10/12/14 00:09:27 9o3Pn76v
SS・・・書きたいことは書きたいが、俺の場合は一つ重大な問題がある
未 だ に ゲ ー ム を プ レ イ し て い な い
やりたくても丁度PSPがいかれちまってお手上げ侍だYO!
しかし妄想はこれみよがしに膨らんで行くこの矛盾・・・どうしてくれよう
592:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 00:25:56 TYYZcT8R
>>591
Oh……………なんて不条理な世界なんだorz
最近すこぶる調子のいい俺のPSPを捧げることすらかなわんとは…
そしたら今までのネタバレとかもちょっと申し訳なかったな
だけど「『ためて』もいいものはカネだけ、特に膨らんだ妄想なんてもってのほか」…これが俺の先祖が遺した言葉さ(キリッ
593:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 00:54:17 HYl4suRu
記憶失う前はどのくらい関わりがあったのか気になる
594:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 01:07:49 eECceyFF
集合写真を見る限りじゃあどうとも見えないよな
やっぱ寮とかあったんかな?
595:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 01:16:28 ETHmNh5K
>>591
もし耐え難いほどつらくなったらここで妄想吐き出しちまえYO!受け皿としては申し分ないかとw
早くPSPなんとかなるといいな!
>>593>>594
同じく集合写真からじゃあまり見えてこないから妄想という名の捏造だ!
やはり元々はそんなに接点もなかったっぽいコンビだと思う
だから、ある日一緒に日直をすることになったのをきっかけにお互いに対する誤解みたいなものが解けてそれなりに話す間柄になった、とかを推すわw
596:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 01:27:28 eECceyFF
>>595
電波受信、電波受信
ほのぼのナエギリ学園生活受信
597:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 01:33:33 TYYZcT8R
>>595
あーちょっと見えきたかもしれん
最初は仕事上の必要あって苗木が頑張って霧切さんに話しかける
けど霧切さんはあくまでクールな受け答えw
でもそれはわざと冷たくしてるんじゃなくて実は内心どう接していいか分からなくていっぱいいっぱいっていう…
お互いぎこちない雰囲気のままとりあえず仕事を片付ける2人
放課後、日誌を提出し終えた苗木が教室に戻ると、そこにはすでに帰ったはずの霧切さんが待っていて…!?
夕暮れ 2人きりの教室…
…ここまで言えば分かるわよね?苗木君
598:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 02:21:28 3vBLLrVm
電家com
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599:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 05:56:47 c/E2vgtd
霧切さん、お前らおはようございます
>>590
なるほどそういう風に考えればあの長い6章の裁判も何度でもやれる気がするw
希望モードの苗木君なら霧切さんに気圧されてヘタれることもないのかも
たまには彼もビシっと男を見せてくれんと困りますよね~(主に霧切さんが
>>597
分かるよ?すげー分かるんだけども…
俺にはそいつをSSに昇華することができない…できないんだあああorz
600:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 06:06:20 ywuPEvRw
600ならこのスレにおける十神が苗木を諦めて霧切さんの協力者になる!
最大最凶のライバルからキューピッドポジションへの歴史的コンバート
ま さ に か ま せ 眼 鏡
601:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 09:29:15 v4qmy+D/
>>600
十「苗木、ついてこい」
霧「『ジェノサイダー、君に決めた!』」(変声器で某ポケモントレーナーの声)
ジェ「ゲラゲラゲラ!」
十「(逃)」
十「苗木」
霧「『行きなさいジェノサイダー、苗木君の敵をトルノデス』」(変声器で某堕天使の声)
ジェ「呼ばれて飛び出てジェノサイダー!」
十「(逃)」
十「……ぜぇぜぇ」
霧「で、何か言うことはないのかしら十神君」
十「……全力で応援してやる。だから」
霧「十神君がその言葉を守る限り、ジェノサイダーさんに情報のリークはしないわ」
十「くっ……」
霧(ジェノサイダーさんには、ね)
こういう情景しか思い浮かばなかった
602:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 09:44:21 Byw+pC/U
最近読んだ「進撃の巨人」って漫画のヒロインがなんだか霧切さんとダブる
クールで超優秀なのに主人公にはクーデレなあたりとか
「苗木君、あなたがいれば私はなんでも出来る」って言って欲しい
603:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 12:57:33 O1s58FV8
苗木くんも霧切さんがいればなんでもできるとか言ってくれればディ・モールトベネ
604:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 13:03:55 JTEqzlJf
そして巨人(モノクマロボ)を叩き潰すんですね
605:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 14:21:36 dx0OwUBx
>>601
乙、吹いたわwやはり御曹司ネタは定期的に供給されるべき(キリッ
ぶっ飛んでるのに脳内再生余裕…どういうことなのw
これもこのスレでの訓練の賜物なのか?
>>602
つまりヒカサ・アッカーマンですね、分かります
と冗談は抜きにしても、霧切さんほぼそれに近いことラストで言っちゃってるけどなw
「世界が滅亡してても絶望が蔓延ってても…あなたのような人と一緒なら私はむしろ楽しみ」的な趣旨だからな
にしても改めて凄い台詞だわ…結婚とかそういう俗っぽいことを超越した「一緒に生きる決意」の表明だもんな
606:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 14:36:19 DMsT8ZWV
>>601
www
なにその「俺たちの戦いはこれからだ!」で打ち切らずに本当に続いちゃう感じw
>>605
「超高校級の夫婦」タグをつけられるのも納得だ
だけど実際はもう夫婦以上のパートナーというか相棒というか…うまく表現できる言葉が見つからんのがもどかしいorz
でもこれだけは言わせてくれ!
ナエギリ早く結婚しろ!!
607:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 14:46:19 gUQ/J/gx
ここまでのまとめ
ナエギリ派:苗木ー!俺だー!結婚してくれー!(霧切さんと
??:苗木ー!俺だー!結婚してくれー!(俺と
こんな感じで良かった?
608:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 15:24:40 /7brXk9H
ネタ十神(かませとか)なら許せるが最近のアグレッシブな十神はうざい。
専用スレ作ればいいのにと思う自分は心が狭いんだろうな。
609:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 15:50:10 aRK03jPH
御曹司と霧切さんに息子を踏まれながら悶える苗木君はまだですか?
610:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 16:37:49 TRkLdD0N
>>608
間違ってないよ
むしろ、ネタを悪乗りして調子に乗りすぎて脱線しまくるとウザイだけってのに気付かない人も多いからな
ここはあくまで霧切さんのスレであって、霧切さんのキャラを引き立たせるためのネタ十神はもちろんアリだけど
勝手に「この流れ面白いだろ?」って感じで全然関係ないのに唐突に十神ネタだけ振るのはやめてもらいたい
611:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 17:21:13 0ZF6fLwA
かませも他キャラも禁止にしたら
もちろんアリとか感じ悪いよ
612:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 17:29:06 +IuTF2Av
何のための専用スレなんだ
苗切はまだ妥協できるとして
それ以外(で行き過ぎがちなモノ)は総合でやるのがいい気がする
613:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 17:58:45 9ASS9JDS
そうだな
線引きは難しいところだがやはりナエギリ以外は基本自粛になるだろうか
十神やらも霧切さんありきのネタってのを逸脱したものはNGかと
614:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 18:43:33 uw6ESf9H
構成上出るなら仕方ないと思うけど、それ以上は総合でいい気がするね。
霧切さんもしくはナエギリなSSを見に来たら、十神がメインを張っていた。自分でも(ryな事態になることは避けたいよね。
615:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 19:11:36 AXRmDNH2
>>570
まさか、霧切さんとキリギリスをかけたダジャレじゃないだろうな?
616:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 19:33:15 wSjznyne
虫と会話して情報を聞き出すキリギリさんか・・・
617:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 19:44:45 9ASS9JDS
>>616
うはw不覚にも和んだww
キリギリスなのに…虫なのに…!!
霧切さんにそれやられると、森の小鳥や小動物の声が聞ける無垢な少女というメルヘンなイメージに置き換わるw
しかも聞いている話の内容も多分「この時間帯ここには本当に誰も来なかったの?」とか「あなたがひっついていたっていうその人物のアリバイは完璧なのね?」とか事件関係なのにww
618:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 19:45:04 +IuTF2Av
苗木「霧切さん・・・何をしてるの?」
霧切「虫との会話よ。・・・そうね、苗木君。あなたにも、できるはずよ。」(頭の触覚を見つめながら)
619:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 20:03:05 wQaaLtus
「苗木君?」
「あ、霧切さん、その、これよかったら」
「・・・それは?」
「あ、ほら、今朝体調が悪いから今日は部屋で寝てるって言ってたでしょ?それで・・・」
「・・・ご飯を作ってくれたって事かしら」
「あ、うん、卵粥なんだけど、
朝日奈さんに教えてもらいながら作ったから味は大丈夫だと思うんだ、
あ!プロテインとかは入ってないよ!」
「・・・・・・」
「め、迷惑だったかな・・・?」
「いいえ、そんなことないわ、ありがとう」
「よ、よかった、じゃあ僕はこれで」
「待って」
「え?」
「私は病人なのに・・・食べさせてはくれないのかしら?」
「ぇえっ!?
ぼ、僕が霧切さんに!?そ、そんな、僕」
「あら、冷たいのね?」
「あ、いや、あの、別に嫌じゃないし、むしろ」
「冗談よ」
「僕なんかでいいなら・・・って、え?」
「また騙されてるわね」
「き、霧切さん・・・」
「うふふ、それじゃご飯ありがとう」
「う、うん、お大事に」
「あ、それと」
620:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 20:12:31 wQaaLtus
「今度おかえしに私がご飯を作るわ」
「そ、そんな、僕が勝手にやったことだしいいよ」
「い い わ ね?」
「あ、うん、じゃ、じゃあ楽しみにさせてもらうね」
「ええ」
パタン
「・・・まるで恋人みたいね・・・
なんて・・・私らしくないわね」///
621:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 20:14:47 wQaaLtus
ごめん、いきなりお目汚し
しかし反省はしてるけど後悔はしていな(ry
622:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 20:16:56 O1s58FV8
いいぞ もっとやれ…いややってください
623:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 20:26:25 ZZhi65zC
>>617>>618
吹いたwそして和んだw
苗木君の"アンテナ"をつんつんする霧切さんは苗木君の頭を撫でる霧切さんと同じくらい萌えます!
>>621
乙!
会話文だけの構成ってのも個人的にはテンポよく読めて好きだ
あと、口調はクールなのに言ってる内容は苗木君にデレまくりっていうこのパターンがツボすぎるんだがorz
反省も後悔も無用!けしからんもっとやれ
624:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 21:18:11 DP9kI0ME
>>619-621
GJすぎて生きるのがつらいw
そこは食わせてやれよ苗木いいい!と思う反面、霧切さんに遊ばれてる苗木には2828してしまうw
苗木は10回に1回くらい霧切さんに一泡吹かせるくらいが丁度いいのかもしれんw
>>623
俺もこういう霧切さん好きだ
しかしこの「口調はクールで発言内容がデレまくり」な霧切さんは何ギリさんと呼べばいいんだろうな?
625:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 21:49:32 TsIJbluK
>>624
ギリギリ(スレの住人が萌え死ぬ意味で)
…ってのは冗談だが、ヒメ(秘め)ギリはどうだろうか
それこそがキリギリだ! も捨てがたいが
626:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 22:03:32 W5+3jqUK
口調や雰囲気はキリッとしてるってところから「キリギリ」ってのを考えたんだが…
いくらなんでも紛らわしすぎるよなあw
627:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 22:20:29 Byw+pC/U
ギリギリ見えそうで見えない霧切さん…
628:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 22:24:06 6lD0HSRR
キリギリchop
629:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 22:36:31 om1O7gSz
お前ら…wそうだその調子だ
○○ギリに無理矢理収めようとするからうまくいかんのかもな…
なんかこう霧切さんのデレ度を表す独自の単位のようなものがあれば便利なんだが
ところでお前らダンガンラジオは聴いてるか?
苗木君やってる緒方さんは毎回出ててそこで声を聴くわけだが…
ややアダルティな内容を含むメール読み上げたりそれにコメントしてるのを聴いてて俺は思うわけだ!
こんなこと言っちゃってる苗木君、霧切さん的にはどうなの?ww
630:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 22:49:23 u4cx6YXE
ラジオに日笠さんが来るのが待ち遠しくて仕方ないんだけど
631:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 23:25:57 wQaaLtus
苗「上には、ミニスカートを履いたお姉さんが!
僕は見てしまったあぁぁぁぁぁぁ!!」
霧「それ私」
ラジオ苗木君おっしおきだね♪
632:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/14 23:54:37 ateTMqPs
霧切さんとダンガンラジオ
1週目:(!?これが、苗木君…?嘘よ…私の助手がこんなにいやらしいわけがない(キリッ
2週目:(苗木君、なんだか生き生きしてるわね…私もこのテの話題にもう少しだけフランクになってみるべきなのかしら…?)
3週目:(徹夜して書いたこのお便りを出す時が来たようね…身元の割れないR・N…これまでの番組の傾向から確実に読み上げられる内容…完璧だわ!)
4週目:(舞園さん…ですって…それもあんなに楽しそうにして…苗木君のバカ)
も う 私 が 出 る し か な い よ う ね←今このへん
633:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 00:08:37 SvI6fbFI
>>630
ラジオドラマの時を除いて霧切響子の消失が起こるが大丈夫か?w
まあ俺も楽しみだけどなwそれも込みで
>>632
2週目と3週目の間に一気にふっきれすぎだろwww
霧切さんの向上心マジぱねえっす!これも苗木への愛のなせる業か!
そして確実に誰かのテコ入れがあっただろこれw誰だ霧切さんにアドバイスした輩は
634:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 00:15:57 DMmOid3+
ラジオ聞いてないんだけど何かあったの?
特に>>632の3週目の部分
635:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 00:23:38 EldTHj10
>>634
ラジオ本編に特別な部分はなかったから(ナエギリ的な意味で)ここでは単に>>632における起承転結の一環かとw
というかアダルティなネタは毎回コンスタントに出てるしなw
636:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 00:54:56 EjIL434/
>>632
>私の助手がこんなにいやらしいわけがない(キリッ
ワロタw
ナエギリで例の絵見たいけど霧切さんを手前に持ってくる構図にするには
苗木目線で「ボクの○○(霧切さんを表す普通名詞)がこんなに××なわけがない」にしないとなw
>>633
>霧切響子の消失
いろんな意味でだいたいあってるから困る
日笠さんと霧切さんのイメージは確かに結構隔たりあるかもw
本人は体育会系でラジオでも度々体張ってる印象が(ry
637:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 01:14:19 B24Jl6ci
脱出後の話のつもり。前後の流れや他4名の事は各自の妄想で補完してください
霧切「苗木君、一緒に来てくれるというその申し出は嬉しいけど、私は1人だけでも大丈夫よ。
むしろ、目的の達成だけなら私1人の方が都合がいいくらいなんだけど」
苗木「た、確かにそうかもしれないけど…。でも、霧切さんのことが心配なんだ!だから僕も一緒について行かせてよ!」
霧切「まあ、苗木君がそうしたいと言うのなら好きにすればいいんじゃないかしら。
私には あ「あなたの行動を否定する権利はない?」
霧切「………」
苗木「付いていってもいい、って事でいいんだよね?」
霧切「苗木君のくせにナマイキね。まあ、いいわ。あなたとはもう少しだけ付き合いが長くなりそうね」
苗木「『もう少し』と言わず『ずっと』って選択はどうかな?」
霧切「へえ、随分と冗談が上手くなったのね、苗木君。
ここから目的地まではかなり遠いんだけど、そんな冗談を言う余裕があるなら大丈夫そうね。
さあ、日が暮れないうちに進めるだけ進みましょうか」
苗木「(一世一代の告白のつもりだったのに、冗談と受け取られ流されてしまった…)あ、待ってよ!霧切さん!」
(これからも『ずっと』…か。……うん、悪くないわね)
638:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 01:23:04 lflqHihc
扉を開ける前の各自これからの抱負タイムで
霧切は苗木といっしょに行くって宣言してたような
639:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 01:25:32 gp0c+edY
>>637
ウボァアアアアGJ!
途中「ヘタれてない苗木君きたか?!」とか思ったけど結局それをさらっと流しちゃう霧切さんもたまらん…
まさにこの空気だよな!最も原作?の関係に忠実なナエギリのやりとり
苗木君が少し背伸びしたつもりでも霧切さんがやっぱり一枚上手…霧切さんの数歩あとを離れずついていくハメになる苗木君w
でもそんな関係がお互い心地いい、みたいな
やはりナエギリは正義(キリッ
640:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 01:37:46 B24Jl6ci
>>638
一応それっぽい流れと理由も考えてたけど、くどくなったからカットした
2次創作だから多めに見て
641:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 01:45:49 EjIL434/
>>637
乙!
伝家の宝刀「苗木君のくせに生意気ね」ktkr
あれは4章の保健室での仲直りをもれなく思い出せるいいセリフですね
やはりあそこは何かの機会にフルボイスで見たいよなあ…
もしラジオに霧切さん来ても、ドラマは自由行動中の会話って縛りがあるっぽいし難しそうだがorz
642:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 02:02:09 gp0c+edY
>>641
自由時間の会話か
ナエギリラジオ実現!という仮定のもとでボイスつきでみたいのはどれだ?
やっぱり「ひどい…可愛いなんて言葉で騙すなんて」とか「手袋の下を見るのは家族になる人よ、立候補する?」あたり?
643:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 02:06:54 DMmOid3+
>>642
そこで「はい」と答えたら、驚きながら赤面する霧切さんが見えたのだろうか
644:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 02:53:36 BPXPfqxM
うわ
もう600かよ
ssまとめってもう立ってるのかな?
645:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 03:41:26 B3ke/Een
>>644
残念ながらまとめはまだなんだorz
やれる環境と技術と根気を持ったヤツを絶賛募集中だ
646:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 06:10:57 LFvB0FxK
霧切さんお前ら、おはようございます
>>642
霧切さんのちょっと意外な一言
↓
苗木「…えっ」
↓
霧切「冗談よ」
↓
苗木「ええー!?」
これはもはやナエギリにおける様式美の一つだよなw
だから、可愛いなんて~の会話の再現が一番見たいかも
>>643
案外去り際は表面上クールな感じかもな
そんで自室で一人の時(寝る前推奨w)にそのやりとりをふと思い出して「ふふ」って嬉しそうに笑ってたりしたら俺得w
647:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 06:40:59 arU+J0ND
仮にSS纏めやるとしてさ。
ダンガンロンパのSS全部をまとめたwikiにするべきだよね?
流石にナエギリだけじゃアレだし
>>642
「家族に~」の場面は超聴きたいw
648:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 07:09:42 4RnOY3MX
霧切さんと雪の降る街をいっしょに歩く妄想して死にかけた
649:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 14:19:21 0mN53LPA
>>648
なるほど素晴らしいシチュエーションだ
勝手にナエギリに置き換えると、苗木君は雪と霧切さんのマッチングに感動した上で
「(この雪の結晶のように、霧切さんもこのまま溶けてボクの前からいなくなってしまうんじゃないか…ボクは本気でそんな心配をしていた)」みたいなモノローグを入れてきそうだw
で、もし舞園さんなら「エスパーですから(キリッ」でその思考を見破るところだが、霧切さんの場合はそこで「霧切ですから(キリッ」だよな?
あれ違うか?「霧切の名にかけて」?「私の推理は3割当たる」?
えっと…霧切さんの決め台詞って何だっけ?
650:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 14:32:16 H+eTu3SZ
>>649
いろいろ待てw
とりあえず推理的中率3割は廃業の危機だろww
651:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 14:42:49 1lt4Y+LS
>>649
苗木のモノローグのリアリティ自重w
1章の「案外詩的なことを言うのね」を思い出したわ
652:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 15:19:43 uYlEeYMv
やっと規制とけた・・・んで今更だけど>>446をみて思いついた小ネタを一つ投下
苗木「霧切さんの好きな顔?・・・・・・全部、かな」
霧切「ぜ、全部って・・・・/////」
苗木「霧切さんのいつもの顔も、怒った顔も、笑った顔も、ちょっと恥ずかしがった顔も、
・・・・・・・・あと僕にやきもち焼いてる顔とかもねw」
霧切「わ、私がいつ苗木くんにやきもちを焼いたっていうの///!?」
苗木「さあ?いつだろうねw(・・・僕が女の人(特に舞園さんとか)と喋ってるときいつもなんだけど;)」
まあこんな風にちょっと攻守交替なナエギリもいいかと思ったんだ
653:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 15:22:21 oaHvGt9H
こっちが恥ずかしくなってくる文章ですね…
654:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 15:26:09 1lt4Y+LS
やだ…萌える
ほのぼのなナエギリたまらんのう
655:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 15:39:54 5cBWxpl4
そうだそうだ!
霧切さんだってたまには苗木君に振り回されればいいんだ!翻弄されればいいんだ!
鬼畜その他性的な意味で攻め攻めな苗木君はここで展開するのは難しいが…こういう駆け引きみたいなので霧切さんを怯ませたりするパターンなら問題ないな
もっとやってくれ
656:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 16:45:25 bKpjOPeP
ゲームでは霧切さんがいなくなったがその逆になったら霧切さんはどうなるだろうか
657:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 16:52:47 5cBWxpl4
>>656
多分寂しくて死んじゃいますw
いや、マジレスするとすげー心配しつつも捜査には影響が出ないように頑張ると思う
再会時も表面上はあくまでクール、だけどその内心は…ww
じゃあ、補習後地下生活するハメになった霧切さんのところに苗木君が颯爽と助けに来た場合はどうよ?
658:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 19:32:12 3vFFnMr2
>>657
霧切さんが鍵持ってるあたりで自力脱出してそう…
と、SSを途中まで書きながら思った
659:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 20:17:33 CJMBzqzp
>>657>>658
例の鍵を霧切さんが持っているという前提自体をなんとかして…その鍵を幸運によって手に入れた苗木君が…
と、ここに書きながらそれもねーわwと思い始めたorz
苗木君切ねええw彼にもっと見せ場を!
でも、一見頼りなくて背もちっちゃくてお人好しで馬鹿正直で人よりちょっと前向きで…そんな今の苗木君を霧切さんは好きなのかも
660:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 20:20:56 bKpjOPeP
>>658
ドサッ
「霧切さん、助けにきたよ!」
(いない…)
以下本編のように颯爽と落ちてくる霧切さん
こんなの幻視した自分はもうダメかもわからんね
すまんな苗木っち…
661:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 20:25:29 jfCVljAI
いいんだよ、これがナエギリなんだし
662:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 20:30:43 fS6WyNKH
>>659>>661
うまい具合にまとめてくれやがって…
そうだよな、霧切さんならきっと苗木のかっこ悪い部分もひっくるめて愛してくれる!
やはりナエギリは正義(キリッ
663:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 20:51:25 uYlEeYMv
うおぉぉ・・・苗木×霧切の性的なSS(笑)書いたけどあっちはまだアク規制巻き込まれてて書きこめねえ・・・
仕方ないから今からもう一本別のSS書くわ・・・
多分書くのは舞園→苗木←霧切な感じのSS 時系列は無視で
664:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 20:53:52 vgV/NB/P
>>663
なん…だと…ゴクリ
着衣で正座して待ってるww
665:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 21:53:41 RAoEZkto
同じく待機中
霧切さーん!俺だー!結婚してくれー!(苗木君と
666:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 22:01:49 oAR86I83
舞園の「エスパーですから(キリッ」に対抗して「探偵ですから(キリギリッ」とかいう霧切さんが思い浮かんだwww
667:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 22:21:44 MFuwBPaS
>>666
ちょw冷静に考えて「キリギリッ」ってどういう擬態語だよww
霧切さんがキリッってなるとそうなるの?それともまったく別の何かなの?
とりあえず「キリギリッ」とつける立ち絵はもう決定してるようなもんだなwあの目を閉じてちょっとすましたドヤ顔!
あ、でもニヤって感じの不敵な表情のヤツでもいいかも
668:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 22:43:56 tcTl1hrS
>>666
そういえば『(名)探偵だから』ってコ○ンが良く使う手法だよな。新一として推理するときとか、毛利の声で推理するときとか。
さらに霧切さんに蝶ネクタイの変声機をあげると喜ぶ…ここまで言えば分かるな、>>673?
669:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 22:50:37 MFuwBPaS
>>673に期待ww
670:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 22:54:15 BAzfrvCd
>>668
頼む。そのネタでSSを書いているんだ。待ってくれー。
671:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 23:07:49 5v/XxfqN
ロリギリ期待
エロパロも誰か書いてきてー
自分のだけポツンとあると恥ずいというか悲しいというか……
672:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/15 23:15:23 yZUjDu56
>>671
乙!あれは素晴らしかったぜ
読みながら新たな境地に辿り着いたw
こっちのみんなで読みながら感想を語り合えないのが悔やまれるw
仕方ないっちゃ仕方ないがR-18は向こうでっていう縛りがなぁ…orz
673:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 00:04:00 FkIoowlN
十神に部屋の鍵を渡した後からEDまでの期間。霧切さんが眠ることができるタイミングは
苗木がゴミ捨て場に落ちていた一日の間だけ。
つまり、霧切は苗木が臭いゴミ捨て場でサバイバルしてる間、グースカ寝ていたことになる。
そうじゃなかったら、霧切さんまじワーカホリック。ラストバトル直後に寝不足でダウンすると思う。
674:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 00:16:45 1E10ZRZz
寄宿舎2Fに潜伏していた間は監視の目が無いんだから、普通に仮眠とってたんじゃないか
絶対嫌がるだろうけど、パパの個室のベッドもあるし
675:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 00:34:21 z6jsk9DR
パパギリ…orz
学園長の個室にあったロリギリさんの写真みたいなのが今の霧切さんとパパギリで撮れればよかったのにな…
自らシャッターを切る役を買って出る苗木君
そこですかさずパパギリが「苗木君もこっちに来て一緒に写りなさい、こんな時に使ってこそのセルフタイマーだろう?」
狼狽する苗木君に「遠慮することはないよ、私達はもう"家族"なんだからね」とパパギリ
で、結局スリーショットwぎこちない笑顔の苗木君とよく見ると満更でもなさそうな霧切さん…満面の笑みのパパギリ
そんな未来を思い描いていた時期が俺にもありました…
676:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 00:46:18 pPTBGU34
>>675
全俺が泣いた…
677:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 01:12:31 3fUgxiCd
宇宙旅行ェ……orz
678:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 02:03:32 5W/CB33k
蝶ネクタイ型変声器でイタズラする霧切さんを想像したら萌え死んだ
679:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 02:20:44 pPTBGU34
>>678
大和田の不二咲に対する呼称の変化に気付いたり、普段から人間観察に余念がない我らが霧切さんのことだからこれは相当面白いことになるぞw
口調はおろかイントネーションまで似せてきそうだ
そうなると…誰の真似をして欲しい?
個人的にすぐピンときたのは山田とか葉隠の真似だw
あ、でも苗木の声を使って本人の前で…ってのも捨て難いな
680:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 02:37:48 aug+ShX1
>>678>>689
>苗木の声を使って本人の前で…
・苗木の現在の心境を推理に基づきながら再現→苗木「(な ぜ バ レ た し)」
・苗木のあの日の恥ずかしい寝言を再現→苗 木 涙 目
このあたりを希望するw
【応用】もう少し手の込んだタチの悪いイタズラ
別の女子(舞園・朝日奈あたり)の声を使って苗木を電話等で呼び出し→待ち合わせ場所に先回りして、ルンルンで相手を待つ苗木を(ry
681:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 03:25:40 8nRZQNdB
苗木「むにゃむにゃ・・・霧切さん・・」
「パシャっ!」
霧切「はあ、はあ、寝言苗木君萌え」
682:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 04:05:35 ZiTSIcEX
なんとなくだが…苗木君の寝姿って半端なく母性本能を擽りそうな気がする
霧切さんもそれにあてられてしまえばいいYO!
寝込みを襲ってくれてもそれはそれで俺得だが…ここはおでこにチューくらいが絵になっていいかもしれん
さすがの霧切さんも相手が寝てればそれくらいのサービスは(ry
霧切さんの寝言は、もし言ってるとすればもの凄く論理的な内容に違いない
夢を一回見る毎に事件を一件解決してますくらいの勢い
683:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 04:24:05 DH44tbif
>>680
つ【禁忌】一人で楽しむ蝶ネクタイ型変声器
部屋に一人の時に、苗木君に言わせたい台詞の数々を思いのままに彼の声で(ry
684:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 04:34:22 RPNavLcw
ふう…いやらしすぎだろ
R17.999999999…まさにギリギリさんだな
685:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 08:13:41 9XBaEuin
駄目だこの探偵
686:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 08:19:55 a8K9GXc2
ナエギリの二人きりで、生命の神秘の授業(モノクマ先生のアレ)を受けたらどうなるのっと。
687:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 09:08:40 KQ3WV/Sr
>>686
実習
この続きは”エロパロスレ”の後で!
688:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 10:07:33 EYVp5KUZ
お前ら朝からアグレッシブすぎ
さっきからずっと霧切さんがジト目でこっち見てんぞwその横で苗木がちょっと可哀想になるくらい困った顔してんぞw
これ以上やると俺らの代わりに苗木が霧切さんのおしおきを受けることになるが…それでも大丈夫か?
689:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 10:20:24 ir+If3QI
>>688
>俺らの代わりに苗木が霧切さんのおしおきを受けることになるが
なんというご褒美w
霧切→苗木のおしおきの内容…苗木君に言わせればきっと「それのどこがおしおきなの?」って感じのものばかりに違いない!
おしおきを大義名分に普段はとても言い出せないようなことを苗木君に要求する霧切さん…ああ辛抱たまらん
690:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 10:22:46 s5UN1FoG
>>688
大丈夫だ、問題ない。
むしろ何故、大丈夫かと問われたのか分からないくらいだな。
さて、霧切さんが苗木君をお仕置きしに連れて行ったので
俺は監視カメラをチェックしに行くとしよう
691:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 10:48:32 0qb3csNJ
>>689
「『今日一日、一瞬でも私と離れたらおしおき』というおしおき」という無限(夢幻)ループですね分かります
このおしおきの最も恐ろしい部分は気が付いたら一生を一緒に過ごしてしまっているところ
ソースはまだないみたいだからナエギリで確認しといてくれ!
692:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 11:08:12 sU58VSYN
>>690
「この学園の監視カメラの死角をすべて把握している私に死角はないわ(キリッ」
>>691
不覚にも夢幻ループに吹いたw
693:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 11:15:48 ufzd8Z67
>>692
つまりトイレに行ったんだな。
・・・トイレということはおっとここから先はエロパロ謹製特別監視カメラの出番のようだな。
694:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 11:50:48 j+jcTjYw
トイレに行かなくても寮の2階があるで、しかもベッド付きだ!
695:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 12:14:41 ufzd8Z67
シャワーが使えない部屋で・・・ゴクリ
696:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 12:41:48 GderTKPr
流れ切って悪いけど前半部分出来たから投下します。
>>663の設定で考えてたら以外に長くなってしまった・・・
以前投下した>>176みたいなノリで書けばよかったぜ・・・・・・OTL
設定的に時系列は無視で普通に学園生活を送っていますが江ノ島は中身が
すでに残念おねいちゃんに入れ替わってる感じです。
それはある日の学園の事。たまたま女子達のみでお弁当を食べている時の事だった。
「苗木君の誕生日?」
何気ない世間話を話している時に特に何の考えもなく誕生日の話になったのだが、そこでいきなり思い出したかのように「苗木の誕生日なんだけど」
と朝比奈がきりだした。
「そう!私もたまたま今日苗木やさくらちゃんとそんな話になったんだけどさ。それが何と明日だっていうのよ!?
もう、そうなら早く言ってくれればいいのにさー」
「苗木くん、明日が誕生日なんですか!?」
「ふ、ふーん・・・・まあ私には関係ないけどね・・・・!びゃ、白夜様なら別だけど・・・!?」
「いや、聞いてないし。つーかさ苗木ってそういうところホンと草食系だよねー。ジャングルとかにいたらすぐ襲われそうW」
「普通の男子高校生はジャングルに行きませんわ・・・ああ、でも確かに今もどこかの「探偵という名のハンター」と「アイドルという名の雌豹」に
狙われてますわね」
「だれがハンターですって?」
「雌豹って私のことですか!?」
「あなた方とは誰も言ってませんけどね・・・(クスクス」
「ははは・・・;まあそれはおいといてさ。やっぱりここは誕生日パーティーとかしてあげない?何だかんだで苗木には皆世話になってるでしょ?」
そう、超高校級の幸運しか取り柄のない(自称)苗木だがその性格さ故か何かとクラスメートに頼まれ事をよくされる。
しかも何でもそつなく無難にこなすので(普通以上の成果はでないが)あの十神とさえよく一緒に行動するほどだ。
「(・・・そのせいで苗木くんがこの学校で一人で行動している所は見たことがないのよね・・・・・いえ別に他意はないのだけど・・・ただ舞園さんとよく
いるのを見掛けると少し腹立つのよね・・・何故かしら?)」
ちなみに舞園もまったく同じように感じているのでおあいこである。まああちらは少しは自覚があるだけマシ?だが・・・・
霧切はそんなことを全く顔には出さずに考えていたが、それを肯定と受け取ったのか隣にいた大神もしきりにうなづいていた。が・・・
「ふむ・・・それはいい考えだと我も思うが・・・・朝比奈。我もそうだがお主も明日は朝から大会があったのでは無いか?」
「あう・・・そうだった;」
「私もパーティーには反対しませんが明日は生憎先約がございまして・・・・豪華客船でのジャンケン大会の予定がございますの」
「わ、私は元から行く気ないし・・・!それに明日は編集者と、う、打ち合わせがあるしね・・・!」
「あーそういや私も明日は雑誌のデルモの仕事があんだよねー・・・まじかったるい」
697:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 12:46:45 GderTKPr
「あう・・・みんな用事がある感じ?霧切さんと舞園さんは?」
「私は別に無いわ」
「私も別に・・・(トゥルルル)『ハイ、舞園です。・・・え?ドラマのゲスト?月9の超人気の?・・・・・・・・明日は乙女の聖戦です無理です。
断ってください。』(ガチャ)・・・・・・・・・・・何もないですよ?」
「いや、今超あったじゃん!いいの?断って・・・;」
なにも無かったのかのように電話を切る舞園。さすがの朝比奈もその対応にはびっくりして舞園に問いかける。
「苗木くんの誕生日のほうが大事です(キリ」
「いや、そんなドヤ顔で肯定されても・・・・」
「まあいいんじゃない?二人に私たちの分も祝ってもらうって事で・・・」
「まあ、プレゼント等は後日渡せば良いしな・・・霧切、舞園よ。頼む。」
「まあ・・・別にいいけど」
霧切は仕方が無いという風に肩を竦ませる。がその表情はどう見ても嫌そうではない。むしろ苗木でなければ即効で「面倒だわ」と切り捨てるのは
間違いない。
対照的に舞園は任せてくださいといわんばかりに顔を上気させて頷いている。
「勿論です!なんたって私は---」
「まあ、苗木君は---」
「「苗木くん(私の)の助手ですから(だから)!」」
しーーーーーーーん
二人して同じ宣言をする。この状況にさすがのその場も水を打ったかのように静まり返る。しかし勿論そのまま事が終わるわけも無く・・・・
「あの霧切さん?苗木くんは「私の」パートナーですよ?(ニコ)」
「あら初耳ね、苗木君は「私の」助手なんだけども・・・?(フッ)」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
二人の間にすさまじい火花が舞う。心なしかバチバチと音が聞こえてくるかの如く空間が歪んでみえる。
「え?え?な、何この空気・・・!?私達なんか変な地雷ふんだ?」
「踏んだ踏んだ超っでかいのwつーかこれってもしかしてシュラバってやつ?まじウケルwww」
江ノ島は面白くなってきたwとばかりに笑顔を浮かべていいぞ、もっとやれーと二人を煽り始めた。それを見ていたセレスもその行為に少し呆れながら
も同じような表情を浮かべている。
「まあ、確かに面白くはありますが・・・」
「いや、面白くないでしょ!?ふ、二人とも?け、喧嘩(?)はよくないよ!お、お願いだから苗木の事はたのんだからね?」
「ええ・・・任せてください。「苗木くん」は「必ず」「私が」心からお祝いしますから・・・・」
「そうね・・・・「苗木君」の事は「私が」「誰よりも」理解しているから心配しなくてもいいわ」
「あははははははははは」
「ふふふふふふふふふふ」
「ほ、本当にだいじょうぶかな・・・?」
「やーね・・・・・・・・・・・・・・・無理にきまってんでしょw」
698:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 12:51:35 GderTKPr
所変わって別の教室にたまたまいた葉隠と苗木
「さあて、苗木っちの今日の運命は?俺の占いは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、やべ」
「え、やべって何!?僕に何が起こるの!??」
後半につづく・・・?
1レス目の改行ミスってた・・・;
見にくくてスマン、つーかいま読み返したらこれ萌え総合に書いた方がよかったね・・・OTL
後半は霧切さんの一人称メインで進むからこっちでいいかと思ったんだけど・・・
699:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 12:54:37 9KHgxmg8
>>698
GJ。後半に期待してるぜ!
霧切さんメインならここでいいんじゃないか?
言い方悪いけど、他のキャラは脇役、ってことなんだし。
700:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 12:56:09 /03khLZX
>>698
後半霧切さんメインで進むなら別にいいんじゃない?
棲み分けは重要だろうけどあんまり厳しすぎても息苦しいし
なんにせよ早く後半を書くんだ!
701:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 13:35:41 5W/CB33k
ちょっと考えてたら授業中に寝ている苗木の代わりに霧切さんが答える"眠りの誠"ってのがでてきたのだが…
それと霧切さんにパチュリーのコスプレさせたら違和感ないと思うのだが…どうだろ?
702:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 14:13:20 5W/CB33k
ちょっと考えてたら
授業中に寝ている苗木の代わりに霧切さんが答える"眠りの誠"ってのがでてきた…
霧切さんにコスプレさせたら何が似合うかな?
俺はパチュリーだと思う
703:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 16:01:02 viSH2t2E
すいません
携帯から書き込んだ5W/CB33kの者です
>>702はダブりなので
無視してください
704:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 19:01:16 r3X7ZeL2
>>701
想像してみたがあまり違和感ないな
ものすごい背の高いパチュリーになりそうだがw
705:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 19:24:53 7mT6azWq
>>698
遅れ馳せながら乙!後半投下までのここの警備は任せろw
霧切さん視点まじwktk
ナエギリ万歳!!
706:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 20:24:47 pbNmZOZC
>>701
探偵と言えば尾行、尾行と言えば変装(コスプレ)…実は得意かもしれない
山田に強引にコミケ会場に連れて行かれる苗木君
気になる霧切さんはアニコスで会場に潜入
霧切さん、人混みで身動き取れなくなる
苗木君にバレる「ち、違うのよこれは…///」
まで妄想した
707:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 20:32:51 Yvnp+Ery
霧切さんには戦国ランスの戦姫のコスプレが似合う気がする。
後個人的にはパチュリーより咲夜さんが合いそうな希ガス
…さて、文章に起こしてくるか
708:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 21:08:30 uB9Wr3XI
>>706
さっさと文章にしてくださいお願いします
709:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 21:15:15 CJLvB2Sj
>>707
十神っちが全裸で正座してまってるべ。この寒いのに
まぁ苗木っちは着衣土下座で待ってるけどもな!
俺の予想は3割当たる!
710:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 21:23:48 viSH2t2E
>>707
まってるよー!
711:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 22:06:14 DMmOkEt7
>>706
うおああああああああ神シチュktkr!
>苗木君にバレる「ち、違うのよこれは…///」
いろんな意味で辛抱たまらんくなってしまった苗木君
連れの山田の存在など忘れて、霧切さんの手を握り黙って人混みの中を早足で歩き出す苗木君
そして人気のない場所に着いた途端、苗木君は……ここまで言えば分か(ry
712:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 22:14:25 9giMLEFv
>>711
それ以上はらめえええええ
出禁になっても知らんぞおおおおおおおおおおおおおw
「R18未満」を楽しむ!それこそがここの醍醐味じゃあああああ
713:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 22:15:36 JddsVIwN
ちょいと遅れたが俺も参戦! そしてSS職人乙!お前が来るのを心待ちにしていたぜ!後半もよろしく☆
714:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 22:30:07 GderTKPr
とりあえず>>696の後半の前半(ややこしいな)部分が出来たので投下。
しかし霧切さんの一人称はやっぱりむずいな・・・
「・・・・・・・・・困ったわ」
昼間のやり取りから数時間後、学校を終えた私は街のデパートまで足を運び苗木君のプレゼントを模索していた。
しかし、この生まれてから16年間、異性にプレゼントなどした事は無く、しかも同年代の少年が喜ぶ物となると検討も付かなかった。
これなら今まで受けた事件の解決のほうが数倍簡単だった気さえする。
「だけど・・・舞園さんだけには・・・!」
そう、だからといってここで適当なもので妥協などしたくはない。
おそらくアイドルである舞園さんなら私などよりよっぽど簡単に異性が喜ぶプレゼントを想像できかつ用意が出来るだろう。
しかも苗木君は元々彼女のファンでもあるのだ。何を貰ってもうれしがる確率が高い。
そしてプレゼントを受け取る苗木君とそれを渡す舞園さんを想像すると・・・・・・何か無性に心がざわつくのを感じた。
それを世間一般では「嫉妬」と呼ばれる感情なのは間違いないが、そんな経験などした事の無い彼女はそれに気付かない。
「落ち着くのよ、霧切響子。まずはいつも通りに順序よく推理すれば問題ないはずよ」
自分自身にそう暗示をかけ、落ち着かせる。そう私は「霧切」の名を継ぐもの、こんな問題など・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハァ。
「・・・・・・今ほど「霧切」の名が役に立たないと思った事は無いわね」
しかし落ち込んでいても仕方がない。まずは思いつくものから順に考察していくことにした。
「まずは私が愛読している推理小説・・・・・・ダメね。こんな文字だけで堅苦しいものが一般的男性が喜ぶとは思えないわ。」
まず自分ならと考えてみたがこれはボツ。私の好きな小説が苗木君が喜ぶものとは思えない。しかも折角の誕生日にわざわざそんな小説を渡すのはなんとなく気がひけた。
「なら普段から使うもの・・・例えば服とか・・・・・・駄目だわ。苗木君のサイズとかは目測でわかるけど、まず苗木君の喜ぶセンスが解らないわ・・・」
ならば実用的なものをと衣服などを想像してみたが、これもボツ。一般的な男性の服のブランドなど知らないし彼が好きそうなセンスも良くわからない。
普段から苗木の私服は寮生活の中で見たことはあるが、これといって特徴がない無難な服が多い。ならば無難なものを選べばいいかもしれないが
その無難なものが解らないのではどうしようもない。
715:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 22:31:24 GderTKPr
「あとは・・・・一般的な男性の持ち物から想像して時計とか・・・?だけどあまり高価な物だと受け取ってもらえない可能性もあるわね・・」
次に時計などの装飾品が目に入ったが・・・・これもボツ。どうしてもこういう装飾品ブランドはすこし高めの金額になってしまう。
私的には別に払える範囲であれば値段などは問題ないが、無駄に他人に気を使う彼は気にするだろう。下手をするとプレゼントなのに重荷になってしまう可能性すらある。
それでは本末転倒である。
「かといって彼はあまりゲームとかもしないし・・・趣味らしい趣味もないのよね」
考えれば考えるほどいい考えが浮かばない。何故か苗木君が正体不明な謎の人物にすら思えてきた。
そう思うと彼のプロフィールほど無難すぎて内面を読み取りにくいものもない。もし推理小説の登場人物ならばまったくのモブか事件の真犯人かのどちらかだろう。
まったくいい考えが浮かばず、すこし途方にくれていた彼女だったが、その時ふとデパート内の本屋の一角が目に留まった。
「・・・「彼の喜ぶプレゼント特集!これさえ読めばラブげっちゅ♪」・・・・・・・っ!」
そうか、解らなければまずリサーチをするのは当たり前ね。なぜ最初に思い浮かばなかったのかしら。このコーナー名には一抹の不安が残るけど・・・・
ていうかこれ江ノ島さんの雑誌なのね・・・ま、まあある意味一番信頼出来るソースではあるはず・・・。
「まずは「異性の喜ぶBEST10」ね・・・」
そう思い読み進めていくが、大体はさっき考えていた案件が掲載されていた。その他でいえば「料理」という項目もあったがそんなものは最初から論外だ。
何を隠そう私は一切料理が出来ない。昔少し気まぐれに作ってみようとしたが、出来たものは真っ黒い発癌物質であった。
・・・・・我が事ながらあまりの情けなさにすこしへこんできた。
「他に何か・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ってこれは・・・・・・・・・///」
他に何か無いかと読み進めていたが、あるページに「上級者向け(笑)」と書かれているコーナーが目に留まった。そしてそこには・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・自分をリボンで包装して彼にプレゼント(はあと)って・・・っ///」
「(本当に!?本当に世間の人はこんなことをしているの!?そして相手は喜ぶの!!??????)」
普通に考えればそんな訳が無いのだが(つーか(笑)って書いてるし)、ある意味追い詰めらていた彼女は気付かない。
寧ろ藁にもすがる気分だった為冷静な判断など出来るハズも無かった。
「・・・・・リボン、か・・・・///]
そしてふらふらと手芸コーナーのリボン売り場に向かう彼女を止める者はいなかった・・・・・。
とりあえず今日はココまで。残りは後日投下します。
716:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 22:32:46 QgUzZUmQ
そういや探偵ってさ、依頼人の命を守るために本人と入れ替わったり潜入捜査したりすることもあるよな
結婚式の新郎新婦のふりとか、さ
ここまで(ry
717:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 22:34:43 rp9BmXMQ
乙…そしてなんという生殺し
718:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 22:38:25 9giMLEFv
>>715
GJGJ!残りも楽しみにしてるw
しかしなんという焦らしプレイ…やり方が汚いぞっ…悔しい、でも(ry
719:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 22:48:07 viSH2t2E
え、なにここすげぇ・・・!
ネタを提供する人とss職人の織りなす絶妙なハーモニーをかんじるぜ!
俺も見習わないと
720:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 22:52:58 SaGFYxMT
>>716
ものすごくいいところに気が付いたな!
助手の苗木君と2人で新郎新婦のふりも勿論外せん
けど、どちらか片方だけが新郎or新婦と入れ替わってもう一人は客に扮して離れたところで見てるってのもなかなか乙なものかと
相手に見とれつつも湧き上がる嫉妬を抑えられない感じで頼むw
どっちが嫉妬する立場でもいいけどやっぱり霧切さんかなあ…スネギリさんの可愛さは異常!
721:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 23:07:24 DMmOkEt7
>>720
やだ…萌える…
"苗木・タキシード・誠"降臨
↓
スネギリ発動
↓
本番という名のTAKE2(苗木君的な意味で)スタート
こうですよね、分かってます
722:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 23:16:59 gl9PFNQs
>>720>>721
ああああああああああああああああああ
衛生兵!衛生兵!
723:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 23:22:45 FkIoowlN
霧切さんは一人っ子。で、彼女は霧切家の血筋に誇りを持っていると。
霧切家存続の為には、苗木が婿養子になるしかないな。
苗木は霧切の嫁。もとい婿。
724:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 23:37:55 viSH2t2E
どっかで見た気がするけど
もし苗木君が、なんの前振りもなしに突然霧切さんの前で泣き出したら
どう反応するだろう?
優しく抱きしめてあげる?
それとも・・・?
いかん!考えすぎたら鼻血出てきたw
725:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 23:45:38 gl9PFNQs
>>724
愚 問 だ な
そんなの決まっているだろう
726:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 23:50:21 ufzd8Z67
>>724
それは…逆のパターンもあわせて考えてくれないとフェアとは言い難いわね(キリギリッ
727:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 23:52:16 jsOtaaYx
URLリンク(blog-imgs-37-origin.fc2.com)
728:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 23:53:18 z+463ZDp
このスレでは苗木くんがヒロインだが、敢えて俺は苗木くんがヒーローだと主張する
苗木「はい、霧切さん、クリスマスプレゼント」
霧切「…手袋?」
苗木「その、さ。そのいつもの手袋もカッコいいと思うけど、たまにはオシャレしてもいいんじゃないかなって」
霧切(ピンク色の手袋…)
霧切「私には似合うかしら?」
苗木「似合うよ。僕がつけてあげるよ」
霧切「え、ちょっと待ちなさい!」
苗木「…手のこと気にしてる?」
霧切「当たり前じゃない。幾らみんなのまえで手袋を外したからって、
気にしてないわけがないじゃない…」
苗木「確かに酷い火傷だったね」
霧切「……!」
苗木「でも、さ。僕は、それも苗木さんの魅力のひとつだと思う」
霧切「何を言っているの?お世辞にもならないわ、私には皮肉にしか聞こえない…」
苗木「それは違うよっ!
だって、それって霧切さんが探偵の仕事をしていたときに負った怪我でしょ?
僕は、それが霧切さんがその仕事を一生懸命に頑張った証拠だと思うんだ」
霧切「……苗木くんの癖に、生意気よ」
苗木「僕は気にしない。むしろ、僕とふたりきりの時は隠さないで欲しいんだ。
だって、霧切さんは僕の……ええと、大切な相棒だから」
霧切(相棒、か)
「分かったわ、相棒なら隠し事も恥ずかしがることもないということ?」
苗木「そう、これが僕の答えだよ」
霧切「……ばか」
729:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 23:56:49 ufzd8Z67
>>728
バ、バカな…あり得ない
苗木君が…あの苗木君がただのイケメン…だと
霧切さんを言葉だけで圧倒しているだとおおおおおお?!
ふう…けしからん、もっとやれ
730:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/16 23:59:58 BI2iQkfK
>>728
肝心のところで苗木さんかよw
731:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 00:05:15 Okqh47FK
>>729
というのも、さっき最終学級裁判をやり直してたからなんだが
やっぱり何度見ても最後の「希望」の論破はカッコいいと思うんだ
苗木くんの言葉の力の強さは異常。でもそこがカッコいい
>>730
うゎゎん!ドラ○もんっ、>>730がいじめるよぉ!
…というのは冗談さておき、勢いで書いたので申し訳ない
732:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 00:21:21 larvhU0e
>>730
言われるまでは気付かず普通に読んでたのにw
>>731
「希望を失っちゃダメだ!」…演出も相俟ってあのへんは痺れた
霧切さんもあそこで苗木君のことを見直したというか惚れ直したというか…ついて行こうと思うようになったのかね
733:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 00:29:37 SV39v0sh
>>706ですが書いてみる。3レス予定。
私が教室に入った時、苗木君は誰かと携帯電話で話しているようだった。
「うん…わかったよ。日曜の昼に、駅前だね。それじゃ…」
そう言って通話を切った苗木君は、何故か私に気づいて慌てた様子を見せた。
「き、霧切さん!?いつの間に」
「…今来た所よ。苗木君こそどうしたの?そんなに驚いて」
「えっ…ああ、霧切さんに気づかなかったから、びっくりしちゃって…ゴメン、ボク、もう帰るね」
苗木君は私を避けるように教室を出て行った。
…おかしい。いつもの彼なら「霧切さん、一緒に帰ろう」って言ってくれるのに。
まるで何か私にやましいことでもあるみたいだ。
(まさか今の電話…デートの約束を?苗木君が?)
私の中にモヤモヤとした気持ちがわきあがってくる。
努めて心を落ち着けようとするが、それは治まるどころか強くなる一方だった。
次の日曜の昼、私は駅前の広場にいた。
馬鹿馬鹿しいとは思ったのだが、やはり苗木君の行動が気になった私は彼を尾行することにしたのだ。
(こんな事に探偵の技術を使うなんて…それに苗木君が誰かとデートをしていたら、私はどうすればいいの?)
そんな事を考えていると苗木君が姿を現した。
誰かを探す風でも電話をかける訳でもなく、迷わず駅の中へと入っていく。
相手の都合が変わって別の場所で待ち合わせをすることになったのかもしれない。
私は苗木君の後を追い、彼と同じ電車に乗り込んだ。
30分後…到着した駅を出た苗木君は、向かい側にある巨大な建物の中に入って行った。
建物の周りにはかなりの人混みが出来ており、何か異様な熱気を放っている。
(これは…コンサートでもあるのかしら?)
そう思った私の目に派手な立て看板の文字が飛び込んできた。
『第24回 コミックマーケット会場』
734:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 00:30:30 SV39v0sh
コミックマーケット…詳しい事は知らないが、いわゆる”オタクの祭典”という言葉が頭に浮かぶ。
(苗木君にこんな趣味があったなんて…)
私が唖然としている間にも苗木君はどんどん建物の奥へと進んでいく。
巨大なホールは多くの人と様々な商品?で埋め尽くされているようだった。
彼を見失わないように私は慌てて後を追う。
ふと、私に注がれる周囲の視線に気がついた。
(そうか…この格好では目立ってしまうわね)
会場に集まる人の中にあって私の姿は明らかに”浮いて”いた。
男性客と違って私服姿に近い女性は係員や売り子ばかりのようだ。
そうでないのはコスプレイヤー…色とりどりの不思議なコスチュームに身を包んだ人ばかり。
思わず周囲を見渡した私は『更衣室』と大きな矢印の書かれた案内板を発見する。
私は一旦苗木君の尾行を中止して、何気ない足取りででそちらに向かった。
更衣室で首尾よく着替えを済ませた私は、先ほど尾行をやめた場所に戻ってきた。
(それにしてもこの格好…足元が随分涼しいわね…)
更衣室に置いてあった衣装はどれも見ているこちらが赤面してしまいそうな露出度の高い代物だった。
その中でも一番ましなものを選んだつもりだったが…これは脚が大胆に露出している。
このスカートは短すぎだろう。少し走っただけで下着が見えてしまいそうだ。
しかし、これなら不審がられることはない。
735:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 00:32:05 SV39v0sh
思考を切り替えて苗木君を探すことにする。
しかし、どこを見ても人、人、人…満足に歩くことすらままならない。
10分ほど歩き回った後、ついに私は人混みの中で身動きが取れなくなっていた。
これでは苗木君を探すどころではない。
私が尾行を諦めようかと思案を巡らせた時、背後から聞き覚えのある声がした。
「おやおやおや~!?これは驚きましたぞ!やはり霧切響子殿ではありませんか!」
「山田君!?」
クラスメイトの山田君…最悪だ。こんな格好を知り合いに見られるなんて。
とっさにどういう言い訳をしようか、口ごもる私に構わず彼は続けた。
「苗木誠殿、こっちですぞ!ホレ、まさかの霧切嬢の登場です!」
「霧切さん!?…どうして!?」
山田君が腕をつかんで人混みから連れ出したのは、誰あろう、苗木君だった。
急激に顔が熱くなるのを感じる。
よりによって苗木君に、思い切り見られてしまった!
「き…霧切さん、その格好…」
「ち、違うのよこれは」
完全に思考が停止してしまった私には、そう声を絞り出すのがやっとだった。
私は苗木君の片手を握り、彼の手を引く。
そしてスカートを押さえて人の群れにぶつかることも構わずに可能な限りの速力で駆け出した。
「霧切さん、ちょ、ちょっと、待って」
「な、苗木誠殿ー!どこ行かれるかー!売り子のバイトはどう…」
苗木君と山田君の声が聞こえたが、それどころではない。
私はとにかく周りに人が居なくなるまで走り続けた。
終わりになります。苗木君はオタクっぽく思われるのが恥ずかしかったということで。
736:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 00:38:59 XbHGHvHa
>>735
霧切っちがそれじゃあ泥棒になってるべ。
恋は盲目だっていうけども・・・
まあそれも青春だべ!
737:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 00:40:49 E8AB4hHO
>>733-735
きたあああああああGJGJ!
ひふみんの「霧切嬢」ってのが地味に琴線に触れたw
そして霧切さん自ら苗木を拉致るというまさかの展開大変おいしいです…!
にしても、霧切さんのコスプレは何やってもかなり完成度の高いものになりそうだw
そういうイベント会場にいるなんて危険すぎるぜ…写真撮らせてとか言われるだけならまだしも…
苗木!いいか、お前がしっかり霧切さんを守るんだ!
738:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 00:41:00 iFgJLJ2i
>>735
乙であります
最後は涙流しながらの逃走の情景が目に浮かんだw
・・・やっぱりこのスレに足りないのは絵師ですね
739:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 02:10:12 YSSbu7jh
>>735
乙です!2828がとまらんのだが…
>>737
>苗木!いいか、お前がしっかり霧切さんを守るんだ!
近くにいた翔さんのお仲間(腐)によって苗木君にも可愛いコスチュームが宛がわれると予想w
で、霧切さんとツーショットで写真を撮られまくる(百合っぽい絡みも?)にモノクマコイン100枚!
某動画投稿サイトにナエギリMAD第1号ktkrww
740:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 02:30:17 5dCd47st
>>735
GJ!
霧切さん単独で脱兎のごとく走り去るものと思っていたらまさか苗木君まで連れて行っちゃうなんて…もう、霧切さんてば大胆なんだからぁっ!w
え?弁解のために拉致したって?またまたぁ~照れなくてもいいんだぜ?ww
>>739
どうせ2人で可愛いコスプレやらされる運命にあるならシュールなヤツのほうがかえって割り切ってやれるな!
俺としてはDANZEN☆プリ○ュア(無論初代)を推すわw
苗木(黒)霧切(白)で身長的にもおkだしな
動画ってもしや例の支部の絵師のか?
741:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 02:38:28 59URSd27
もう700レス超えたのか・・・そろそろまとめWIKIが欲しいね
だけど俺っちはそんな技術を持っていないので人任せになってしまうんだが・・・
さて今日は後半のつづきはここまでにして寝るとするか・・・
リボンは赤にすべきか白にすべきか・・・はたまた透明にすべきか・・・それが問題だ
742:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 02:52:49 FF0GjOOJ
>>740
動画の件はその通りだと思われ
それとDANZENの使い方正しすぎ自重w
>>741
「リボン?透明一択だろJK」なんて悪魔の声が聞こえたりもしたが…w
よくよく考えると赤をはじめ濃いめの原色がいいんじゃないかと思い始めた!
霧切さんの色白の肌とのコントラスト的な意味でな、すごく映えると思うわけだ
なんにせよ期待してるぜ!
743:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 04:45:02 5oaorSW3
ナエギリでプリ○ュアコス…だと
そばで見ていた一二三が苗木君に「ウホッ!」→霧切さんの恋敵が一人増えた!
みたいな展開しか浮かばん俺はもう駄目なんだろうか…orz
744:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 08:39:55 SV39v0sh
>>733-735の者です。読んでくれた皆様ありがとう
描写の足りない部分は鍛え上げられた妄想力で補ってやってください
自分としては霧切さんのコスは刀語のとがめをイメージした
和装好きそうだし、ダンガンラジオ聞きに行くと目に入ってくる
細部にこだわるなら両手に手袋してるキャラがいいんだろうな~
745:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 11:54:35 8YcOUV+a
ニコ動にナエギリきたぞ!
746:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 17:02:06 59URSd27
取りあえず保管の意味をこめてここに投下したSS(>>57>>176>>696)を支部にうpしてきたわ。
まとめwikiが出来たら消すかもしれんけど。
747:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 18:40:19 x2qB+3uK
授業中、居眠りする苗木クンを
隣の席の霧切さんが微笑みながらほっぺたツンツンするところまでは想像した
霧切さんかわええ
748:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 19:42:45 KxFPFWt9
>>746
人任せで悪いけど自分のもよろしくお願いしていいですか?
(>>191 >>259 >>329 >>454)です。
セレス様もアリならセレス様スレの>>31
あと…18禁アリならエロパロの>>66も
絶望的に暇だったらで結構です
本当に人任せで申し訳ない
749:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 19:55:28 fEgu9nsD
>>746
支部に小説部門が有ること初めて知ったわ。
俺もとりあえずうpしてみるかな。
ナエギリタグでもつけておけば
このスレの人とか検索しやすいかな
750:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 19:55:35 Ad/voWuQ
さすがに支部に投降ぐらいは、自分でやるべきじゃね?
そこまで手間でもないし。アカウント晒すのがいやならステ垢とればいいだけだしさ。
それこそだれか一人が、纏めとしてやるなら別だけど。
751:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 20:06:27 KxFPFWt9
>>750
そんなに簡単なの?
じゃあちょっと調べてみる
ありがとう
752:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 21:53:57 ixhJd8Bp
食堂にて
セレス「どなたか厨房の冷蔵庫から牛乳を持ち出されましたか?
今朝、確認した時には新品のパックが2本もありましたのに、今は1本もありませんの。
これではわたくしのティータイムが台無しですわ…」
そのころ苗木君の部屋
苗木「ボクだって成長期なんだし、せめて霧切さんと同じくらいには…」(ゴクゴク)
そのころ霧切さんの部屋
霧切「朝日奈さんの隣に並ぶと苗木君の視線が気になるのよね。せめてあと2センチ…」(ごくごく)
753:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 23:11:39 aKNs/Vm7
>>752
努力なんてのはなぁ、影でこそこそ一人やるもんじゃねえんだよ!
そんなことしなくても次の方法を取れば解決するじゃねえか!
また、「牛乳の持ち出し禁止」を校則に追加します!
苗木君→霧切さんが伸ばせばおk
霧切さん→苗木君が揉めばおk
754:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 23:19:54 Ad/voWuQ
霧切さんが伸ばす?
つまり、キャッキャウフフを期待して霧切さんの部屋に行ったら
逆釣鐘くらって、!?となってる苗木君の姿が!
755:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 23:27:03 8vJIWZv5
>>753
www
伸ばすって何よ?
苗木君の体で伸びそうなのってもうナニくらいしかない気がするんですけど
揉むって何よ?いや、何を?
そこに掴めるだけのものがあるのか…それが問題だな!
リアルな話、腐川(翔)さんのは本人曰く「鉄板」らしいけど…霧切さんはそれよりあるのかね?
それならなんとか揉める気がしてきたぞ!
756:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 23:39:11 ZQKUAQBT
「伸ばす」のほうは鉄棒的なアレにぶら下がれば霧切さんの手を煩わすまでもないぜ!
ついでに懸垂でもして腕力強化もやっちゃえばいい
身長の伸びはある程度限界があるが筋力はやり方次第でこれからいくらでも強くできるぜ
細マッチョになった苗木君…いかがですか?霧切さん!
しかし乳ネタは定期的に出るなあw
まあこれも公式がもう少し情報を発信してくれれば落ち着くだろ
来月発売のファンブックに期待!
757:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 23:44:18 y6jcz0Xg
設定では1cm差になっていても絶望的な差があるように見えるのがw
758:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/17 23:46:48 WjxtBjUT
舞園と霧切は身長、体重、胸囲がほぼ同じ。
そして、プール写真での舞園の胸部はけしからん。
この二つの事実を考えてみれば、答えは明白なはず。
苗木君、ここまで言えばわかるわよね?
759:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 00:07:53 yPkUS5Zk
>>758
待てw逆に考えるんだ!
あの写真を撮った日の舞園さんのスク水は写真集やらのグラビア撮影仕様だったのだとww
要は若干盛って…ゲフンゲフン…微々たるテコ入れがなされた(ry
つまり、あの時の2人はスク水の時点ですでに差がついてしまっていたのだ!
いや、舞園さんのほうが大きいことは疑う余地はないよ?体型・胸囲的にも
でも霧切さんだってあのスク水を着れば……いや苦しいかwww
760:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 00:15:41 Lsp87sIU
>>727
GJ!! あんたの絵に惚れたw
出来れば顔以外もハッキリした線のverが欲しいとか
調子こいてすんませんでした!!
761:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 01:00:41 /ffhSyIA
>>756
>細マッチョになった苗木君…いかがですか?霧切さん!
身長では負けても筋肉なら全然いけますよねー
ところで霧切さんは筋肉好きかな?あんまりムサいのは敬遠しそうだが…w
というわけで苗木君!さくらさん朝日奈さんの指導でレッツ・肉体改造だ!!
>>759
もうお前が霧切さん本人にしか思えないwww
762:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 01:09:21 0NZejQ6C
入学当時の戦刃むくろのプロフィール…ここに注目すれば真実が見えてくるはずよ。
電子生徒手帳で参照できる戦刃むくろの身長・体重・胸囲の数値は、入学時のそれと完全に一致しているの。
入学から2年を過ぎているにも関わらず、よ。
一流の軍人である彼女が身体管理に人一倍気を使っているとしても、体重に1kgの増減も無いのは不自然だわ。
つまり…電子生徒手帳のパーソナルデータは、あくまで入学当時の数値に過ぎないとは考えられるのよ。
それから2年後ゲーム本編中の時間軸では、霧切さんの胸囲も成長している可能性があるのではないかしら?
763:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 01:13:19 xy90ow84
つまり霧切さんの成長は進んでいるにも関わらず貧しい(ry
764:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 01:16:52 ODMXF0RA
>>761
トレーニングのために大神朝日奈両氏と懇意になる苗木氏…
その時霧切氏は…!!
>>762
一瞬攻略系のスレの誤爆と思ったら…こんなところにも霧切さんがww
つまり、舞園さんの成長期は霧切さんに比べてかなり早かったというわけですね
あの写真を撮った後…霧切さんの胸は劇的な成長を遂げている、と
よし、苗木!お前が責任を持って確かめて来い!
765:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 01:19:44 O9cnvWqi
つまり、二年たってるのに苗木の身長はそのま(ry
高校三年生でその身長。どう、絶望したでしょう?真実を知って絶望したでしょう?
766:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 01:33:48 xy90ow84
希望を失っちゃ駄目だ! 高3でその身長ということはまだ伸びしろがあるかも知れないじゃないか!というかある!あるに決まってる!
767:591
10/12/18 01:35:25 h9sRur5o
前略、霧切さんが好きな住人の皆様
あれ以来、>>592と>>595の励ましの言葉を胸に、ひたすらにSSを書いていた
ク リ ア 後 の 設 定 なのにも関わらず、だ
そんな、乗りとパッション・妄想・捏造だけでどうにかしてしまったやつを、良ければこれから皆にご覧に入れたい
今から投下してしまっても・・・大丈夫か?ちなみに内容は霧切さんと舞園さんの友情ネタで、結構長い
768:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 02:07:32 46y462G6
>>767
い
い
で
す
と
も
769:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 02:09:31 YSy/L/eD
>>767
大
丈
夫
だ
問
題
な
い
770:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 02:13:21 xy90ow84
躊躇う必要は無い、その力を存分に発揮したまえ!
771:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 02:18:56 yPkUS5Zk
許
可
な
ん
て
要
る
の
か
い
?
772:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 02:23:32 YSy/L/eD
>>771
い
い
や
、
い
ら
な
い
反
語
773:Brilliant Years~記憶の彼方の親友~ 【1】
10/12/18 02:29:53 h9sRur5o
見渡す限りの瓦礫の山。何も、無い。
本当に、ここは自分達が住んでいた街なのかと、私も当然の如く疑った。
学園を脱出した矢先に見るこの光景。
例えるなら、夜にカラオケやネットカフェなどに入って、寝ずに一晩過した後に外に出た時の、何とも言えない違和感。そして……喪失感。
目の前にあって、当然だったものが無くなっている。
……成程、確かにこれは"絶望"だ。ご丁寧にも、奴は『失う恐怖による絶望』と、『失った後の絶望』の二通りを用意していたのか。
……全くもって、悪趣味である事この上無い。
ふと、私は足元に落ちている物に目をやった。
ピンク色の、動物らしきもののアップリケが着いている手袋が落ちている。
ボロボロだが、私はそれを何となく手に取ってみた。
「ッ!?」
突然、頭の中でで何かがフラッシュバックする。
脳天に弾丸を撃ち込まれたような、ショックだった。
「……さ、や…か…」
そして私は、そんな言葉を口にしていた。
否、言葉ではない。
人の……名前。私にとって大切な……名前。
そんな合間にも、フラッシュバックは止まらず、私の頭の中を決壊したダムの如く流れ出した。
774:Brilliant Years ~記憶の彼方の親友~ 【1】
10/12/18 02:32:14 h9sRur5o
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希望ヶ峰学園。超高校級の才能を持つ若者達を集め、この国の将来を担う人材に育て上げるエリート教育機関。
この学園を卒業した者には、絶対的な成功を約束されていると言われるほどの超名門校である。
その放課後の生徒達が行きかい混み合う玄関口で、私――霧切響子は人を待っていた。
「おまたせー!」
そう言って手を振りながら駆け寄ってくる人物に、私はいつもと変わらない返事を返す。
「予定は大丈夫なの?さやか」
「うん、マネージャーには何とか都合つけてもらっちゃった。それよりごめんね響子、遅れちゃって」
「別に気にしてないわ。それより、時間がもったいないから早く行きましょ」
「そうね。早く行きましょうか」
場所が玄関口ということもあってか、長居する場所としては適切ではない。
私とさやかは、今日学園で起きた出来事の思い思いを口にしながら、玄関口を後にした。
彼女――舞園さやかは、国民的アイドルグループのセンターマイクを勤めており、更なる将来の発展を夢見てこの希望ヶ峰学園に入学した、『超高校級のアイドル』である。
そんな彼女と私が、何故こうして親しく友人同士でいられるのかは、私でも未だに『運』という表現を使わずには説明出来ない。
自分がさやかの友人として釣り合いが取れているとはあまり思えない。こう言うと、朝比奈さん辺りから「また苗木みたいな事言っちゃって~」とぼやかれるけれど。
しかし、私にはそうした友人がそもそもあまり多くないのだから如何ともし難い。さやかもこの学園に入学してから初めて出来た友人である。
今まで引き受けてきた事件の中で、芸能界の関係者と関わる場面も多々あったが、友人と呼べる程に親しくなる事など当然の如く無かった。
けれどやはり、切欠は私の肩書きが『超高校級の探偵』であった縁からだろうか。
事実、私とさやかが懇意になった切欠も、それが関係したある事件があってからの事だった。
そして私とさやかは、今では学園中で『超高校級の親友』として語り継がれている。
私としては、超高校級でも何でもなく、さやかとは普通に友人として接しているつもりなのだけれど。
超高校級と呼ぶのなら、むしろ朝比奈さんと大神さんじゃないかしら。
…ごくたまに、"ベストカップル"などと言うフレコミも耳にするけれど、意味が分からない上何やら危険な感じがするので詮索しない事にしている。
ちなみに、苗木君と桑田君は『超高校級のマブダチ(桑田君自称)』、石丸君と大和田君は『超高校級の兄弟』なのだそうだ。
「この服、響子に似合うじゃないかな」
「…私には派手過ぎるんじゃないから」
とあるショッピングモールにやって来た私とさやかは、ファッションブティックで、服をあれこれと眺めていた。
さやかは芸能人という事もあってか、存外に普段こうした年相応の行動が中々出来ないのだが、私と出掛ける時はストーカー対策にもなって安心して買い物が出来るのだそうだ。
「そんな事無いよ!響子はすっごく美人だよ?肌なんて色白だし、髪もこんなに綺麗で、本当にお人形さんみたいで……」
「ごめんなさい。そういうの、自分では余り分からないの……」
「も~う…そういうとこ、響子の悪い癖だよ?現役のアイドルの私が言うんだから、もっと自分に自信を持とうよ」
そう言われても、興味が無いものは無いのだから仕方ない。
むしろ、派手な衣服や香水の類は、現場捜査や尾行などの際にかえって邪魔になるのだ。
目立たないという点では、苗木君には見習うべき部分が多々あるような気もする。一種の才能ではないだろうか。
かと言って、二人きりで服の見立てをしてもらったりなどしたら、目の前の彼女に大目玉を食らってしまうので控えているけれど。
775:Brilliant Years ~記憶の彼方の親友~ 【3】
10/12/18 02:34:19 h9sRur5o
ショッピング巡りを切り上げた私達は、一息付くためにいつも行き付けの喫茶店へ入店した。
ここの喫茶店は会員制の店で、店主は元警察関係者にして、父の大学時代からの友人である。
私が情報収集の一環で懇意にしている関係もあり、有名人であるさやかとも安心して来る事が出来る唯一の場所である。
「それにしても、理科はやっぱり苦手だな……実験とかになっちゃうと、もうお手上げ」
そう言って、溜息を吐くさやか。私達は、今日の生物の授業で行った内容のごく簡単なおさらいをしていた。
「そう?教科書とかで見るよりも、実際に見て調べられるのだから、これ以上無い学習方法じゃないかしら」
「それは、そうだけど……でも、生物の実験になっちゃうと、やっぱり私無理だよ」
「まあ、そこは人によって分かれるでしょうけど」
と嘯き、私はコーヒーを口にする。
さやかは、一般的な女の子らしく、虫や爬虫類などの類が苦手だ。
こんな話をしている傍ら、こんな行動が出来るのも彼女にとっては信じられないらしいのだ。
「響子は虫とか蛙とか得意だもんね。いっつも虫眼鏡持ち歩いてるし」
「これはそうした趣旨のものじゃないわ」
「でも、子供の頃からいつも持ち歩いてるんでしょ?」
「……昔はそうだったかしらね」
「あははっ、やっぱり」
ケラケラと笑うさやかは、初めて会った時の笑顔よりもとても自然に見える。
私はこの表情を見る事が、彼女と過ごす時間の中でとても好きだった。
「それより、さっき買ったその手袋……一体何に使うの?まだそんな季節じゃないでしょう?」
「え?これは……次の仕事で似たような衣装を着るから、ね。目に付いて、ちょっと買ってみただけ」
「……そう?」
少し府に落ちないが……まあいい。
ピンク色の柔らかい色の生地に、甲の部分には可愛らしいウサギのアップリケ、縁には手触りの良さそうな白い毛が着いた手袋。
彼女が私用に使うにしても不自然ではないし、とてもよく似合う事だろう。
「それで?今回は何があったの?」
「えっ…?」
「何か、話があるんでしょう?」
「……やっぱり、分かった?流石、響子」
「……エスパーだもの」
「あ、それ私の十八番!」
「冗談よ。親友、でしょう?」
776:Brilliant Years ~記憶の彼方の親友~ 【4】
10/12/18 02:36:47 h9sRur5o
私の言葉に軽いスネ顔を見せると、さやかは注文した紅茶を一口含み、話を続けた。
「私ね……ソロデビューの話、受けようかと思うんだ」
「ソロ…?また前のプロデューサーみたいな類の話じゃないでしょうね」
前のプロデューサーというのは、さやかにソロデビューの話を持ちかけて、自分に靡かせようとした人物だ。
この業界の言葉では、"枕営業"と呼ばれている。自分がデビューを遂げて売れていくために、その筋の関係者と特別な関係を結ぶ行為。
さやかにもそういう根も葉もない噂が立っているが、本人によればデビュー当時中学生だった彼女には、そういう話はまだ無かったらしい。
だが漸く高校生になって今一番の売れっ子であるさやかにも、ネタをぶらつかせて近づいてきたという訳だ。
私が助言しておいたボイスレコーダーでの証言を元に、何とか撃退する事には成功したが……とにかく、芸能界は何かと危険が付き纏う世界なのだ。
「ううん、今度は違うの。1/fゆらぎ、って言ったかな。私の声、そういうのがあるらしいんだ」
「パワー(スペクトル密度)が周波数fに反比例するゆらぎ……人に快適感やヒーリング効果を与える音域。この間の特集番組で、○○大学の教授が分析していたあれね」
さやかの声は、確かに何処か他人を安心させるような響きがある。
「成程、それがあなたの猫かぶりにも一役買っている、という訳ね」
「もう!そんなんじゃないってば、意地悪!それを売りにして、ラジオパーソナリティやCDデビューしてみないか、ってお話が来てるの!」
「そう、良かったじゃない。つまりアイドルとしてのあなたではなく、あなた自身の価値を評価してくれての話……そういう事でしょう?」
「え……あ、そう、か。そうなるんだ。でもね、それだけじゃないの。私が……自分自身の意思で、一人でやってみたいなって、思ってるの」
「……?」
さやかは、暴露した内容の重大さとは裏腹にどこか楽しげで。純粋に、この先自分が進もうとしている道に、光明を見出している顔だった。
何故彼女は、不安がるでもなく楽しそうなのか?私には、その表情の動機がいまいち分からない。
「前の事件でね…私、思ったんだ。私が仲間だと思っていたグループのみんなは、私の事を……心の底では仲間だなんて思ってなかったんだ、って。
今まで夢を叶える為に、人に嫌がられる事でも何でもして来た私だけれど……夢が叶った瞬間、私だけみんなの事……勝手に仲間だなんて思い込んでた。
みんなの夢は、まだ叶ってた訳じゃなかったのにね」
「…………」
「ある日……気付いたの。みんな……昔の私と同じ目をしてる事に。
夢を失う事に怯えて………応援してくれてた大勢の人達に忘れられていく……
どんどん…私達が…消えていく……それがどうしようもなく怖かった、昔の私に。
このまま、私はここにいたままでいいのかな……って思っちゃって」
知っている。初めて会った時のさやかは、表面上では極上とも言える笑顔で取り繕っていても、何処か怯えや憔悴のようなものを、私は彼女の内の奥底に感じていた。
何処かの超高校級の『幸運』や『野球選手』は、コロリと騙されていたが。
「私……苗木君や響子、みんなと出会ってから、気付いたの。例え大勢の人達に忘れ去られたとしても、私を絶対に忘れないでいてくれる人がいる。
私が例えどんなになったって、応援してくれる人がいる、って。
だから私は、今度のチャンスでそれを教えてくれた人達の為に、もう一度自分の夢を、改めて目指してみたいの」
777:Brilliant Years ~記憶の彼方の親友~ 【5】
10/12/18 02:38:37 h9sRur5o
私は、さやかの毅然と自身の新しい夢を語るその様に頼もしさすら感じていた。
さやかは今まで、自分の夢の為にひたすらに頑張ってきたが、その裏では私と同じように幼い頃からの孤独を常に抱えていた。
故に、自分がどうしようもない程に追い詰められた状況になると、無意識に人にすがってしまう所があった。
始めは正直、この先道を踏み外さずに生きて行けるのか、と思わず心配してしまっていた。
けれど彼女は、自分は誰かに支えられているという事を……自分は決して、一人などではないという事に気付いた。
彼女はその想いを胸に、あえて何も無い所から一人で、一から歩き出そうとしている。
「……強くなったのね、さやか」
「みんな、響子のおかげだよ。それにね……」
「?」
「苗木君がね、"夢が叶うっていうのはきっと、舞園さんも心から笑っていられるようになってる事じゃないかな"って」
苗木君、という言葉に自分の中の何処かがチクリと痛む。自分でも気付かないほど、鈍く。
さやかが彼の話をする時は、決まってこのように嬉しそうに話す。幸福を…感じている表情を浮かばせる。
「本当に、感謝してる。苗木君には、今までにもそんな希望をいっぱいもらって……苗木君からは、不思議な強さを感じるの。
だから私、晴れてソロデビューに成功出来たら……これまでの気持ち、全部、苗木君に打ち明けてみようと思う。
そんな強さに救われて来た、感謝の意味も籠めて」
「…そう…」
"苗木君"。この名前が出てくるだけで、何故こんなにもどかしい気持ちになるのだろう。
この私が、落ち着かなくなる。
親友を取られたようで悔しいのだろうか…?
差別の概念は無いが、彼は超高校級の才能を持つ他の在校生と違い、希望ヶ峰学園には抽選で入学を許されただけの、ごく普通の男子高校生だ。
自他共にそれは認知しているし、私も彼と知り合ったのは、さやかと同じ中学の出身だった事のよしみである。
けれど不思議な事に…先程さやかが言ったように、私やさやか、他のみんなが悩んだり行き詰ったりした時には、いつも力になってくれる。
本人は無意識なのかも知れないけれど、絶望を感じそうになった時、不思議と彼がいつも希望を見出せそうな手を差し伸べてくれるのだ。
私自身も、何度もさやかの…果ては私の助けになってくれた彼を、とても信頼している。
彼にはきっと、自分達には無い…何か特別な強さがあるのだろう。
さやかは、きっとそんな彼に知らず知らずの内に惹かれて行った。
……もしかしたら、私の何処かのうずきの正体によっては、私自身も……
けれど。この、霧切響子が選んだ選択は。
778:Brilliant Years ~記憶の彼方の親友~ 【6】
10/12/18 02:39:43 h9sRur5o
「応援するわ、さやか。ソロデビューの件も、苗木君の事も」
「ほんと!?」
「ええ。ストーカーでもセクハラでも……困った事があったら、すぐに駆け付けるわ」
「えへへ…響子ならそう言ってくれると思ってた。実を言うと……響子に勇気、貰いたかったんだ」
さやかは、心底安心したように言った。私の誓いは、さやかの力になれたようだ。
「よーし、勇気付けられたお礼に、響子に奢っちゃお!晩御飯も何処かで済ませようよ!」
「お金の事なんて心配しなくても、付き合うわよ?」
「いいのいいの!私、こう見えても結構お金持ちですから!」
えっへん、という風に可愛らしく威張って見せるさやか。
この、本当に可愛らしい親友に……私は何だって協力してあげたい。
親友の新たなる門出の決意に心からの祝福を願い、私達は店を後にした。
「ねえ、響子……」
「なあに?」
「響子は、本当に苗木君の事……」
「え?」
「……ごめん、何でもない!さっ、早く行こっ!」
779:Brilliant Years ~記憶の彼方の親友~ 【7】
10/12/18 02:41:10 h9sRur5o
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
頭の中で決壊したものは、そこでひとまず収まった。
そう、ひとまずだ。これ以上思い出す事に、私自身が耐え切れなかった。
何故なら私は、思い出すという事よりも、今思い出したそれに抱いた感情を処理しきれず、涙を流すことに精一杯だからだ。
本当に大事なものを取り戻せたという安堵感と、もう何もかも遅すぎるという罪悪感で、はち切れそうだったからだ。
「さ、やか…!さやかぁっ……!」
自分は何をやっていたんだ。今振り返れば、自分の行動は何処かおかしかった。
"…しっかり者の彼女が?"
記憶を消されてから初めて彼女に会った時、私は"彼女がしっかり者である事"を知っていた。
私は人の本質を1日足らずで簡単に判別するなど、本来はしない。
ましてや、その人物がしっかり者かどうかなど、ある程度の期間を共に過ごさなければ真には分からない。
"今はやめておきなさい…本気で、彼女の敵を討ちたいならね…"
苗木君がモノクマに食って掛かろうとした時もそうだ。
苗木君にあんな事を言ってはいたが、内心では説明が出来ない程の激情を自分は覚えていた。
人を殺したという事実に対する憤りからではない。
『舞園さやか』を追い詰め、あのような凶行と死に追いやった事そのものが、どうしようもなく許せなかった。
何か出来たはずだとしきりに思う自分自身が許せなかった。
"彼女の迷いが…失敗を引き寄せてしまったのよ。皮肉な話だけどね…"
そんなのも、きっと嘘。
超高校級のスポーツ選手である桑田君と彼女とでは、例えどんなに隙を突いたとしても、体力的に圧倒的に失敗する公算が大きい。
そんな事が分からない程、彼女は頭が悪い人間ではない。
それでも彼を標的として選んだのは、明確な殺意と計画性を持っての事。
苗木君を騙す事…人を殺す事…それらに迷いを抱いていたから、彼女は失敗した。
そして、死の間際に残したダイイングメッセージが、苗木君の事を考えてのものだった。
彼には、それらを"推理出来る"なんて言ったけれど……彼の言うとおり、桑田君に対する意趣返しと見るのが普通なら合理的だ。
780:Brilliant Years ~記憶の彼方の親友~ 【8】
10/12/18 02:42:36 h9sRur5o
けれど、私はその答えを認める訳にはいかなかった。どうしても。認めたくなかった。
私は……彼女がそんな事は決してしない人だって、必死に信じようとしていたんだ。
それほどまでに、追い詰められて、道を踏み外してしまっただけなんだって、思いたかったんだ。
だって、さやかは苗木君に本当に助けられて、あんなに大好きだったのだもの。
そんな彼女が、苗木君を自分のためだけに、卑劣に陥れようとなんて……絶対にするはずが無い。
私は建前の"推理"なんかじゃなくて、確かにあったはずのさやかへの"友情"を無意識に信じていたのだ。
"舞園さんの裏切りを…ボク自身に気付かせようとしたんだよね?"
違う。
私が苗木君に真実を突き止めろと言ったのは、きっと…そんなさやかの気持ちを、彼にも分かって欲しかったから。
記憶を失って…頼れる人も、好きになった人の思い出も失って…絶望に満ちて過ちを犯してしまった彼女の心を、少しでも分かって欲しかったから。
そして何より…絶望を抱いて死んでいったさやかに、『真実』という手向けの花を添えてあげられるのは、苗木君だけだったから。
何も出来なかった私に、そんな資格は無い。
だから、"乗り越えずに、想いを引きずっていく"と彼が言ってくれた時、私はとても嬉しかった。
さやかの想いも、きっと彼に伝わったんだ、って。苗木君の中のさやかは、二度と思い出したくない人にはならないんだ、って。
それでこそ、さやかの……私の知っている、大好きな苗木君だ、って。
きっと、私はそう考えていたのだ。
もう、何もかも遅すぎたけど。
「超、高校級の、親友……?笑って…しまうわね……何も、出来なかったくせに!!」
私は馬鹿だ。
何度も、何度も、地面に拳を打ち付ける。鈍い痛みが走ろうと、構わずに。
"困った事があったら、すぐに駆け付けるわ"
かつて親友に言った台詞が、今一度頭の中で呼び起こされる。
声高々とこんな台詞を言っておいて……本当、馬鹿みたい。
記憶が無かった……?そんなの、ただの言い訳に過ぎない。
私は親友に誓ったことすら守れない、大嘘吐きである事が立証されてしまった。
『超高校級の親友』どころか、『超高校級の探偵』も返上しなければならないようだ。
ふと、視界の隅に、鋭利なガラス片を捕らえた。
もう……何をやっても、自分は駄目だ……
大嘘吐きがやる事なんて、みんな嘘で終わるのだ……
私も、さやかと同じように絶望に落ちるしかないのだ…………
そう、思い……破片に手を伸ばし始めた、その時。
781:Brilliant Years ~記憶の彼方の親友~ 【9】
10/12/18 02:44:16 h9sRur5o
「霧切さん!!」
彼の、声が聞こえた。
「なえ、ぎ…くん?」
私は、涙でくしゃくしゃになった顔も省みずに、彼の声がした方向を見た。
「ど、どうしたの!?何かあったの!?」
「なえぎ、くん…」
「と、とりあえず戻ろうよ。暗くなっても時間になっても霧切さんが戻って来なくて、皆心配して……っ!?」
私は、咄嗟に彼に飛び付いた。そうせずにはいられなかった。
出口の無い絶望という名の水中でもがく私を、彼が救い出してくれたように思えた。
もしかしたら、さやかが呼んでくれたのだろうか……
静かに泣き続ける私を、苗木君は戸惑いつつも暫く付き合ってくれた。
「ごめんなさいね。見っとも無い姿を見せてしまったわ」
「いや、いいよ。何か霧切さんにとって、大切な事があったんだろうから。それに僕が役立てたなら、それでいいよ」
「フフ……ええ、とても助かったわ」
一頻り泣いた後…漸く落ち着いた私は、今苗木君と一緒に、十神君達がいるアジトへの帰路に着いている。
まだ目元が腫れているけれど、もうそんな事は気にならなかった。
「舞園さんの事、考えてた?」
「……よく、わかったわね」
「エスパー…だからね」
「……私があんな風になってたのを見て、その返しは……酷すぎるんじゃないかしら」
「ご、ごめん!冗談だよ!」
そう言って慌てふためいている苗木君。
でも、今は言うほど嫌な気はしなかった。
苗木君が、さやかの事を……今も覚えてくれているという証拠だもの。
「本当は……ボクも、舞園さんの事を考えていたんだよ」
「……舞園さん、の事を?」
さやか、とは言わない。苗木君が彼女の本当の姿を思い出すまで……その呼び方をするのは、躊躇われた。
「舞園さんは……本当に、自分の為だけにボクを陥れようとしたのかな、って」
「……苗木君、それは」
違う、と言おうとした。
782:Brilliant Years ~記憶の彼方の親友~ 【10】
10/12/18 02:46:01 h9sRur5o
「苗木君は自分で思ってるよりも、ずーっと強い人ですから」
しかしそれは、苗木君の突然の言葉に遮られた。
「えっ?」
「舞園さんの、その言葉を思い出してた。最後に話した時の言葉を。
中学の時に学校の池に迷い込んだ鶴を、ボクが逃がしてあげた時の話を覚えてくれてて……
ボクに話しかける機会をうかがってくれてたけど、出来なくて…そのまま卒業した事を残念がってた事とか」
"苗木君には、今までにもそんな希望をいっぱいもらって……苗木君からは、不思議な強さを感じるの"
かつて親友が行った言葉が、反芻される。あの幸福に満ちた表情を浮かべて口にした、その言葉を。
「後になって振り返ってみると……あの時の舞園さんの言葉は、どこまでが本心だったんだろう……それはボクには分からない。
だけど、ボクは信じてる。あれは……あの時の舞園さんの本心だったはずだ。誰が何と言おうと、僕は……そう、信じたいんだ」
「そう……なら……」
さやか……あなたという、人は。
「私が証人になってあげるわ」
「え?」
やっぱりあなたは、最期まで私の知っている『舞園さやか』だった。
今、他でもない苗木君が証明してくれた。
「私が彼女のその言葉を、保証する」
「霧切さん?」
「丁度先程、証拠も見つけられた事だし」
本当に、見つけられて良かった。あなたの想いを……そして、私の本当の想いを。
それは決して、絶望なんかじゃない。あなたが彼から貰ったのと同じ、前へ踏み出せる希望。
「えっ、ど、何処に!?教えてよ霧切さん!」
「嫌よ、だって」
「…?」
「それはもう、あなたの中にあるものだから」
見つけなさい、自分で。
ここまで言えば、分かるわね?苗木君。
そうして私は、苗木君の言葉も聞かずに、待っている仲間達の下へと駆け出す。
今だけは何故か、自分に吹き抜ける風の中に、懐かしい親友の匂いを感じた。
Fin.
783:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 02:58:58 APbr7NK0
>>782
ありがとう
ありがとう
784:Brilliant Years ~記憶の彼方の親友~ 【エピローグ】
10/12/18 03:00:09 h9sRur5o
----------------------------------------------------------------------------------------
あの時、さやかは最後に何を言おうとしたのか……当時の私には分からなかった。
あんな事が起きると分かっていれば、私は彼女を追及して聞きだしていただろうか。
もう、遅いけれど……でもきっと今なら、素直に分かる気がする。
さやか……
苗木君の中に残した、思い出の中のあなたに……私、挑戦してみてもいいかしら。
例え親友のあなたでも…この想いだけは、譲れない気がするの。
だって、初めてなんだもの……こんな気持ちを抱いたのは。
苦情なら、また会った時に、いくらでも聞いてあげるから。今度は私が奢るわよ。
だからその時までは……私と、親友でいて頂戴ね。
Fin.
785:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 03:01:40 K1XPW93r
起きててよかった…
786:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 03:05:34 9/1EyFCB
生きててよかった…
>>783
どんまい
どんまい
最初のfinに釣られたお前の気持ち分からんでもないぞw
787:591(規制解除)
10/12/18 03:06:47 h9sRur5o
以上です。初投稿だからか・・・Finの位置間違えた
始めは、霧切さんと舞園さんが女同士のキャッキャウフフしてる話を書きたかっただけだったんだ(あわよくば百r…ゲフンゲフン)
しかし・・・いつの間にかこんな話になってしまったんでね・・・すまない
実はおまけもあるのだけど、後で書き始めた本編と雰囲気があまりにもそぐわない為、時間を置いてまた投稿させて貰おうと思う
SS初投稿&未プレイ故、細かな指摘は多いに受け付ける
それでは期待してくれた方々、駄文を読んでくれてどうもありがとう
788:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 03:19:12 xy90ow84
〉〉773-784
GJ!文才現る!
いやぁ、良いENDを見せてもらった…サンクス、乙!
789:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 03:29:56 /ffhSyIA
>>787
乙!!
しかしうめええええええええ
これはシリアル以外を書いても相当なクオリティになると見た!おまけも期待しちょる!
そして…ぶっちゃけ霧切さんメインでさえあればライトな百合もおkなのよ?ww
790:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 08:41:47 EaWSYzo5
>>787
なんというクオリティ…これは間違いなく名作!
791:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 15:31:07 cq70lwHN
・・・あれ?
目からプロテインが?
792:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/18 16:38:25 4yi0ErFd
放送『夜時間になりました…』
ジェノ「じゃーねッ!おやすみ、まーくんッ!
ゲラゲラゲラゲラ!!」
苗木「お、おやすみ…」
霧切(まーくん…)
翌朝、食堂
霧切(今朝は私が一番乗りのようね)
「…」
「……」
「………」
霧切「…まーくん」
苗木「えっ」
霧切「!?」
苗木「おはよう、霧切さん。今、『まーくん』って…」
霧切「い、言ってないわ///」
苗木「でも」
霧切「私は何も言ってないし、あなたは何も聞かなかった。
い い わ ね ?」
苗木「わ、わかったよ霧切さん」(『まーくん』か…///)
793:591(規制解除)
10/12/18 20:13:24 o3HpC2ik
おまけ行きます。
「ねえねえ響子、これ、ちょっと着てみて」
「何?……って、こ、これ…!?」
「えへへ、用意しちゃってました。ね?いいでしょ?一回だけでいいから!お願い!」
「だからって、何故急にこれを私が……」
「一大決心した親友のお願い……聞いてくれるよね……?」
「…………一回だけよ」
―――(布擦れの音する事数分後)―――
「わぁ~~~っ!やっぱり凄く似合ってるよ響子!」
「………………」
「…?どうしたの?顔真っ赤にしてむっつりしちゃって……あ、でもそれも可愛い」
「さやか……確かに、私は応援するって言ったけど……これを私が着る事とあなたのソロデビューに、何の関係があるのかしらっ!?」
「え~、だって…前から凄く似合いそうだなって思ってたんだもの、私のステージ衣装!
だからソロデビューを目指すあかつきに、響子にどうしても着せてみたくて」
「さっきのこの手袋……その為に買ったのね……」
「正解です!……それにしても、本当に可愛いなあ……本物のお人形さんみたい。ねえ、響子もアイドルデビュー、してみない?」
「け、結構よ!!」
ガチャッ
「舞園さん、入るよ?これ、頼まれてた授業の資料……だけ…ど……」
「!!!!」
「あ、苗木君!どう?響子、似合ってるでしょ!」
「え、あ……いや……」
「……苗木君……ノックも無しに……他人の、しかも女子の部屋に、いきなり入るのが……あなたの趣味なのかしら 」
「えっ!?ノ、ノックならさっきちゃんと」
「今あなたが見ている光景、即刻忘れなさい。 いいわね?」
「ちょ、ちょっと待って!僕は本当に」
「い い わ ね !?」
バタン!!
「さやか……謀ったわね」
「さあ……何の事ですか?♪」
(苗木君にだけは……見られたくなかったのにっ!!)
794:591(規制解除)
10/12/18 20:14:16 o3HpC2ik
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ガバッ!!
……何て夢を見るのかしら。思い出したくなかったのに……
そう言えば当時、その事ですっかり動転してしまっていた私は、さやかにステージ衣装姿でポーズを決めている姿を、こっそり隠し撮りされていた事に全く気付けなかった。
一生に一度の不覚……苗木君がまだ思い出していないのがせめてもの救いね…………
――ちょっと待って。
苗木君にはああ言ったけど……もしかして、もし記憶が戻ったりしたら……あの事も思い出すのかしら。
――まずい。非常に、まずいわ。
これは……さやかの、呪い?
無意識にでも苗木君に抱き付いちゃったりしたからかしら……
……思い出したら、急に恥ずかしくなってきたわ。
対策は明日考えるとして、今は寝ましょう。 そうしましょう。
その晩、恥ずかしさの余り、何度寝ようとしても結局寝付けなかった。さやか、お願いだから今日の件は許して頂戴!!
795:591(規制解除)
10/12/18 20:40:43 o3HpC2ik
終了です。こっちを先に書いたので、短いのはご容赦を
舞園さんのステージ衣装って、霧切さんに着せたら目茶目茶似合うのではないか?という先に行き着いた妄想
霧切さんの髪の色って銀色(紫?)だから、ピンク色のあの衣装にとても馴染むと思うんだ
二人で同じ衣装を着て記念撮影とかしていればいいと思う
それでは、霧切さんスレの更なる盛り上がりを願って…皆さん、どうもありがとう