11/03/30 14:08:23.11 0
>>307 続き
ミィーーーーーーーーーーーン!
ミィーーーーーーーーーーーン!!
他の野生ポケモンを呼び寄せんばかりの鳴き声をあげ2度ほどわるあがきをしたのち、タブンネは倒れた。
俺は手持ちのウルガモス(Lv.100)をだして野生ポケモンを倒させ、瀕死のタブンネに「ふっかつそう」を与えた。
漢方薬店の方の話によると、ふっかつそうは『瀕死のポケモンの体力が全回復する』だけあってかなり苦く、そしてしびれるらしい。
瀕死のタブンネは目を覚ますと同時に、口中に広がる強烈な苦みと、ビークインの「攻撃指令」の如く無数の針がささり続けるようないたみにミギィーーーー!ミギィーーーー!!と悶絶した。
これなら、昨日から「ふっかつそう」を使えば良かったかなとちょっと後悔↓
いつまでもミィミィしつこく泣くタブンネの気持ちを聞いてみると、
「ぃたぃょぅ‥‥‥おくちのなか、ぴりぴりするょぅ‥‥‥どうして!どうしてごしゅじんさまはタブンネにこんなひどいことしゅるの‥‥‥?タブンネ、なんにもわるいことしてないよ???」
なんでもひとのせいにし、自分はかわいそうと思いたがる糞豚の本性がじわじわと出てきたな。
それに加え漢方薬&瀕死の効果で俺への不信感もあらわになってきたようだ。
俺は「タブンネが痩せたがっていたからお手伝いしただけだよ?タブンネのために協力してるんだぞ!」と伝えた。
タブンネはわかってる!わかってる!わかってるケド…!!と言ったようにじたばたと駄々をこねる。
ママみたくやせたい思いには変わりないがこんなツライのはどうやら「やんや」なようだ。
俺は聞かなかったことにして再び、HP満タン・PP切れのタブンネを戦闘にだし、
瀕死と「ふっかつそう」のコンボを続けた。
バトルが終わるとタブンネは、
「ごしゅじんさま…きらいきらいきらい!だいっきらい!タブンネにいじわるばっかりしゅる、ごしゅじんさまだいっきらい!ママに、ママにあいたいよぅぅぅ…ママにいいこいいこしてほしいよぅ……」
と、泣きわめいた。
泣いて叫んで俺をきらいだと言ったところで俺は痛くも痒くもないし、今日はおうちに帰ったってオマエの好きなママは居ないんだからなw
俺は最高に爽快な気持ちで晴れ渡った空の下、タブンネのなみのりを堪能した。