11/03/29 18:20:42.35 0
>>219 続き
口の苦みがまだ残るのだろう。
タブンネは目を潤ましたまま舌をだしてハァハァしていた。
そうでなくても太って締まりのない顔がよりいっそう間抜けな顔になった。
これから毎食、毎バトル後、この苦みが続くというのに。
さて、今日からバトル後の「運動」もしなくてはいけないので、技マシンを起動し、タブンネに「なみのり」を覚えさせた。
バトル後の疲れきった体でたくさん泳いだらさぞクタクタになるだろう。
とても楽しみだ♪
海が近くにある13番道路が今日からの特訓場所。
どんなポケモンがでてきても俺はいっさい「なみのり」は指示せず、「とっしん」と「すてみタックル」を出させ続けた。
HPを削りながらも倒していき、さいせいりょくで回復。
それでも回復しきらないときは「ちからのねっこ」を使った。
飲ませるたびにタブンネは「ミバァァァ~」と喚くので、すかさず心読機を出す。
すると、
「にがいよ~お水、お水ほちぃよぉ」
「お薬やんや~!オボンの実ちょうだいよぅ~」
「モーモーミルクがのみたいよぅ~ごしゅじんさまぁ、あまいものちょうだいよう」
ダイエットを決意して1日でこのザマだ。
ま、こうくるのが楽しみではあったけど。
俺は優しいのでタブンネにこう提案した、
「じゃ、モーモーミルクをあげる。けど、モーモーミルクは太っちゃうからこのあといっぱいいっぱい泳がないといけないよ?それでもいいかい?」と。
タブンネはブンブン首を縦に振り、
「いっぱい泳ぐから、モーモーミルクとオボンの実ちょうだい!!!」とミィミィ鳴いた。
はたしてこれで痩せられるのかな?
先が楽しみだ。