10/09/20 01:33:50 Nnnvi9so
ファーストコンタクト 天ヶ瀬冬馬編
響「ねえねえ!今日の取材ってさ、有名なアイドル雑誌なんだよね!うん、これはチャンスだー、気合いれるぞー!」
千早「我那覇さん、少しは落ち着いて」
貴音「そうですよ、響。本日は私達の名を世に広める好機。平常心で臨みなさい」
響「そ、そんなこと言ったって、これが落ち着いていられるかー!みんな写真を撮られまくるんだー!」
貴音「千早…このまま取材を受けるのは、あまりに不安ですね…」
千早「そうですね…それじゃあ我那覇さん、私が記者の役をするから答える練習をしてみて」
響「うん、わかったぞ!」
カランコロンカラーン
店員「いらっしゃいませ!お一人さまですかぁ!」
冬馬「…ああ、いつもの」
店員「はいっ!かしこまりましたっ!」
千早「ん、んんっ…ではいくわよ?まずは我那覇さんから一言ずつ自己紹介をお願いします」
響「うんっ!自分、我那覇響!趣味は卓球で自分カンペキだから、すぐにトップアイドルになってみせるぞっ!」
冬馬「…フンッ、趣味が卓球って地味だろ」
響「むっ…なんなんだよアイツ…」
貴音「響、周囲など気にせず、練習に集中なさい」
響「う、うん…」
千早「じゃあ、次に特技を教えてください」
響「えっと、自分はダンスが得意だぞ、沖縄のスクールにいたころは天才とか言われちゃってたしねっ!あははははっ!」
冬馬「はははははっ…井の中の蛙だな、ダンスが得意ってどうだかな?」
響「うむむ…き、気にしないぞ…オコラナイ、オコラナイ…」
千早「あ…ええと、し、四条さんはいかがですか?」
貴音「そうですね…歌は好きだと思います」
冬馬「フンッ、アイドルがダンスや歌を得意なのは当然だろ…バカか。インタビュアもマヌケな質問ばっかで聞いてらんねぇよ」
ガタンッ
響「ちょっと、キミ!さっきから一体なんのつもりだよぉ!」
千早「ちょっと我那覇さんダメよ」
響「止めるな千早っ!おい、キミ!さっきからなんなんだよ!」
冬馬「ピーピーうるせえな…俺は事実を指摘してやってんだよ。俺の言ってる事の方が実際のインタビューじゃ百倍役に立つはずだぜ?はっはっはっは…」
貴音「なんたる無礼者かっ!貴方は一体何者ですかっ!」
冬馬「う…俺の口が悪いのは生まれつきだ!…それと俺が何者かって?…そんなこと知らねえなんてお前達遅れてるぜ」
響「うむぅうー、なんかそのしゃべり方がムカツクさー!なんか余裕あるかんじが腹立つぅー!」
冬馬「おい、お前、さっきから余裕なさすぎだろ、カッカすんなって」
千早「あのう、せっかくですが、私達にあなたのアドバイスは不要です。この場は遠慮していただけませんか」
冬馬「フッ…良いことを教えてやってんのに、聞く耳持たずか…わかったよ、消えてやるから中良し小良しゴッコでも一生やってろ。
俺はお前らなんか眼中にもないぜ。じゃ、あばよ」
カランコロンカラーン
貴音「誠…失礼な御仁でしたね…」
カランコロンカラーン
響「うわ、また帰ってきたぞ」
冬馬「あー、すまねぇ店員さん、お会計を」
店員「いつもありがとうございます…ピッピッピ…クリームソーダ一点、400円になります」
響「く、クリームソーダ…?ぷぷぷっ、なんだかカワイイなあ」
冬馬「じ、ジロジロ見てるんじゃねえ!…ま、お前らに実力があれば、もしかしたらまた会うかもな…いや、ま、会わねえか、はっはっはっは…」
カランコロンカラーン
千早「…何かしらこの感じ…嵐が近いような気がする…」
長文で失礼。ひとまず今回のドラマ部分を書き出してみた
色々と雰囲気が伝わりにくいかもしれない。誤字脱字あったらごめん