいいわ」

「あははははははははは」
「ふふふふふふふふふふ」

「ほ、本当にだいじょうぶかな・・・?」
「やーね・・・・・・・・・・・・・・・無理にきまってんでしょw」

698:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 12:51:35 GderTKPr
所変わって別の教室にたまたまいた葉隠と苗木

「さあて、苗木っちの今日の運命は?俺の占いは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、やべ」
「え、やべって何!?僕に何が起こるの!??」


後半につづく・・・?


1レス目の改行ミスってた・・・;
見にくくてスマン、つーかいま読み返したらこれ萌え総合に書いた方がよかったね・・・OTL
後半は霧切さんの一人称メインで進むからこっちでいいかと思ったんだけど・・・

699:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 12:54:37 9KHgxmg8
>>698
GJ。後半に期待してるぜ!


霧切さんメインならここでいいんじゃないか?
言い方悪いけど、他のキャラは脇役、ってことなんだし。

700:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 12:56:09 /03khLZX
>>698
後半霧切さんメインで進むなら別にいいんじゃない?
棲み分けは重要だろうけどあんまり厳しすぎても息苦しいし

なんにせよ早く後半を書くんだ!

701:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 13:35:41 5W/CB33k
ちょっと考えてたら授業中に寝ている苗木の代わりに霧切さんが答える"眠りの誠"ってのがでてきたのだが…
それと霧切さんにパチュリーのコスプレさせたら違和感ないと思うのだが…どうだろ?

702:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 14:13:20 5W/CB33k
ちょっと考えてたら
授業中に寝ている苗木の代わりに霧切さんが答える"眠りの誠"ってのがでてきた…
霧切さんにコスプレさせたら何が似合うかな?
俺はパチュリーだと思う

703:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 16:01:02 viSH2t2E
すいません
携帯から書き込んだ5W/CB33kの者です
>>702はダブりなので
無視してください


704:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 19:01:16 r3X7ZeL2
>>701
想像してみたがあまり違和感ないな
ものすごい背の高いパチュリーになりそうだがw


705:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 19:24:53 7mT6azWq
>>698
遅れ馳せながら乙!後半投下までのここの警備は任せろw
霧切さん視点まじwktk
ナエギリ万歳!!

706:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 20:24:47 pbNmZOZC
>>701
探偵と言えば尾行、尾行と言えば変装(コスプレ)…実は得意かもしれない

山田に強引にコミケ会場に連れて行かれる苗木君
気になる霧切さんはアニコスで会場に潜入
霧切さん、人混みで身動き取れなくなる
苗木君にバレる「ち、違うのよこれは…///」

まで妄想した

707:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 20:32:51 Yvnp+Ery
霧切さんには戦国ランスの戦姫のコスプレが似合う気がする。
後個人的にはパチュリーより咲夜さんが合いそうな希ガス

…さて、文章に起こしてくるか

708:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 21:08:30 uB9Wr3XI
>>706
さっさと文章にしてくださいお願いします

709:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 21:15:15 CJLvB2Sj
>>707
十神っちが全裸で正座してまってるべ。この寒いのに
まぁ苗木っちは着衣土下座で待ってるけどもな!
俺の予想は3割当たる!

710:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 21:23:48 viSH2t2E
>>707
まってるよー!

711:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 22:06:14 DMmOkEt7
>>706
うおああああああああ神シチュktkr!

>苗木君にバレる「ち、違うのよこれは…///」
いろんな意味で辛抱たまらんくなってしまった苗木君
連れの山田の存在など忘れて、霧切さんの手を握り黙って人混みの中を早足で歩き出す苗木君
そして人気のない場所に着いた途端、苗木君は……ここまで言えば分か(ry

712:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 22:14:25 9giMLEFv
>>711
それ以上はらめえええええ
出禁になっても知らんぞおおおおおおおおおおおおおw
「R18未満」を楽しむ!それこそがここの醍醐味じゃあああああ

713:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 22:15:36 JddsVIwN
ちょいと遅れたが俺も参戦! そしてSS職人乙!お前が来るのを心待ちにしていたぜ!後半もよろしく☆

714:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 22:30:07 GderTKPr
とりあえず>>696の後半の前半(ややこしいな)部分が出来たので投下。
しかし霧切さんの一人称はやっぱりむずいな・・・





「・・・・・・・・・困ったわ」

昼間のやり取りから数時間後、学校を終えた私は街のデパートまで足を運び苗木君のプレゼントを模索していた。
しかし、この生まれてから16年間、異性にプレゼントなどした事は無く、しかも同年代の少年が喜ぶ物となると検討も付かなかった。
これなら今まで受けた事件の解決のほうが数倍簡単だった気さえする。

「だけど・・・舞園さんだけには・・・!」

そう、だからといってここで適当なもので妥協などしたくはない。
おそらくアイドルである舞園さんなら私などよりよっぽど簡単に異性が喜ぶプレゼントを想像できかつ用意が出来るだろう。
しかも苗木君は元々彼女のファンでもあるのだ。何を貰ってもうれしがる確率が高い。
そしてプレゼントを受け取る苗木君とそれを渡す舞園さんを想像すると・・・・・・何か無性に心がざわつくのを感じた。

それを世間一般では「嫉妬」と呼ばれる感情なのは間違いないが、そんな経験などした事の無い彼女はそれに気付かない。

「落ち着くのよ、霧切響子。まずはいつも通りに順序よく推理すれば問題ないはずよ」

自分自身にそう暗示をかけ、落ち着かせる。そう私は「霧切」の名を継ぐもの、こんな問題など・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハァ。

「・・・・・・今ほど「霧切」の名が役に立たないと思った事は無いわね」

しかし落ち込んでいても仕方がない。まずは思いつくものから順に考察していくことにした。

「まずは私が愛読している推理小説・・・・・・ダメね。こんな文字だけで堅苦しいものが一般的男性が喜ぶとは思えないわ。」

まず自分ならと考えてみたがこれはボツ。私の好きな小説が苗木君が喜ぶものとは思えない。しかも折角の誕生日にわざわざそんな小説を渡すのはなんとなく気がひけた。

「なら普段から使うもの・・・例えば服とか・・・・・・駄目だわ。苗木君のサイズとかは目測でわかるけど、まず苗木君の喜ぶセンスが解らないわ・・・」

ならば実用的なものをと衣服などを想像してみたが、これもボツ。一般的な男性の服のブランドなど知らないし彼が好きそうなセンスも良くわからない。
普段から苗木の私服は寮生活の中で見たことはあるが、これといって特徴がない無難な服が多い。ならば無難なものを選べばいいかもしれないが
その無難なものが解らないのではどうしようもない。


715:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 22:31:24 GderTKPr
「あとは・・・・一般的な男性の持ち物から想像して時計とか・・・?だけどあまり高価な物だと受け取ってもらえない可能性もあるわね・・」

次に時計などの装飾品が目に入ったが・・・・これもボツ。どうしてもこういう装飾品ブランドはすこし高めの金額になってしまう。
私的には別に払える範囲であれば値段などは問題ないが、無駄に他人に気を使う彼は気にするだろう。下手をするとプレゼントなのに重荷になってしまう可能性すらある。
それでは本末転倒である。

「かといって彼はあまりゲームとかもしないし・・・趣味らしい趣味もないのよね」

考えれば考えるほどいい考えが浮かばない。何故か苗木君が正体不明な謎の人物にすら思えてきた。
そう思うと彼のプロフィールほど無難すぎて内面を読み取りにくいものもない。もし推理小説の登場人物ならばまったくのモブか事件の真犯人かのどちらかだろう。

まったくいい考えが浮かばず、すこし途方にくれていた彼女だったが、その時ふとデパート内の本屋の一角が目に留まった。

「・・・「彼の喜ぶプレゼント特集!これさえ読めばラブげっちゅ♪」・・・・・・・っ!」

そうか、解らなければまずリサーチをするのは当たり前ね。なぜ最初に思い浮かばなかったのかしら。このコーナー名には一抹の不安が残るけど・・・・
ていうかこれ江ノ島さんの雑誌なのね・・・ま、まあある意味一番信頼出来るソースではあるはず・・・。

「まずは「異性の喜ぶBEST10」ね・・・」

そう思い読み進めていくが、大体はさっき考えていた案件が掲載されていた。その他でいえば「料理」という項目もあったがそんなものは最初から論外だ。
何を隠そう私は一切料理が出来ない。昔少し気まぐれに作ってみようとしたが、出来たものは真っ黒い発癌物質であった。
・・・・・我が事ながらあまりの情けなさにすこしへこんできた。

「他に何か・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ってこれは・・・・・・・・・///」

他に何か無いかと読み進めていたが、あるページに「上級者向け(笑)」と書かれているコーナーが目に留まった。そしてそこには・・・

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・自分をリボンで包装して彼にプレゼント(はあと)って・・・っ///」
「(本当に!?本当に世間の人はこんなことをしているの!?そして相手は喜ぶの!!??????)」

普通に考えればそんな訳が無いのだが(つーか(笑)って書いてるし)、ある意味追い詰めらていた彼女は気付かない。
寧ろ藁にもすがる気分だった為冷静な判断など出来るハズも無かった。

「・・・・・リボン、か・・・・///]

そしてふらふらと手芸コーナーのリボン売り場に向かう彼女を止める者はいなかった・・・・・。




とりあえず今日はココまで。残りは後日投下します。

716:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 22:32:46 QgUzZUmQ
そういや探偵ってさ、依頼人の命を守るために本人と入れ替わったり潜入捜査したりすることもあるよな
結婚式の新郎新婦のふりとか、さ
ここまで(ry

717:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 22:34:43 rp9BmXMQ
乙…そしてなんという生殺し

718:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 22:38:25 9giMLEFv
>>715
GJGJ!残りも楽しみにしてるw
しかしなんという焦らしプレイ…やり方が汚いぞっ…悔しい、でも(ry

719:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 22:48:07 viSH2t2E
え、なにここすげぇ・・・!
ネタを提供する人とss職人の織りなす絶妙なハーモニーをかんじるぜ!

俺も見習わないと

720:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 22:52:58 SaGFYxMT
>>716
ものすごくいいところに気が付いたな!

助手の苗木君と2人で新郎新婦のふりも勿論外せん
けど、どちらか片方だけが新郎or新婦と入れ替わってもう一人は客に扮して離れたところで見てるってのもなかなか乙なものかと
相手に見とれつつも湧き上がる嫉妬を抑えられない感じで頼むw
どっちが嫉妬する立場でもいいけどやっぱり霧切さんかなあ…スネギリさんの可愛さは異常!

721:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 23:07:24 DMmOkEt7
>>720
やだ…萌える…

"苗木・タキシード・誠"降臨

スネギリ発動

本番という名のTAKE2(苗木君的な意味で)スタート

こうですよね、分かってます

722:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 23:16:59 gl9PFNQs
>>720>>721
ああああああああああああああああああ
衛生兵!衛生兵!

723:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 23:22:45 FkIoowlN
霧切さんは一人っ子。で、彼女は霧切家の血筋に誇りを持っていると。
霧切家存続の為には、苗木が婿養子になるしかないな。
苗木は霧切の嫁。もとい婿。

724:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 23:37:55 viSH2t2E
どっかで見た気がするけど
もし苗木君が、なんの前振りもなしに突然霧切さんの前で泣き出したら
どう反応するだろう?
優しく抱きしめてあげる?
それとも・・・?

いかん!考えすぎたら鼻血出てきたw

725:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 23:45:38 gl9PFNQs
>>724
愚 問 だ な



そんなの決まっているだろう

726:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 23:50:21 ufzd8Z67
>>724
それは…逆のパターンもあわせて考えてくれないとフェアとは言い難いわね(キリギリッ

727:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 23:52:16 jsOtaaYx
URLリンク(blog-imgs-37-origin.fc2.com)

728:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 23:53:18 z+463ZDp
このスレでは苗木くんがヒロインだが、敢えて俺は苗木くんがヒーローだと主張する

苗木「はい、霧切さん、クリスマスプレゼント」
霧切「…手袋?」
苗木「その、さ。そのいつもの手袋もカッコいいと思うけど、たまにはオシャレしてもいいんじゃないかなって」
霧切(ピンク色の手袋…)

霧切「私には似合うかしら?」
苗木「似合うよ。僕がつけてあげるよ」
霧切「え、ちょっと待ちなさい!」
苗木「…手のこと気にしてる?」
霧切「当たり前じゃない。幾らみんなのまえで手袋を外したからって、
    気にしてないわけがないじゃない…」
苗木「確かに酷い火傷だったね」
霧切「……!」
苗木「でも、さ。僕は、それも苗木さんの魅力のひとつだと思う」
霧切「何を言っているの?お世辞にもならないわ、私には皮肉にしか聞こえない…」
苗木「それは違うよっ!
    だって、それって霧切さんが探偵の仕事をしていたときに負った怪我でしょ?
    僕は、それが霧切さんがその仕事を一生懸命に頑張った証拠だと思うんだ」
霧切「……苗木くんの癖に、生意気よ」
苗木「僕は気にしない。むしろ、僕とふたりきりの時は隠さないで欲しいんだ。
    だって、霧切さんは僕の……ええと、大切な相棒だから」
霧切(相棒、か)
   「分かったわ、相棒なら隠し事も恥ずかしがることもないということ?」
苗木「そう、これが僕の答えだよ」
霧切「……ばか」

729:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 23:56:49 ufzd8Z67
>>728
バ、バカな…あり得ない
苗木君が…あの苗木君がただのイケメン…だと
霧切さんを言葉だけで圧倒しているだとおおおおおお?!

ふう…けしからん、もっとやれ

730:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 23:59:58 BI2iQkfK
>>728
肝心のところで苗木さんかよw

731:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 00:05:15 Okqh47FK
>>729
というのも、さっき最終学級裁判をやり直してたからなんだが

やっぱり何度見ても最後の「希望」の論破はカッコいいと思うんだ
苗木くんの言葉の力の強さは異常。でもそこがカッコいい

>>730
うゎゎん!ドラ○もんっ、>>730がいじめるよぉ!
…というのは冗談さておき、勢いで書いたので申し訳ない

732:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 00:21:21 larvhU0e
>>730
言われるまでは気付かず普通に読んでたのにw

>>731
「希望を失っちゃダメだ!」…演出も相俟ってあのへんは痺れた
霧切さんもあそこで苗木君のことを見直したというか惚れ直したというか…ついて行こうと思うようになったのかね





733:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 00:29:37 SV39v0sh
>>706ですが書いてみる。3レス予定。


私が教室に入った時、苗木君は誰かと携帯電話で話しているようだった。

「うん…わかったよ。日曜の昼に、駅前だね。それじゃ…」

そう言って通話を切った苗木君は、何故か私に気づいて慌てた様子を見せた。

「き、霧切さん!?いつの間に」

「…今来た所よ。苗木君こそどうしたの?そんなに驚いて」

「えっ…ああ、霧切さんに気づかなかったから、びっくりしちゃって…ゴメン、ボク、もう帰るね」

苗木君は私を避けるように教室を出て行った。
…おかしい。いつもの彼なら「霧切さん、一緒に帰ろう」って言ってくれるのに。
まるで何か私にやましいことでもあるみたいだ。

(まさか今の電話…デートの約束を?苗木君が?)

私の中にモヤモヤとした気持ちがわきあがってくる。
努めて心を落ち着けようとするが、それは治まるどころか強くなる一方だった。



次の日曜の昼、私は駅前の広場にいた。
馬鹿馬鹿しいとは思ったのだが、やはり苗木君の行動が気になった私は彼を尾行することにしたのだ。

(こんな事に探偵の技術を使うなんて…それに苗木君が誰かとデートをしていたら、私はどうすればいいの?)

そんな事を考えていると苗木君が姿を現した。
誰かを探す風でも電話をかける訳でもなく、迷わず駅の中へと入っていく。
相手の都合が変わって別の場所で待ち合わせをすることになったのかもしれない。
私は苗木君の後を追い、彼と同じ電車に乗り込んだ。


30分後…到着した駅を出た苗木君は、向かい側にある巨大な建物の中に入って行った。
建物の周りにはかなりの人混みが出来ており、何か異様な熱気を放っている。

(これは…コンサートでもあるのかしら?)

そう思った私の目に派手な立て看板の文字が飛び込んできた。

『第24回 コミックマーケット会場』


734:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 00:30:30 SV39v0sh
コミックマーケット…詳しい事は知らないが、いわゆる”オタクの祭典”という言葉が頭に浮かぶ。

(苗木君にこんな趣味があったなんて…)

私が唖然としている間にも苗木君はどんどん建物の奥へと進んでいく。
巨大なホールは多くの人と様々な商品?で埋め尽くされているようだった。
彼を見失わないように私は慌てて後を追う。

ふと、私に注がれる周囲の視線に気がついた。

(そうか…この格好では目立ってしまうわね)

会場に集まる人の中にあって私の姿は明らかに”浮いて”いた。
男性客と違って私服姿に近い女性は係員や売り子ばかりのようだ。
そうでないのはコスプレイヤー…色とりどりの不思議なコスチュームに身を包んだ人ばかり。
思わず周囲を見渡した私は『更衣室』と大きな矢印の書かれた案内板を発見する。
私は一旦苗木君の尾行を中止して、何気ない足取りででそちらに向かった。



更衣室で首尾よく着替えを済ませた私は、先ほど尾行をやめた場所に戻ってきた。

(それにしてもこの格好…足元が随分涼しいわね…)

更衣室に置いてあった衣装はどれも見ているこちらが赤面してしまいそうな露出度の高い代物だった。
その中でも一番ましなものを選んだつもりだったが…これは脚が大胆に露出している。
このスカートは短すぎだろう。少し走っただけで下着が見えてしまいそうだ。
しかし、これなら不審がられることはない。


735:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 00:32:05 SV39v0sh
思考を切り替えて苗木君を探すことにする。
しかし、どこを見ても人、人、人…満足に歩くことすらままならない。
10分ほど歩き回った後、ついに私は人混みの中で身動きが取れなくなっていた。
これでは苗木君を探すどころではない。
私が尾行を諦めようかと思案を巡らせた時、背後から聞き覚えのある声がした。

「おやおやおや~!?これは驚きましたぞ!やはり霧切響子殿ではありませんか!」

「山田君!?」

クラスメイトの山田君…最悪だ。こんな格好を知り合いに見られるなんて。
とっさにどういう言い訳をしようか、口ごもる私に構わず彼は続けた。

「苗木誠殿、こっちですぞ!ホレ、まさかの霧切嬢の登場です!」

「霧切さん!?…どうして!?」

山田君が腕をつかんで人混みから連れ出したのは、誰あろう、苗木君だった。
急激に顔が熱くなるのを感じる。
よりによって苗木君に、思い切り見られてしまった!

「き…霧切さん、その格好…」

「ち、違うのよこれは」

完全に思考が停止してしまった私には、そう声を絞り出すのがやっとだった。
私は苗木君の片手を握り、彼の手を引く。
そしてスカートを押さえて人の群れにぶつかることも構わずに可能な限りの速力で駆け出した。

「霧切さん、ちょ、ちょっと、待って」

「な、苗木誠殿ー!どこ行かれるかー!売り子のバイトはどう…」

苗木君と山田君の声が聞こえたが、それどころではない。
私はとにかく周りに人が居なくなるまで走り続けた。



終わりになります。苗木君はオタクっぽく思われるのが恥ずかしかったということで。

736:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 00:38:59 XbHGHvHa
>>735
霧切っちがそれじゃあ泥棒になってるべ。
恋は盲目だっていうけども・・・
まあそれも青春だべ!


737:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 00:40:49 E8AB4hHO
>>733-735
きたあああああああGJGJ!
ひふみんの「霧切嬢」ってのが地味に琴線に触れたw
そして霧切さん自ら苗木を拉致るというまさかの展開大変おいしいです…!

にしても、霧切さんのコスプレは何やってもかなり完成度の高いものになりそうだw
そういうイベント会場にいるなんて危険すぎるぜ…写真撮らせてとか言われるだけならまだしも…
苗木!いいか、お前がしっかり霧切さんを守るんだ!

738:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 00:41:00 iFgJLJ2i
>>735
乙であります
最後は涙流しながらの逃走の情景が目に浮かんだw

・・・やっぱりこのスレに足りないのは絵師ですね

739:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 02:10:12 YSSbu7jh
>>735
乙です!2828がとまらんのだが…

>>737
>苗木!いいか、お前がしっかり霧切さんを守るんだ!
近くにいた翔さんのお仲間(腐)によって苗木君にも可愛いコスチュームが宛がわれると予想w
で、霧切さんとツーショットで写真を撮られまくる(百合っぽい絡みも?)にモノクマコイン100枚!

某動画投稿サイトにナエギリMAD第1号ktkrww

740:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 02:30:17 5dCd47st
>>735
GJ!
霧切さん単独で脱兎のごとく走り去るものと思っていたらまさか苗木君まで連れて行っちゃうなんて…もう、霧切さんてば大胆なんだからぁっ!w
え?弁解のために拉致したって?またまたぁ~照れなくてもいいんだぜ?ww

>>739
どうせ2人で可愛いコスプレやらされる運命にあるならシュールなヤツのほうがかえって割り切ってやれるな!
俺としてはDANZEN☆プリ○ュア(無論初代)を推すわw
苗木(黒)霧切(白)で身長的にもおkだしな
動画ってもしや例の支部の絵師のか?

741:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 02:38:28 59URSd27
もう700レス超えたのか・・・そろそろまとめWIKIが欲しいね
だけど俺っちはそんな技術を持っていないので人任せになってしまうんだが・・・

さて今日は後半のつづきはここまでにして寝るとするか・・・

リボンは赤にすべきか白にすべきか・・・はたまた透明にすべきか・・・それが問題だ

742:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 02:52:49 FF0GjOOJ
>>740
動画の件はその通りだと思われ
それとDANZENの使い方正しすぎ自重w

>>741
「リボン?透明一択だろJK」なんて悪魔の声が聞こえたりもしたが…w
よくよく考えると赤をはじめ濃いめの原色がいいんじゃないかと思い始めた!
霧切さんの色白の肌とのコントラスト的な意味でな、すごく映えると思うわけだ
なんにせよ期待してるぜ!

743:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 04:45:02 5oaorSW3
ナエギリでプリ○ュアコス…だと
そばで見ていた一二三が苗木君に「ウホッ!」→霧切さんの恋敵が一人増えた!
みたいな展開しか浮かばん俺はもう駄目なんだろうか…orz


744:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 08:39:55 SV39v0sh
>>733-735の者です。読んでくれた皆様ありがとう
描写の足りない部分は鍛え上げられた妄想力で補ってやってください

自分としては霧切さんのコスは刀語のとがめをイメージした
和装好きそうだし、ダンガンラジオ聞きに行くと目に入ってくる
細部にこだわるなら両手に手袋してるキャラがいいんだろうな~

745:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 11:54:35 8YcOUV+a
ニコ動にナエギリきたぞ!

746:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 17:02:06 59URSd27
取りあえず保管の意味をこめてここに投下したSS(>>57>>176>>696)を支部にうpしてきたわ。
まとめwikiが出来たら消すかもしれんけど。

747:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 18:40:19 x2qB+3uK
授業中、居眠りする苗木クンを
隣の席の霧切さんが微笑みながらほっぺたツンツンするところまでは想像した

霧切さんかわええ

748:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 19:42:45 KxFPFWt9
>>746
人任せで悪いけど自分のもよろしくお願いしていいですか?
(>>191 >>259 >>329 >>454)です。
セレス様もアリならセレス様スレの>>31
あと…18禁アリならエロパロの>>66

絶望的に暇だったらで結構です
本当に人任せで申し訳ない

749:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 19:55:28 fEgu9nsD
>>746
支部に小説部門が有ること初めて知ったわ。
俺もとりあえずうpしてみるかな。


ナエギリタグでもつけておけば
このスレの人とか検索しやすいかな

750:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 19:55:35 Ad/voWuQ
さすがに支部に投降ぐらいは、自分でやるべきじゃね?
そこまで手間でもないし。アカウント晒すのがいやならステ垢とればいいだけだしさ。

それこそだれか一人が、纏めとしてやるなら別だけど。

751:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 20:06:27 KxFPFWt9
>>750
そんなに簡単なの?
じゃあちょっと調べてみる
ありがとう

752:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 21:53:57 ixhJd8Bp
食堂にて
セレス「どなたか厨房の冷蔵庫から牛乳を持ち出されましたか?
    今朝、確認した時には新品のパックが2本もありましたのに、今は1本もありませんの。
    これではわたくしのティータイムが台無しですわ…」


そのころ苗木君の部屋
苗木「ボクだって成長期なんだし、せめて霧切さんと同じくらいには…」(ゴクゴク)

そのころ霧切さんの部屋
霧切「朝日奈さんの隣に並ぶと苗木君の視線が気になるのよね。せめてあと2センチ…」(ごくごく)

753:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 23:11:39 aKNs/Vm7
>>752
努力なんてのはなぁ、影でこそこそ一人やるもんじゃねえんだよ!
そんなことしなくても次の方法を取れば解決するじゃねえか!
また、「牛乳の持ち出し禁止」を校則に追加します!

苗木君→霧切さんが伸ばせばおk
霧切さん→苗木君が揉めばおk

754:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 23:19:54 Ad/voWuQ
霧切さんが伸ばす?
つまり、キャッキャウフフを期待して霧切さんの部屋に行ったら
逆釣鐘くらって、!?となってる苗木君の姿が!

755:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 23:27:03 8vJIWZv5
>>753
www
伸ばすって何よ?
苗木君の体で伸びそうなのってもうナニくらいしかない気がするんですけど
揉むって何よ?いや、何を?
そこに掴めるだけのものがあるのか…それが問題だな!

リアルな話、腐川(翔)さんのは本人曰く「鉄板」らしいけど…霧切さんはそれよりあるのかね?
それならなんとか揉める気がしてきたぞ!


756:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 23:39:11 ZQKUAQBT
「伸ばす」のほうは鉄棒的なアレにぶら下がれば霧切さんの手を煩わすまでもないぜ!
ついでに懸垂でもして腕力強化もやっちゃえばいい
身長の伸びはある程度限界があるが筋力はやり方次第でこれからいくらでも強くできるぜ
細マッチョになった苗木君…いかがですか?霧切さん!

しかし乳ネタは定期的に出るなあw
まあこれも公式がもう少し情報を発信してくれれば落ち着くだろ
来月発売のファンブックに期待!

757:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 23:44:18 y6jcz0Xg
設定では1cm差になっていても絶望的な差があるように見えるのがw

758:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 23:46:48 WjxtBjUT
舞園と霧切は身長、体重、胸囲がほぼ同じ。
そして、プール写真での舞園の胸部はけしからん。

この二つの事実を考えてみれば、答えは明白なはず。
苗木君、ここまで言えばわかるわよね?

759:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 00:07:53 yPkUS5Zk
>>758
待てw逆に考えるんだ!
あの写真を撮った日の舞園さんのスク水は写真集やらのグラビア撮影仕様だったのだとww
要は若干盛って…ゲフンゲフン…微々たるテコ入れがなされた(ry
つまり、あの時の2人はスク水の時点ですでに差がついてしまっていたのだ!

いや、舞園さんのほうが大きいことは疑う余地はないよ?体型・胸囲的にも
でも霧切さんだってあのスク水を着れば……いや苦しいかwww

760:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 00:15:41 Lsp87sIU
>>727
GJ!! あんたの絵に惚れたw
出来れば顔以外もハッキリした線のverが欲しいとか
調子こいてすんませんでした!!

761:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 01:00:41 /ffhSyIA
>>756
>細マッチョになった苗木君…いかがですか?霧切さん!
身長では負けても筋肉なら全然いけますよねー
ところで霧切さんは筋肉好きかな?あんまりムサいのは敬遠しそうだが…w
というわけで苗木君!さくらさん朝日奈さんの指導でレッツ・肉体改造だ!!

>>759
もうお前が霧切さん本人にしか思えないwww


762:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 01:09:21 0NZejQ6C
入学当時の戦刃むくろのプロフィール…ここに注目すれば真実が見えてくるはずよ。

電子生徒手帳で参照できる戦刃むくろの身長・体重・胸囲の数値は、入学時のそれと完全に一致しているの。
入学から2年を過ぎているにも関わらず、よ。
一流の軍人である彼女が身体管理に人一倍気を使っているとしても、体重に1kgの増減も無いのは不自然だわ。

つまり…電子生徒手帳のパーソナルデータは、あくまで入学当時の数値に過ぎないとは考えられるのよ。
それから2年後ゲーム本編中の時間軸では、霧切さんの胸囲も成長している可能性があるのではないかしら?

763:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 01:13:19 xy90ow84
つまり霧切さんの成長は進んでいるにも関わらず貧しい(ry

764:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 01:16:52 ODMXF0RA
>>761
トレーニングのために大神朝日奈両氏と懇意になる苗木氏…
その時霧切氏は…!!

>>762
一瞬攻略系のスレの誤爆と思ったら…こんなところにも霧切さんがww
つまり、舞園さんの成長期は霧切さんに比べてかなり早かったというわけですね
あの写真を撮った後…霧切さんの胸は劇的な成長を遂げている、と

よし、苗木!お前が責任を持って確かめて来い!

765:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 01:19:44 O9cnvWqi
つまり、二年たってるのに苗木の身長はそのま(ry
高校三年生でその身長。どう、絶望したでしょう?真実を知って絶望したでしょう?

766:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 01:33:48 xy90ow84
希望を失っちゃ駄目だ! 高3でその身長ということはまだ伸びしろがあるかも知れないじゃないか!というかある!あるに決まってる!

767:591
10/12/18 01:35:25 h9sRur5o
前略、霧切さんが好きな住人の皆様
あれ以来、>>592>>595の励ましの言葉を胸に、ひたすらにSSを書いていた
ク リ ア 後 の 設 定 なのにも関わらず、だ

そんな、乗りとパッション・妄想・捏造だけでどうにかしてしまったやつを、良ければこれから皆にご覧に入れたい
今から投下してしまっても・・・大丈夫か?ちなみに内容は霧切さんと舞園さんの友情ネタで、結構長い

768:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 02:07:32 46y462G6
>>767







769:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 02:09:31 YSy/L/eD
>>767

















770:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 02:13:21 xy90ow84
躊躇う必要は無い、その力を存分に発揮したまえ!

771:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 02:18:56 yPkUS5Zk












772:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 02:23:32 YSy/L/eD
>>771












773:Brilliant Years~記憶の彼方の親友~ 【1】
10/12/18 02:29:53 h9sRur5o
見渡す限りの瓦礫の山。何も、無い。
本当に、ここは自分達が住んでいた街なのかと、私も当然の如く疑った。
学園を脱出した矢先に見るこの光景。
例えるなら、夜にカラオケやネットカフェなどに入って、寝ずに一晩過した後に外に出た時の、何とも言えない違和感。そして……喪失感。
目の前にあって、当然だったものが無くなっている。
……成程、確かにこれは"絶望"だ。ご丁寧にも、奴は『失う恐怖による絶望』と、『失った後の絶望』の二通りを用意していたのか。
……全くもって、悪趣味である事この上無い。

ふと、私は足元に落ちている物に目をやった。
ピンク色の、動物らしきもののアップリケが着いている手袋が落ちている。
ボロボロだが、私はそれを何となく手に取ってみた。

「ッ!?」

突然、頭の中でで何かがフラッシュバックする。
脳天に弾丸を撃ち込まれたような、ショックだった。

「……さ、や…か…」

そして私は、そんな言葉を口にしていた。
否、言葉ではない。
人の……名前。私にとって大切な……名前。

そんな合間にも、フラッシュバックは止まらず、私の頭の中を決壊したダムの如く流れ出した。

774:Brilliant Years ~記憶の彼方の親友~ 【1】
10/12/18 02:32:14 h9sRur5o

----------------------------------------------------------------------------------------------

希望ヶ峰学園。超高校級の才能を持つ若者達を集め、この国の将来を担う人材に育て上げるエリート教育機関。
この学園を卒業した者には、絶対的な成功を約束されていると言われるほどの超名門校である。
その放課後の生徒達が行きかい混み合う玄関口で、私――霧切響子は人を待っていた。

「おまたせー!」

そう言って手を振りながら駆け寄ってくる人物に、私はいつもと変わらない返事を返す。

「予定は大丈夫なの?さやか」
「うん、マネージャーには何とか都合つけてもらっちゃった。それよりごめんね響子、遅れちゃって」
「別に気にしてないわ。それより、時間がもったいないから早く行きましょ」
「そうね。早く行きましょうか」

場所が玄関口ということもあってか、長居する場所としては適切ではない。
私とさやかは、今日学園で起きた出来事の思い思いを口にしながら、玄関口を後にした。



彼女――舞園さやかは、国民的アイドルグループのセンターマイクを勤めており、更なる将来の発展を夢見てこの希望ヶ峰学園に入学した、『超高校級のアイドル』である。
そんな彼女と私が、何故こうして親しく友人同士でいられるのかは、私でも未だに『運』という表現を使わずには説明出来ない。
自分がさやかの友人として釣り合いが取れているとはあまり思えない。こう言うと、朝比奈さん辺りから「また苗木みたいな事言っちゃって~」とぼやかれるけれど。
しかし、私にはそうした友人がそもそもあまり多くないのだから如何ともし難い。さやかもこの学園に入学してから初めて出来た友人である。
今まで引き受けてきた事件の中で、芸能界の関係者と関わる場面も多々あったが、友人と呼べる程に親しくなる事など当然の如く無かった。
けれどやはり、切欠は私の肩書きが『超高校級の探偵』であった縁からだろうか。
事実、私とさやかが懇意になった切欠も、それが関係したある事件があってからの事だった。

そして私とさやかは、今では学園中で『超高校級の親友』として語り継がれている。
私としては、超高校級でも何でもなく、さやかとは普通に友人として接しているつもりなのだけれど。
超高校級と呼ぶのなら、むしろ朝比奈さんと大神さんじゃないかしら。
…ごくたまに、"ベストカップル"などと言うフレコミも耳にするけれど、意味が分からない上何やら危険な感じがするので詮索しない事にしている。
ちなみに、苗木君と桑田君は『超高校級のマブダチ(桑田君自称)』、石丸君と大和田君は『超高校級の兄弟』なのだそうだ。

「この服、響子に似合うじゃないかな」
「…私には派手過ぎるんじゃないから」

とあるショッピングモールにやって来た私とさやかは、ファッションブティックで、服をあれこれと眺めていた。
さやかは芸能人という事もあってか、存外に普段こうした年相応の行動が中々出来ないのだが、私と出掛ける時はストーカー対策にもなって安心して買い物が出来るのだそうだ。

「そんな事無いよ!響子はすっごく美人だよ?肌なんて色白だし、髪もこんなに綺麗で、本当にお人形さんみたいで……」
「ごめんなさい。そういうの、自分では余り分からないの……」
「も~う…そういうとこ、響子の悪い癖だよ?現役のアイドルの私が言うんだから、もっと自分に自信を持とうよ」

そう言われても、興味が無いものは無いのだから仕方ない。
むしろ、派手な衣服や香水の類は、現場捜査や尾行などの際にかえって邪魔になるのだ。
目立たないという点では、苗木君には見習うべき部分が多々あるような気もする。一種の才能ではないだろうか。
かと言って、二人きりで服の見立てをしてもらったりなどしたら、目の前の彼女に大目玉を食らってしまうので控えているけれど。

775:Brilliant Years ~記憶の彼方の親友~ 【3】
10/12/18 02:34:19 h9sRur5o



ショッピング巡りを切り上げた私達は、一息付くためにいつも行き付けの喫茶店へ入店した。

ここの喫茶店は会員制の店で、店主は元警察関係者にして、父の大学時代からの友人である。
私が情報収集の一環で懇意にしている関係もあり、有名人であるさやかとも安心して来る事が出来る唯一の場所である。

「それにしても、理科はやっぱり苦手だな……実験とかになっちゃうと、もうお手上げ」

そう言って、溜息を吐くさやか。私達は、今日の生物の授業で行った内容のごく簡単なおさらいをしていた。

「そう?教科書とかで見るよりも、実際に見て調べられるのだから、これ以上無い学習方法じゃないかしら」
「それは、そうだけど……でも、生物の実験になっちゃうと、やっぱり私無理だよ」
「まあ、そこは人によって分かれるでしょうけど」

と嘯き、私はコーヒーを口にする。
さやかは、一般的な女の子らしく、虫や爬虫類などの類が苦手だ。
こんな話をしている傍ら、こんな行動が出来るのも彼女にとっては信じられないらしいのだ。

「響子は虫とか蛙とか得意だもんね。いっつも虫眼鏡持ち歩いてるし」
「これはそうした趣旨のものじゃないわ」
「でも、子供の頃からいつも持ち歩いてるんでしょ?」
「……昔はそうだったかしらね」
「あははっ、やっぱり」

ケラケラと笑うさやかは、初めて会った時の笑顔よりもとても自然に見える。
私はこの表情を見る事が、彼女と過ごす時間の中でとても好きだった。

「それより、さっき買ったその手袋……一体何に使うの?まだそんな季節じゃないでしょう?」
「え?これは……次の仕事で似たような衣装を着るから、ね。目に付いて、ちょっと買ってみただけ」
「……そう?」

少し府に落ちないが……まあいい。
ピンク色の柔らかい色の生地に、甲の部分には可愛らしいウサギのアップリケ、縁には手触りの良さそうな白い毛が着いた手袋。
彼女が私用に使うにしても不自然ではないし、とてもよく似合う事だろう。

「それで?今回は何があったの?」
「えっ…?」
「何か、話があるんでしょう?」
「……やっぱり、分かった?流石、響子」
「……エスパーだもの」
「あ、それ私の十八番!」
「冗談よ。親友、でしょう?」

776:Brilliant Years ~記憶の彼方の親友~ 【4】
10/12/18 02:36:47 h9sRur5o
私の言葉に軽いスネ顔を見せると、さやかは注文した紅茶を一口含み、話を続けた。

「私ね……ソロデビューの話、受けようかと思うんだ」
「ソロ…?また前のプロデューサーみたいな類の話じゃないでしょうね」

前のプロデューサーというのは、さやかにソロデビューの話を持ちかけて、自分に靡かせようとした人物だ。
この業界の言葉では、"枕営業"と呼ばれている。自分がデビューを遂げて売れていくために、その筋の関係者と特別な関係を結ぶ行為。
さやかにもそういう根も葉もない噂が立っているが、本人によればデビュー当時中学生だった彼女には、そういう話はまだ無かったらしい。
だが漸く高校生になって今一番の売れっ子であるさやかにも、ネタをぶらつかせて近づいてきたという訳だ。
私が助言しておいたボイスレコーダーでの証言を元に、何とか撃退する事には成功したが……とにかく、芸能界は何かと危険が付き纏う世界なのだ。

「ううん、今度は違うの。1/fゆらぎ、って言ったかな。私の声、そういうのがあるらしいんだ」
「パワー(スペクトル密度)が周波数fに反比例するゆらぎ……人に快適感やヒーリング効果を与える音域。この間の特集番組で、○○大学の教授が分析していたあれね」

さやかの声は、確かに何処か他人を安心させるような響きがある。

「成程、それがあなたの猫かぶりにも一役買っている、という訳ね」
「もう!そんなんじゃないってば、意地悪!それを売りにして、ラジオパーソナリティやCDデビューしてみないか、ってお話が来てるの!」
「そう、良かったじゃない。つまりアイドルとしてのあなたではなく、あなた自身の価値を評価してくれての話……そういう事でしょう?」
「え……あ、そう、か。そうなるんだ。でもね、それだけじゃないの。私が……自分自身の意思で、一人でやってみたいなって、思ってるの」
「……?」

さやかは、暴露した内容の重大さとは裏腹にどこか楽しげで。純粋に、この先自分が進もうとしている道に、光明を見出している顔だった。
何故彼女は、不安がるでもなく楽しそうなのか?私には、その表情の動機がいまいち分からない。

「前の事件でね…私、思ったんだ。私が仲間だと思っていたグループのみんなは、私の事を……心の底では仲間だなんて思ってなかったんだ、って。
今まで夢を叶える為に、人に嫌がられる事でも何でもして来た私だけれど……夢が叶った瞬間、私だけみんなの事……勝手に仲間だなんて思い込んでた。
みんなの夢は、まだ叶ってた訳じゃなかったのにね」
「…………」
「ある日……気付いたの。みんな……昔の私と同じ目をしてる事に。
夢を失う事に怯えて………応援してくれてた大勢の人達に忘れられていく……
どんどん…私達が…消えていく……それがどうしようもなく怖かった、昔の私に。
このまま、私はここにいたままでいいのかな……って思っちゃって」

知っている。初めて会った時のさやかは、表面上では極上とも言える笑顔で取り繕っていても、何処か怯えや憔悴のようなものを、私は彼女の内の奥底に感じていた。
何処かの超高校級の『幸運』や『野球選手』は、コロリと騙されていたが。

「私……苗木君や響子、みんなと出会ってから、気付いたの。例え大勢の人達に忘れ去られたとしても、私を絶対に忘れないでいてくれる人がいる。
私が例えどんなになったって、応援してくれる人がいる、って。
だから私は、今度のチャンスでそれを教えてくれた人達の為に、もう一度自分の夢を、改めて目指してみたいの」

777:Brilliant Years ~記憶の彼方の親友~ 【5】
10/12/18 02:38:37 h9sRur5o
私は、さやかの毅然と自身の新しい夢を語るその様に頼もしさすら感じていた。
さやかは今まで、自分の夢の為にひたすらに頑張ってきたが、その裏では私と同じように幼い頃からの孤独を常に抱えていた。
故に、自分がどうしようもない程に追い詰められた状況になると、無意識に人にすがってしまう所があった。
始めは正直、この先道を踏み外さずに生きて行けるのか、と思わず心配してしまっていた。
けれど彼女は、自分は誰かに支えられているという事を……自分は決して、一人などではないという事に気付いた。
彼女はその想いを胸に、あえて何も無い所から一人で、一から歩き出そうとしている。

「……強くなったのね、さやか」
「みんな、響子のおかげだよ。それにね……」
「?」
「苗木君がね、"夢が叶うっていうのはきっと、舞園さんも心から笑っていられるようになってる事じゃないかな"って」

苗木君、という言葉に自分の中の何処かがチクリと痛む。自分でも気付かないほど、鈍く。
さやかが彼の話をする時は、決まってこのように嬉しそうに話す。幸福を…感じている表情を浮かばせる。

「本当に、感謝してる。苗木君には、今までにもそんな希望をいっぱいもらって……苗木君からは、不思議な強さを感じるの。
だから私、晴れてソロデビューに成功出来たら……これまでの気持ち、全部、苗木君に打ち明けてみようと思う。
そんな強さに救われて来た、感謝の意味も籠めて」
「…そう…」

"苗木君"。この名前が出てくるだけで、何故こんなにもどかしい気持ちになるのだろう。
この私が、落ち着かなくなる。
親友を取られたようで悔しいのだろうか…?
差別の概念は無いが、彼は超高校級の才能を持つ他の在校生と違い、希望ヶ峰学園には抽選で入学を許されただけの、ごく普通の男子高校生だ。
自他共にそれは認知しているし、私も彼と知り合ったのは、さやかと同じ中学の出身だった事のよしみである。
けれど不思議な事に…先程さやかが言ったように、私やさやか、他のみんなが悩んだり行き詰ったりした時には、いつも力になってくれる。
本人は無意識なのかも知れないけれど、絶望を感じそうになった時、不思議と彼がいつも希望を見出せそうな手を差し伸べてくれるのだ。
私自身も、何度もさやかの…果ては私の助けになってくれた彼を、とても信頼している。
彼にはきっと、自分達には無い…何か特別な強さがあるのだろう。
さやかは、きっとそんな彼に知らず知らずの内に惹かれて行った。
……もしかしたら、私の何処かのうずきの正体によっては、私自身も……
けれど。この、霧切響子が選んだ選択は。

778:Brilliant Years ~記憶の彼方の親友~ 【6】
10/12/18 02:39:43 h9sRur5o
「応援するわ、さやか。ソロデビューの件も、苗木君の事も」
「ほんと!?」
「ええ。ストーカーでもセクハラでも……困った事があったら、すぐに駆け付けるわ」
「えへへ…響子ならそう言ってくれると思ってた。実を言うと……響子に勇気、貰いたかったんだ」

さやかは、心底安心したように言った。私の誓いは、さやかの力になれたようだ。

「よーし、勇気付けられたお礼に、響子に奢っちゃお!晩御飯も何処かで済ませようよ!」
「お金の事なんて心配しなくても、付き合うわよ?」
「いいのいいの!私、こう見えても結構お金持ちですから!」

えっへん、という風に可愛らしく威張って見せるさやか。
この、本当に可愛らしい親友に……私は何だって協力してあげたい。
親友の新たなる門出の決意に心からの祝福を願い、私達は店を後にした。



「ねえ、響子……」
「なあに?」
「響子は、本当に苗木君の事……」
「え?」
「……ごめん、何でもない!さっ、早く行こっ!」







779:Brilliant Years ~記憶の彼方の親友~ 【7】
10/12/18 02:41:10 h9sRur5o
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

頭の中で決壊したものは、そこでひとまず収まった。
そう、ひとまずだ。これ以上思い出す事に、私自身が耐え切れなかった。
何故なら私は、思い出すという事よりも、今思い出したそれに抱いた感情を処理しきれず、涙を流すことに精一杯だからだ。
本当に大事なものを取り戻せたという安堵感と、もう何もかも遅すぎるという罪悪感で、はち切れそうだったからだ。

「さ、やか…!さやかぁっ……!」

自分は何をやっていたんだ。今振り返れば、自分の行動は何処かおかしかった。

"…しっかり者の彼女が?"

記憶を消されてから初めて彼女に会った時、私は"彼女がしっかり者である事"を知っていた。
私は人の本質を1日足らずで簡単に判別するなど、本来はしない。
ましてや、その人物がしっかり者かどうかなど、ある程度の期間を共に過ごさなければ真には分からない。

"今はやめておきなさい…本気で、彼女の敵を討ちたいならね…"

苗木君がモノクマに食って掛かろうとした時もそうだ。
苗木君にあんな事を言ってはいたが、内心では説明が出来ない程の激情を自分は覚えていた。
人を殺したという事実に対する憤りからではない。
『舞園さやか』を追い詰め、あのような凶行と死に追いやった事そのものが、どうしようもなく許せなかった。
何か出来たはずだとしきりに思う自分自身が許せなかった。

"彼女の迷いが…失敗を引き寄せてしまったのよ。皮肉な話だけどね…"

そんなのも、きっと嘘。
超高校級のスポーツ選手である桑田君と彼女とでは、例えどんなに隙を突いたとしても、体力的に圧倒的に失敗する公算が大きい。
そんな事が分からない程、彼女は頭が悪い人間ではない。
それでも彼を標的として選んだのは、明確な殺意と計画性を持っての事。
苗木君を騙す事…人を殺す事…それらに迷いを抱いていたから、彼女は失敗した。
そして、死の間際に残したダイイングメッセージが、苗木君の事を考えてのものだった。
彼には、それらを"推理出来る"なんて言ったけれど……彼の言うとおり、桑田君に対する意趣返しと見るのが普通なら合理的だ。

780:Brilliant Years ~記憶の彼方の親友~ 【8】
10/12/18 02:42:36 h9sRur5o
けれど、私はその答えを認める訳にはいかなかった。どうしても。認めたくなかった。
私は……彼女がそんな事は決してしない人だって、必死に信じようとしていたんだ。
それほどまでに、追い詰められて、道を踏み外してしまっただけなんだって、思いたかったんだ。
だって、さやかは苗木君に本当に助けられて、あんなに大好きだったのだもの。
そんな彼女が、苗木君を自分のためだけに、卑劣に陥れようとなんて……絶対にするはずが無い。
私は建前の"推理"なんかじゃなくて、確かにあったはずのさやかへの"友情"を無意識に信じていたのだ。

"舞園さんの裏切りを…ボク自身に気付かせようとしたんだよね?"

違う。
私が苗木君に真実を突き止めろと言ったのは、きっと…そんなさやかの気持ちを、彼にも分かって欲しかったから。
記憶を失って…頼れる人も、好きになった人の思い出も失って…絶望に満ちて過ちを犯してしまった彼女の心を、少しでも分かって欲しかったから。
そして何より…絶望を抱いて死んでいったさやかに、『真実』という手向けの花を添えてあげられるのは、苗木君だけだったから。
何も出来なかった私に、そんな資格は無い。

だから、"乗り越えずに、想いを引きずっていく"と彼が言ってくれた時、私はとても嬉しかった。
さやかの想いも、きっと彼に伝わったんだ、って。苗木君の中のさやかは、二度と思い出したくない人にはならないんだ、って。
それでこそ、さやかの……私の知っている、大好きな苗木君だ、って。

きっと、私はそう考えていたのだ。
もう、何もかも遅すぎたけど。

「超、高校級の、親友……?笑って…しまうわね……何も、出来なかったくせに!!」

私は馬鹿だ。
何度も、何度も、地面に拳を打ち付ける。鈍い痛みが走ろうと、構わずに。

"困った事があったら、すぐに駆け付けるわ"

かつて親友に言った台詞が、今一度頭の中で呼び起こされる。
声高々とこんな台詞を言っておいて……本当、馬鹿みたい。

記憶が無かった……?そんなの、ただの言い訳に過ぎない。
私は親友に誓ったことすら守れない、大嘘吐きである事が立証されてしまった。
『超高校級の親友』どころか、『超高校級の探偵』も返上しなければならないようだ。

ふと、視界の隅に、鋭利なガラス片を捕らえた。
もう……何をやっても、自分は駄目だ……
大嘘吐きがやる事なんて、みんな嘘で終わるのだ……
私も、さやかと同じように絶望に落ちるしかないのだ…………

そう、思い……破片に手を伸ばし始めた、その時。

781:Brilliant Years ~記憶の彼方の親友~ 【9】
10/12/18 02:44:16 h9sRur5o


「霧切さん!!」

彼の、声が聞こえた。

「なえ、ぎ…くん?」

私は、涙でくしゃくしゃになった顔も省みずに、彼の声がした方向を見た。

「ど、どうしたの!?何かあったの!?」
「なえぎ、くん…」
「と、とりあえず戻ろうよ。暗くなっても時間になっても霧切さんが戻って来なくて、皆心配して……っ!?」

私は、咄嗟に彼に飛び付いた。そうせずにはいられなかった。
出口の無い絶望という名の水中でもがく私を、彼が救い出してくれたように思えた。
もしかしたら、さやかが呼んでくれたのだろうか……
静かに泣き続ける私を、苗木君は戸惑いつつも暫く付き合ってくれた。





「ごめんなさいね。見っとも無い姿を見せてしまったわ」
「いや、いいよ。何か霧切さんにとって、大切な事があったんだろうから。それに僕が役立てたなら、それでいいよ」
「フフ……ええ、とても助かったわ」

一頻り泣いた後…漸く落ち着いた私は、今苗木君と一緒に、十神君達がいるアジトへの帰路に着いている。
まだ目元が腫れているけれど、もうそんな事は気にならなかった。

「舞園さんの事、考えてた?」
「……よく、わかったわね」
「エスパー…だからね」
「……私があんな風になってたのを見て、その返しは……酷すぎるんじゃないかしら」
「ご、ごめん!冗談だよ!」

そう言って慌てふためいている苗木君。
でも、今は言うほど嫌な気はしなかった。
苗木君が、さやかの事を……今も覚えてくれているという証拠だもの。

「本当は……ボクも、舞園さんの事を考えていたんだよ」
「……舞園さん、の事を?」

さやか、とは言わない。苗木君が彼女の本当の姿を思い出すまで……その呼び方をするのは、躊躇われた。

「舞園さんは……本当に、自分の為だけにボクを陥れようとしたのかな、って」
「……苗木君、それは」

違う、と言おうとした。

782:Brilliant Years ~記憶の彼方の親友~ 【10】
10/12/18 02:46:01 h9sRur5o
「苗木君は自分で思ってるよりも、ずーっと強い人ですから」

しかしそれは、苗木君の突然の言葉に遮られた。

「えっ?」
「舞園さんの、その言葉を思い出してた。最後に話した時の言葉を。
中学の時に学校の池に迷い込んだ鶴を、ボクが逃がしてあげた時の話を覚えてくれてて……
ボクに話しかける機会をうかがってくれてたけど、出来なくて…そのまま卒業した事を残念がってた事とか」

"苗木君には、今までにもそんな希望をいっぱいもらって……苗木君からは、不思議な強さを感じるの"

かつて親友が行った言葉が、反芻される。あの幸福に満ちた表情を浮かべて口にした、その言葉を。

「後になって振り返ってみると……あの時の舞園さんの言葉は、どこまでが本心だったんだろう……それはボクには分からない。
だけど、ボクは信じてる。あれは……あの時の舞園さんの本心だったはずだ。誰が何と言おうと、僕は……そう、信じたいんだ」
「そう……なら……」

さやか……あなたという、人は。

「私が証人になってあげるわ」
「え?」

やっぱりあなたは、最期まで私の知っている『舞園さやか』だった。
今、他でもない苗木君が証明してくれた。

「私が彼女のその言葉を、保証する」
「霧切さん?」
「丁度先程、証拠も見つけられた事だし」

本当に、見つけられて良かった。あなたの想いを……そして、私の本当の想いを。
それは決して、絶望なんかじゃない。あなたが彼から貰ったのと同じ、前へ踏み出せる希望。

「えっ、ど、何処に!?教えてよ霧切さん!」
「嫌よ、だって」
「…?」
「それはもう、あなたの中にあるものだから」

見つけなさい、自分で。
ここまで言えば、分かるわね?苗木君。

そうして私は、苗木君の言葉も聞かずに、待っている仲間達の下へと駆け出す。
今だけは何故か、自分に吹き抜ける風の中に、懐かしい親友の匂いを感じた。





Fin.

783:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 02:58:58 APbr7NK0
>>782
ありがとう





ありがとう

784:Brilliant Years ~記憶の彼方の親友~ 【エピローグ】
10/12/18 03:00:09 h9sRur5o
----------------------------------------------------------------------------------------


あの時、さやかは最後に何を言おうとしたのか……当時の私には分からなかった。
あんな事が起きると分かっていれば、私は彼女を追及して聞きだしていただろうか。
もう、遅いけれど……でもきっと今なら、素直に分かる気がする。

さやか……
苗木君の中に残した、思い出の中のあなたに……私、挑戦してみてもいいかしら。
例え親友のあなたでも…この想いだけは、譲れない気がするの。
だって、初めてなんだもの……こんな気持ちを抱いたのは。
苦情なら、また会った時に、いくらでも聞いてあげるから。今度は私が奢るわよ。
だからその時までは……私と、親友でいて頂戴ね。





Fin.

785:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 03:01:40 K1XPW93r
起きててよかった…

786:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 03:05:34 9/1EyFCB
生きててよかった…


>>783
どんまい




どんまい

最初のfinに釣られたお前の気持ち分からんでもないぞw

787:591(規制解除)
10/12/18 03:06:47 h9sRur5o
以上です。初投稿だからか・・・Finの位置間違えた
始めは、霧切さんと舞園さんが女同士のキャッキャウフフしてる話を書きたかっただけだったんだ(あわよくば百r…ゲフンゲフン)
しかし・・・いつの間にかこんな話になってしまったんでね・・・すまない
実はおまけもあるのだけど、後で書き始めた本編と雰囲気があまりにもそぐわない為、時間を置いてまた投稿させて貰おうと思う

SS初投稿&未プレイ故、細かな指摘は多いに受け付ける
それでは期待してくれた方々、駄文を読んでくれてどうもありがとう

788:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 03:19:12 xy90ow84
〉〉773-784
GJ!文才現る!
いやぁ、良いENDを見せてもらった…サンクス、乙!

789:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 03:29:56 /ffhSyIA
>>787
乙!!
しかしうめええええええええ
これはシリアル以外を書いても相当なクオリティになると見た!おまけも期待しちょる!
そして…ぶっちゃけ霧切さんメインでさえあればライトな百合もおkなのよ?ww

790:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 08:41:47 EaWSYzo5
>>787
なんというクオリティ…これは間違いなく名作!

791:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 15:31:07 cq70lwHN
・・・あれ?

目からプロテインが?

792:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 16:38:25 4yi0ErFd
放送『夜時間になりました…』
ジェノ「じゃーねッ!おやすみ、まーくんッ!
    ゲラゲラゲラゲラ!!」
苗木「お、おやすみ…」
霧切(まーくん…)

翌朝、食堂
霧切(今朝は私が一番乗りのようね)
  「…」

  「……」

  「………」

霧切「…まーくん」
苗木「えっ」
霧切「!?」
苗木「おはよう、霧切さん。今、『まーくん』って…」
霧切「い、言ってないわ///」
苗木「でも」
霧切「私は何も言ってないし、あなたは何も聞かなかった。
   い い わ ね ?」
苗木「わ、わかったよ霧切さん」(『まーくん』か…///)

793:591(規制解除)
10/12/18 20:13:24 o3HpC2ik
おまけ行きます。





「ねえねえ響子、これ、ちょっと着てみて」
「何?……って、こ、これ…!?」
「えへへ、用意しちゃってました。ね?いいでしょ?一回だけでいいから!お願い!」
「だからって、何故急にこれを私が……」
「一大決心した親友のお願い……聞いてくれるよね……?」
「…………一回だけよ」

―――(布擦れの音する事数分後)―――

「わぁ~~~っ!やっぱり凄く似合ってるよ響子!」
「………………」
「…?どうしたの?顔真っ赤にしてむっつりしちゃって……あ、でもそれも可愛い」
「さやか……確かに、私は応援するって言ったけど……これを私が着る事とあなたのソロデビューに、何の関係があるのかしらっ!?」
「え~、だって…前から凄く似合いそうだなって思ってたんだもの、私のステージ衣装!
だからソロデビューを目指すあかつきに、響子にどうしても着せてみたくて」
「さっきのこの手袋……その為に買ったのね……」
「正解です!……それにしても、本当に可愛いなあ……本物のお人形さんみたい。ねえ、響子もアイドルデビュー、してみない?」
「け、結構よ!!」

ガチャッ

「舞園さん、入るよ?これ、頼まれてた授業の資料……だけ…ど……」
「!!!!」
「あ、苗木君!どう?響子、似合ってるでしょ!」
「え、あ……いや……」
「……苗木君……ノックも無しに……他人の、しかも女子の部屋に、いきなり入るのが……あなたの趣味なのかしら 」
「えっ!?ノ、ノックならさっきちゃんと」
「今あなたが見ている光景、即刻忘れなさい。 いいわね?」
「ちょ、ちょっと待って!僕は本当に」
「い い わ ね !?」

バタン!!

「さやか……謀ったわね」
「さあ……何の事ですか?♪」

(苗木君にだけは……見られたくなかったのにっ!!)


794:591(規制解除)
10/12/18 20:14:16 o3HpC2ik
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ガバッ!!

……何て夢を見るのかしら。思い出したくなかったのに……
そう言えば当時、その事ですっかり動転してしまっていた私は、さやかにステージ衣装姿でポーズを決めている姿を、こっそり隠し撮りされていた事に全く気付けなかった。

一生に一度の不覚……苗木君がまだ思い出していないのがせめてもの救いね…………



――ちょっと待って。

苗木君にはああ言ったけど……もしかして、もし記憶が戻ったりしたら……あの事も思い出すのかしら。
――まずい。非常に、まずいわ。

これは……さやかの、呪い?
無意識にでも苗木君に抱き付いちゃったりしたからかしら……

……思い出したら、急に恥ずかしくなってきたわ。
対策は明日考えるとして、今は寝ましょう。 そうしましょう。



その晩、恥ずかしさの余り、何度寝ようとしても結局寝付けなかった。さやか、お願いだから今日の件は許して頂戴!!

795:591(規制解除)
10/12/18 20:40:43 o3HpC2ik
終了です。こっちを先に書いたので、短いのはご容赦を
舞園さんのステージ衣装って、霧切さんに着せたら目茶目茶似合うのではないか?という先に行き着いた妄想
霧切さんの髪の色って銀色(紫?)だから、ピンク色のあの衣装にとても馴染むと思うんだ
二人で同じ衣装を着て記念撮影とかしていればいいと思う

それでは、霧切さんスレの更なる盛り上がりを願って…皆さん、どうもありがとう

796:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 21:56:59 qJ3wejaK
>>793-794
ありがとう


本当にありがとう

797:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 22:14:32 GpyqmIDL
>>795
シリアス気味な本編の後に最高に萌える霧切さんを仕込んでくるとは…
素晴らしい
実に素晴らしい

798:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/19 00:37:08 mT3OoiJE
新たな諺 「鬼に金棒」→「霧切にコス」

799:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/19 01:07:40 Bqeqr2tt
日本的な物に興味が有るらしいから、着物とか着てくれるかもね。
セレスみたいなゴスロリとかも似合いそう。お人形さんみたいに可愛くなるはず。

800:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/19 01:27:51 TWMwZPko
個人的にはスーツとか見たいな。
霧切さんは身長がそこそこあってスラッとしてるから似合うと思う

801:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/19 03:15:55 ljaT3O3n
いろんなところに潜入捜査とかしていれば、変装と言う名のコスプレも何度かしているだろう。
露出度が高くても表情には出さずに心で涙目になってればいい
そんなところをたまたま苗木君とかの知人に見られて顔真っ赤にいてしまうともっといい


802:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/19 10:20:24 gZfI27F5
>>799
浴衣の霧切さん、晴れ着の霧切さん、ゴスギリさん…なんという胸熱

>>801
ガイシュツですお>>733-735

803:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/19 10:43:14 8h+cjNQV
>>773
おおおおおおお名作すぎるぅぅ!?うp主GJ!!!!!

804:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/19 10:58:59 1CYc47M1
>>800
スーツに手袋とかすごくバゼットさん思い浮かんだ

805:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/19 14:04:56 8h+cjNQV
後編の残りがやっと出来たんで投下します うーん意外に難産でしたが書いててすっげー楽しかったw

あと最初に言っておくけどゴメンナサイ。普通に霧切&舞園さん壊しすぎたw
まあ彼女達も一人の女の子 たまには暴走するさw






デパート手芸コーナーにて

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(じーーーーー)」

買い物帰りの主婦や裁縫好きの中高生などが和気藹々と毛糸や裁縫用の布などを吟味している中、
明らかにそのような空気とは無縁の、既にオーラともいうべき雰囲気を纏った女がリボンコーナーを凝視している光景は
もはや場違いな事この上なかったが、本人は頗る真剣である。

「(・・・・リボンと偏にいっても色々あるわよね・・・・・色だけにしても何色がいいのかしら・・・?プレゼントに使われる色としては赤が一般的・・・?
だけど苗木君は男の子だから青とかの方がいいのかしら?それにこっちは・・・・は、半透明!?いやこれじゃ全部丸見えじゃないっ!?
何を考えてこんな・・・いやリボンなんだから別にいいのか・・・そうよね、普通は箱とかにするものだし、私みたいに自分の身体に・・・・・・
て、ちょっとまって?私今、何気にプレゼントする時、は、裸にリボンで考えてた・・!?な、何を考えてるの響子!何も裸になる必要はないでしょ!
そんなの普通に服の上からでいいのよ!?・・・・・で、でも舞園さんには負けたくないし、いやプレゼントに勝ち負けはないのだけども・・・・・・・
そ、それに自分をプレゼントするってことは、結局はその後な、苗木君のす、好きに出来るというわけで・・・・////////)」

「ママー、あのおねいちゃん何かすっごいブツブツ言ってるー?」
「しっ!見ちゃいけません」

「はっ・・・・・・・!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私は一体何をしてるのだろうか。あのコーナーを出てからの記憶が少し曖昧だ。
私は苗木君のプレゼントを買いにデパートに来たはずなのに何故自分をプレゼント等という考えになったのだろう・・・
まあ、間違いなく全てはあの本が原因だ。あんな馬鹿な記事に本気になってしまうなんて・・・・

「そうよね・・・普通に考えてあんなプレゼントがあるわけ無いじゃない。」

自分でも気付かなかったが私は意外に逆境に弱いのだろうか?普段はそんな事はないと思うのだが・・・なんだか解らないけど苗木君の所為ね。
苗木君と出会うまではこんな事は一度もなかった。きっと苗木君の普段のあの弱弱しい物腰が移ってしまったのだ。
まあ・・・・時々、自分には出来ない事や出来なかった事を平気でしてしまう彼は少し・・・・・・た、頼もしかったりもするのだけども・・・・///

「ま、まあでも、リボンはどのみち必要よね。最終的にプレゼントに使うには間違いないのだから・・・っ」

頭に浮かんだ恥ずかしさを振り払うように自分にそう言い聞かせ、目の前のリボンを手に取ろうと手を伸ばしたが、その際にいつの間にか
隣に来ていた人と手をぶつけてしまった。すぐに謝ろうと隣の人を見てみるとそこには・・・・・

「あっ、すいません・・・・・・て、舞園さん!?」
「こちらこそスイマセン!急いでいた・・・もので・・・・・・って霧切さん!?」

806:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/19 14:07:53 8h+cjNQV
昼の件からここまで一向に顔を合わせなかった舞園さんがいた。確か彼女はあの後、今日はこれから仕事があると学校から仕事場に
行った筈なのに・・・。

「・・・・・・・仕事はどうしたの、舞園さん? それともあれはただのサボりの口実だったのかしら?」
「人聞きの悪いこと言わないで下さい、ちゃんと頑張って終わらせてきましたよ? 何といっても明日は『大切な』日ですから」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

彼女と少しの間にらみ合うように無言で見詰め合っていたが、こんな事をしていても時間の無駄だと視線を逸らした。何しろまだプレゼントの
内容すら決まってないのだ。こんなところで時間を取られている場合ではない。
そう思い早くこの場を去ろうと踵を返したが、その時ふと彼女が手に持っていた雑誌が目に飛び込んできた。あれは・・・・・!

「あ、あなたそれは・・・あのコーナーにあった!!?」
「え?・・・こ、これはその・・・・ちょっと参考にしただけですよ?・・・・・そ、それが何か!?」

彼女はそれがどうしましたか?と惚けるが私は見逃さなかった。
何故なら彼女が今後ろに隠すように持っている雑誌を指で抑えてるページは間違いなく・・・・あの『プレゼント』が書かれていたページなのだから!
しかもそれを示すかのようにココはリボン売り場!!ここから導かれる答えは一つ!
・・・・・・・・・・ここまでいえば解かるわね?響子!!

『それは違うわ!』
「なっ!?」 
「あなた・・・そんなことして恥ずかしくないの!?じ、自分にリボンを巻いてプレゼントなんて!!」
「な、なんでそれを・・・////!まさか・・・・霧切さんもこの雑誌をっ!?・・・・・・ってそれを知っていてココにいるってことは霧切さんだって
考えたんじゃないですか!!」
「わ、私はそんな事考えてないわ(思いとどまったし!)///!貴方と一緒にしないでちょうだい!」
「どうでしょうね!実際ここにいたわけですしっ?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、そうですか、解かりましたよ。霧切さんが止めた理由・・・」
「・・・・・・・・・なんですって?」

私の言葉にすぐ反論してきた舞園さんだったが、急に止まったかと思うと謎は解けたとばかりに落ち着きを取り戻し、いきなり変な事を言い出した。
私が止めた理由ですって・・・・?
私が訝しんでいると彼女は私の身体(特に胸の辺りを重点に)見て黒い笑顔でこう呟いた。

「・・・・霧切さんの体型じゃあ・・・・・苗木君・・・・がっかりするかもしれませんもんね?(にこ)」

ブチッッッッッッ!!!!!!!!!!!

「なん・・・・・ですっ・・・・て・・・・・・・!?」
「ごめんなさい、私ったらそうも知らず変に思い込んで・・・・・・あ、でも大丈夫です。ちゃんとこのプレゼントは私が用意しますから♪」

あまりの暴言に言葉を失う私を無視して舞園さんは勝手に自己完結をしだした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・いいわ、舞園さん。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・げる」
「えっ?」
「私だと苗木君が喜ばないかどうか・・・・試してあげるっって言ったのよ・・・!?」

そう言い切る私に舞園さんは少し驚いた表情をするが直ぐにまるで私がこうする事を解かっていたかのように
不適な笑みを浮かべる。

「!?・・・・・・・・そうですか、やっぱり・・・・・・・・・最初からそう言えばいいんですよ。自分も『コレ』をしようとしてたって!
・・・・でも、そうですね。勝負は公平であるべきだと思います・・・・・・だけど私・・・・・・負けませんから!」
「ええ、奇遇ね・・・私も・・・・負けるつもりはないわ・・・・・・・!」

そう宣言しあうと私は赤い半透明のリボンを、彼女は青い半透明のリボンを掴んでレジに向かった・・・・・。

807:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/19 14:08:46 8h+cjNQV




翌日・・・・・大会を予定より早く終え帰ってきた朝比奈さんと大神さんに、まさに完全武装で踏み込まんとしていた所を見つかり(空き教室に苗木君は誘い済)
こっぴどく叱られたのは言うまでもなかった。ああこれも・・・・

「・・・二人ともなんでこんな所で正座させられてるの?」
「苗木君の所為ね」
「苗木くんがにぶいせいです」
「僕!?」





すいません・・・>>773のような美しすぎる友情のあとにこんなもの書いてすいません・・・・・
けど・・・すっごい楽しかったんです



808:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/19 15:04:33 O6rE2njE

楽しみに待ってたんだぜぇ…

809:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/19 15:21:41 TWMwZPko
gj
ダメだ、この超高校級の女子高生たち…はやくなんとかしないと…

810:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/19 16:11:23 pPU4qaqo
>>805-807
乙!!GJです!
美しすぎるなんてとんでもない、むしろそういう修羅場もっと見たいくらいです
小生のSSの霧切さんは、舞園さんとの友情に悩んで苗木君には遠慮し勝ちな傾向なので・・・
たまには、後退のネジを外したアグレッシブな霧切さんだって断然アリだと思いますぞ

811:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/19 17:37:38 Uj/G/T6E
>>805-807

個人的な萌え度は
廊下に正座させられた二人>>>(超えられない壁)>>>リボン巻いた二人

812:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/19 17:45:22 hkVOOeqS
叱られながらも朝比奈さんやオーガちんのおっぱいに敗北感を抱くわけですね。

813:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/19 19:13:05 Dd1ULiWu
霧切さんは感情を外に出さないようにしてるんだから本心ははっちゃけているという可能性はないだろうか

霧切「あなたが掴んだ秘密教えてくれるわよね、仲間ですもの」 (仲間♪仲間♪私とまーくんは仲間♪)
苗木「ごめん、霧切さん」
霧切「………」(ふぇ?)

みたいな

814:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/19 19:33:03 yTDDP9NU
>>805-807
GJ
普段は冷静沈着な霧切さんにだって…勝算の有無に関わらず闘いに赴かねばならない瞬間がある!だって女の子だもの!
アグレッシブ霧切さんももっと見たいんだぜ!需要はある!

>>813
どうしよう…まーくん呼び果てしなく萌える…
これはぜひモノローグ以外でもやってくれ!!事故でも計画的犯行でも構わん

815:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/19 20:58:36 iQd2jNTU
今2周目やってるんだが、4章のスネギリさんは本当にかわいいな
3章ラストの苗木君の言葉が心底嬉しかったからこそなんだろうなあ、あのスネっぷりは

816:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/20 17:28:58 ecT2bw5j
これでようやくはっきりしたな

ここが実質霧切さんのブログ状態だったことと、
この24時間近くの間に霧切さんの身に何かが起きているという事実が

5章の裁判前のように何食わぬ顔で帰還されることを祈りたいが…事と次第によっては外野が心配することもなさそうだ
失踪の理由が何であるか…それが問題だな(キリッ

817:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/20 19:33:18 fcOt10yJ
ピクシブの画像見たら霧切さん男前タグが多くて笑った

818:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/20 21:50:02 QWvSwGtz
>>817
二次の苗木くんが本編以上にヒロインしすぎちゃってるからしょうがないw

819:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/20 22:34:00 EZwOPzBX
霧切さんが吹っ切れてヒロインになったら…

なんか服装、髪型、性格、体系(願)が劇的に変化しそうなんだが

820:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/20 22:55:29 BNuYBpFs
よく貧・・・なんて言われてるけど
プールの集合写真をよく見ると、ちゃんと膨らんでるぞ

821:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/20 23:02:43 QWvSwGtz
集合写真全部の右半分が欲しいです。はい

822:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/20 23:10:12 JLFaHFH+
>>820
まあ霧切さんは立ち絵が厚着だからなぁ。確かにあれじゃわからん。

823:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/20 23:29:15 LB4OlQub
>>820
ちょっと待ってよ!
霧切さんは……超高校級の
閃きアナグラム開始
たんてい

探偵、つまり変装も得意なんだ。
いじって詐胸するぐらいカンタンなんだよ!

苗木「ここまで言えばわかるよね?霧切さん」

824:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/20 23:31:16 ETNnHpgT
水着にまで胸パッドとは涙ぐましい努力だなw

825:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/20 23:36:43 xD2DRA98
>>810>>814
感想どうも有難うございますwこれからの励みになります

>>820
まあ↑のようなSS投下しといてなんなんですけど、確かに霧切さんは貧ではないよね
どっちかっていうと美乳だと思う。ただ単純にカップでいうとあの中ではセレスと霧切が
最下位争いだと思う。腐川は・・・・どっちなんだろうな

826:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 00:11:04 hLIXQYda
ラストの嫁宣言メモったので貼っとく。

「苗木君、行きましょう…
たとえ、外の世界が滅んでいたとしても…
外の世界が絶望に染まっていたとしても…
あなたみたいな人と一緒なら、
私はむしろ楽しみよ…
そこで…私達に何が出来るのか…」

827:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 00:22:02 k6hEnmLZ
霧「あ、苗木く・・・」

苗「ジーッ・・・」

霧「苗木君?(・・あれは、舞園さん?・・・髪を結ってるのかしら?)」

苗「ジーッ」

霧「・・・・・・・(ゴソゴソ)
  ちょっと、苗木君?」

苗「え?あっ!?霧切さん!どうかしたの?」

霧「・・・・・・・・・別に、なんでもないわ」

苗(どうしてポニーテール!?どうしてすごい怒ってる!?)




女の子が髪を結ってる姿って良いよね

ううううううう、疼くーーーー!!髪止めフェチ魂が疼くーーーー!!!

スレ汚し、変態失礼しました。(あと読みづらくてすみません)

828:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 00:22:21 0N+WSUCJ
>>826
うはあ…やはりナエギリいいなあ
こいつはどう解釈してもプロポーズです、本当にありがとうございました
何が出来るって…ナニが出来るんですよね?

829:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 00:38:05 y7B+Z9UZ
-閃きアナグラム開始!-

むね??ど

830:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 00:56:34 hLIXQYda
「一緒なら」って前提を置いたうえでの「私達」なので、
「私達」に十神・腐川・葉隠が含まれてないのは確定。

朝日奈はそもそも別離するかどうかあの時点で何も言ってないので
霧切としては同行チームに勝手に含めて語るわけにはいかない。
でも実はこれは苗木も同じ。でも彼に対してはそんなことはおかまいなし。

つまり、>>826
「苗木君、あなたはこれから私だけと一緒に過ごすことになってるのよ」
と宣言してることになる。

それも、皆の前で。

831:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 02:13:01 ZMNDHOQv
>>「苗木君、あなたはこれから私だけと一緒に過ごすことになってるのよ」
この台詞を見て、下の病んデレ展開考えた俺は絶望すぎる。
ちょっと妹様にお仕置きされてくるわ!


「…………う、うーん……」
「あら、やっと目が覚めたのね、苗木君」
「……霧切さ…ん?」
「まだ動かないほうがいいわ、ショックが残ってるのね。」
……ショック?、ああ、そういえばなにか……起きた気が。
…………いったいなんだっけ?
「……大丈夫よ。もう貴方を狙う"人達"はいないから」
……狙…う?……何の事だろう…‥
先刻から……頭が痛くて……仕方ない
「……み…んな……は?」
「……安心して、みんな眠らせたわ。」
……眠って……?
「意外に十神君は粘ったわね。腐川さんを片付ければあとは楽だと思ってたのだけど。」
……十神……君?
……そうだ……僕たちは学園を出てから……どうするか話してたはず……

「けど、ようやく"私と苗木君だけ"になったわね。」

……霧切さんと……二人だけ……?
そういえば……ココは、どこだっけ……
……それに……先刻から……変な匂いが……
…匂いのせいで……あのシャワー室が……浮かぶ……
やだなあ……いい思い出じゃないのに……
……けど、仕方ないか……
だって……先刻から視界に……あの色まで見えるんだから……
……ああ、そうだ……ココは食堂だ
…………壁が……赤くて…………わからなかった……

「……霧切さん……なにを……したの?」
……ああ僕はそれをわかってる……わかってるけど…………聞かなきゃ認められない……
「……あら、相変わらずね苗木君。」
……ああ、いつもの僕をからかう霧切さんの顔だ。
……けど、おかしいな……僕はその顔が好きだったのに…………


「私は苗木君と"二人だけ"が良かった。けど"みんな"がいた。
 …………後は、分かるわね?苗木君」


……好きだったのに今は…………恐ろしい。

832:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 12:08:01 pt37Y7WX
外国暮らしが長くて日本文化に趣を感じる
そんな霧切さんへの贈り物は桜の花束で決まり
一歩間違えたら、探偵オタクならぬ日本オタクみたいな扱いになったんだろうか

833:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 12:38:38 PMEZGXFm
桜の花束候補は心情的にも好感度的にも舞園さんが霧切さんのライバルだ
霧切さんには手ブラで我慢してもらったという人も多いのではないだろうか

834:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 14:35:09 IBg0eOam
霧切さんにこけし、さくらたんに桜をあげた俺が通りますよ

835:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 14:44:19 NsCpZBDD
苗木っちにもらったインビトロローズをいつも懐に忍ばせてる霧切さんに萌える

836:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 17:12:42 Vdt/ljM3
さくらちゃんや朝日奈のパンツが見れるんだから霧切ちゃんも見せてくれよぉぉ
尻はいいんだょぉ

837:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 18:22:30 IORT9/Em
あれって、苗木君が覗くのを知っていてあえて一番自信のある尻を見せたんでしょ?

838:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 18:58:59 ZjN+gxTq
>>837
そんな当たり前のことを今更確認されてもいささか反応に困るわね(キリギリッ

839:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 19:14:35 NsCpZBDD
他の野郎にも見られるリスクを背負って行動にでる霧切さんマジ男前

840:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 19:16:16 Cf9hOOn8
覗かれても平然と見つめ返す霧切さんマジ男前

841:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 19:41:32 Vdt/ljM3
霧切さんとマシンガントークしたかった

842:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 19:48:37 f9CfodHM
>>841
MTB?夜の部は断固お断りだそうですw苗木君以外は
MTBでは主に霧切さんに罵られたいの?追い詰められて弱ってる霧切さんが見たいの?


覗かれてもそのことをあとで問い質さない霧切さんマジ男前

843:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 19:54:38 PMEZGXFm
>>841
5章はあってもよかったよな

844:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 20:51:05 mcPaz+/6
デブが堪能してたということは
デブも霧切りさんの乳みちゃったということでいいの?

845:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 21:09:41 f9CfodHM
>>844
デブ言うなw
というかマジレスすると霧切さんの乳は多分男性陣誰も見れてないわなw

846:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 22:27:36 dkTXNf8l
初見で霧切さん処刑の妄想した奴ちょっとでてこい

847:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 22:29:38 OwPOuq+8
>>846
呼ばれて飛び出て(ry


848:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 22:33:47 OCL4cCav
初見だとただの中二病だと思ったから処刑は冷凍庫で凍らされる(エタフォ)と思った

849:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/21 23:35:11 4Yn0nOyA
乳は守る
男共が大神さんの手で肉団子にされることを防ぐ
尻を強調する

すべてを同時にこなす霧切さんはデキる女だな

850:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 00:50:21 4MPXj29a
>>831
ヤンギリさんか。
発展は難しそうだが、有りだな、俺は評価するぜ!

851:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 01:40:25 hg3I7mpd
いくらOKがでても
霧切さんの幼女の写真見ながら乳もんだりしたらおこられるから注意

852:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 08:30:23 1LbsFyZM
苗木はどうして霧切ちゃんの後から梯子に登らないんだ!

853:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 10:37:29 U5MinUF6
殺人事件の捜査中に不謹慎な霧切さん


苗「これは難しい事件だね…霧切さん」

霧「そうでもないわ。犯人は致命的なミスを二つも犯している…
  この事件を解く鍵は『不自然な血痕』と『動かされた死体』よ」

苗「ダメだ…ボクにはわからないよ」

霧「仕方ないわね…じゃあヒントをあげるわ。ヒントは『私』よ。
  落ち着いてゆっくり考えてみて」

苗「『私』って霧切さん?うーん…『霧切さん』と…『血痕』…『死体』…」

霧「!!…落ち着いて、もう一度よ」
(慌ててボイスレコーダーを取り出す霧切さん)

苗「きりぎりさんと…けっこん…したい………
  そうか、わかったぞ!…って何してるの霧切さん?」

(ボイスレコーダーをポケットにしまいながら)
霧「…なんでもないわ。それより、後は苗木君一人で大丈夫ね?
  私は一旦、部屋に捜査資料を取りに戻るから、ここはお願い」

苗「? うん、わかったよ。任せて」


この後、データをMP3に移して一人の時にニヤニヤしながら聞く霧切さん

854:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 11:36:43 Y+v04Pfo
>>853
なんという策士…さすがわt‥霧切さんね

855:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 13:46:55 7h0vIWFD
>>853
霧切さん歪みなさすぎ吹いたw
これはもうアレね、いわゆる「駄目だこいつ…早くけっこんしないと(苗木君と」
でも苗木君も苗木君ね…こうも都合良く3つのヒントをこの順番に呟いてしまうなんて

無意識だったとしてもわた…霧切さんに好意を抱いているからだとしか考えられない!

856:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 14:07:12 XHfLwOJn
>>855
あ、霧切さんチーッス

857:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 21:18:43 GuraYFpW
ここは既に霧切響子に包囲されている!逃走を図ることは出来ない!

繰り返す!ここは既に霧切響子に包囲されている!逃走を図ることは出来ない!

繰り返す!ここは(ry

858:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 22:21:43 6P796Afz
まーくん以外なら楽に逃走できるんじゃないか

859:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 23:26:22 9GmEXxfj
「そういえばクリスマス、霧切さんはどうするの?」
「……そうね、特には決まって……いえ、一つ決まってたわね。」
「へえ、いったいなにをするの?」
「……食べるのよ。」
「食べるって、七面鳥とか?用意するの大変そうだね。」
「……そうでもないわ、きっと自分からネギしょって来てくれるでしょうし」
「ネギって、鴨じゃないんだから。」


……そんな会話があったのは一昨日だったっけ。
そもそも、なんで僕は縛られてるんだろう。
夕方、学園で開かれるクリスマスパーティに行くための待ち合わせで
霧切さんの部屋の扉を開けたことまでは覚えてる。
……そして気づくと縛られてベットに横たわっていた。

超能力とか超スピードとかそんなちゃちなもんじゃねぇ、
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったみたいだ。

というかなんで目の前にいる霧切さんは
嬉しそうに服脱ぎだしてるの!、僕何されるの!?

「あ、あの霧切さん、これはいったい?」
「あら、忘れたの苗木君?食べるって言ったでしょ。」
「えっと、そのナニを食べるんでしょう?」
「……クリスマスに男と女、後は分かるわね?苗木君」

……そうか、食べられるのは僕だったのか…………



おかしい、初めはきちんとしたクリスマスSS書くつもりだったのに。
お、おれは悪くねぇ!、霧切さんがやれっていったんだー!

860:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 23:48:01 QevUciZ4
>>859
ちゃんと完結すればきちんとしたSSになるぞ。
頼む。いや、お願いします。



861:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 23:52:01 1bvT7+zX
霧切さんは海外が長かったから、日本的な間違ったイメージの聖夜に関心があるということですね!

862:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 01:12:22 RJZofll0
>>852
霧切さんが苗木くんのケツを観賞したかったからに決まってんだろ

863:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 01:29:32 iEOORvFx
>>859
がんばれ!
エロパロ板!


864:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 15:40:53 g8N71XHE
「・・・苗木君」
「ごめんなさいっ!誘われたんだ葉隠君にゲームしようって!勝手に買ってごめんなさいっ!」
「それは別にいいの。・・・何で恋愛ゲームなのかしら」
「う、面白そうかなって・・・」
「・・・」
(き、気まずいっ)
「足りないの?」
「へ?」
「その、足りないの?・・・あ、いじょうが。」
「き、霧切さん?」
「私は・・・駄目なのかしら」
「な、そんなことないよ!僕は霧切さんと一緒にいれるだけで幸せなんだ!だから、それ以上の事はいらない。
ずっと僕の隣にいてくれるだけでいいんだ」
「っ、・・・ばか」

といいつつ計画通りな霧切さんパネェっす

865:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 18:37:01 tq/1HDm/
きりりん

866:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 18:48:40 nsmEBt7f
ヤンギリが見たいです

867:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 19:26:17 RJZofll0
>>866
ヤンギリさんならあれだな
苗木に気付かれずに身辺を病的なまでに調査しつくすんだな
まさにあなたの事なら何でも知っているのよ状態
異常性を表に出すことなくだんだんと苗木が自分以外を必要としないようにしていくんだろうな

868:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 20:14:19 jJqZnugY
>>867
普通なら貴方のことは何でも知ってるのなんて言われたら嬉しいだろうけどさ
霧切さんは超高校級の探偵なんだぞ
いくら鈍感な苗木でも恐怖を感じて別の娘に逃げそうだ

869:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 23:04:59 Jtw/jjWM
支部のエロギリさん眺めてたらいつの間にか一日経っちまってたぜ……ふぅ

870:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 00:47:18 CefP3t3a
>>866
苗木の部屋にカメラ、盗聴器をばれないように仕込むのは当たり前
苗木が居ない間にモノクマの鍵で苗木の部屋に侵入して物色
朝食会があるから調理中にさり気無く苗木の好みを尋ねて食事の傾向を把握
ついでに苗木の朝食に薬剤を仕込んでもよし

なんて夢が広がりまくりすてぃーな!
カメラ、盗聴器はどうしよう。モノクマを改造するとか?

871:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 00:57:01 HKCT0No+
なぜ苗木の後にはしごを上るかといえば

さらにその後ろに俺たちが上っているアングルなんだから
あれでいいんだ

苗木の前を登ってたら小さくて何も見えん

872:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 01:42:24 99l6fDi8
>>871
苗木に見たわね という問いつめ見たかった…


873:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/24 01:52:01 ADNPEC0F
霧切さんは某ホームズ氏の如く些細なヒントから苗木君の行動を推理して、一人内心ニヤニヤしてそう
これもヤンギリさんに入りますかね


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