11/05/24 01:54:11.77 0
本拠地、スタービューコロシアムで迎えた幼女戦
相手先発キノガッサのキノコのほうしをくらい、ねごとでも負担をかけれず惨敗だった
wikiに響く論者のため息、vipから聞こえる「論者消滅だな」の声
無言で帰り始める論者達の中、ヤキノオーは独りボックスで泣いていた
Yカップで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるチームメイト・・・
それを今の環境で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんですかな・・・」ヤキノオーは悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、ヤキノオーははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、暖かいボックスの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってトレーニングをしなくちゃな」ヤキノオーは苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、ヤキノオーはふと気付いた
「あれ・・・?お客さんがいますぞ・・・?」
ボックスから飛び出したヤキノオーが目にしたのは、シベリアまで埋めつくさんばかりの論者たちだった
千切れそうなほどに草が生やされ、地鳴りのように論者のロジカル語法が響いていた
どういうことか分からずに呆然とするヤキノオーの背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「ヤキノオー、天候合戦ですなww早く行きますぞwwww」声の方に振り返ったヤキノオーは目を疑った
「ヤ、ヤンギラス?」 「なんですかなヤキノオーwwww居眠りとかありえないwwww」
「ヤ・・・ヤザンドラ?」 ヤキノオーは半分パニックになりながら手持ちを確認した
ヤキノオー ヤンギラス ヤティオス ヤタグロス ヤザンドラ ヤャラドス
暫時、唖然としていた内川だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てますぞwwww」
ヤャラドスから電気技を受け取り、場へ全力疾走するヤキノオー、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・