10/12/08 02:47:32 QDU/+TFe
妄想と~かします
長くなるかもだからこんな夜更けにしますた。
「じゃあボクは野菜を見てくるね」
「ええ、私はあのあたりに居るわ」
そういって霧切さんは指差した方向に歩いていく。
現在僕たちはスーパーの食品コーナーに居る。つまり、一緒に買物をしているのだ。
と、いっても前もって約束してたとかそういうのではなく、
寮を出るときに偶々霧切さんと鉢合わせて、行き先が一緒だったからせっかくだし、
ということで同行することになったのである。
基本希望ケ峰学園では3食の食事は出るのだが、長期休暇のときは別である。
つまり、今は冬休みなので食事は出ないのだ。
家に帰ることも考えたのだが、妹が高校受験を控えているので、
迷惑をかけないように寮で過ごすことを決めたのだった。
まあ、こんな感じでボクの身の上話は終わりである。
「あ、ズッキーニ……、
今日のパスタに入れよう。
…さて、一通り揃ったかな?」
献立も決まり、野菜も必要な分をそろえたボクは霧切さんを探すことにした。
「確かこのあたりのはず…」