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孵化させすぎてこまったという友人から子タブンネ(♀)1匹を譲り受けた。
まだまだ生まれたばかりのその子タブンネは、
ミルクを与えれば「足りない!」と言わんばかりに飲み干し、
すりつぶした木の実も、これまたガツガツ喰うのでかなりのデブ。
他の手持ちポケモン5匹分と同じくらい食う日も近そうだ。
そして子タブンネを育てだして1週間がすぎた頃、子タブンネをよこした友人から小包が届いた。
「あると便利だから」というメモと一緒に入っていたのは『タブンネ心読機』。
ま、別にタブンネの思ってる事に興味はないけど、面白そうだし使ってみるか。
そう思い子タブンネの寝床にいってみると子タブンネ居ず、声のする方向へ行ってみると俺の一番お気に入りのミミロップにベッタリとなついていた。
ミミロップが別の部屋に行こうとすればあとをつけ、
ミミロップが他のポケモンと仲良くすると割って入ってあたまをなでてもらおうとする。
それはまるで母親に甘えるように。
俺はタブンネ心読機に子タブンネの触覚を当ててみた。
すると、
「ご主人さま、タブンネはいつになったらママみたくなれるの?
タブンネ、まだ色も白いし、からだもぷくぷくだけど、
おとなになったらママみたくなれるんだよね?
だってタブンネはママとおんなじくお耳もたれてるし、
ピンク色だもん、きっとなれるよね?」
こいつ、俺の大事な大事な「色違い」のミミロップをあろうことか、自分の母親だと思い込んでいやがった。