11/02/06 18:52:19 O
ランニングの途中、他の部も午後の練習を開始しており、
>>811は、寮の敷地内の行き先々で色んな部の生徒達とすれ違った。
他の部の生徒達は、柔道着姿でランニングする柔道部の部員達の後ろで
>>812に首輪の鎖を引かれ、ハァハァと息を吐きながら、赤い越中褌一丁で必死に部員達を追い掛ける>>811を指差して、ゲラゲラ笑ったり、囃し立てる様な口調で>>811にエールを送っていた。
『おっ!柔道部の赤褌豚だぜ!』 『ほら!赤褌豚!頑張れ!頑張れ!!』 『オイッチ二、オイッチ二!!速く走らねぇと柔道部に追い付かねぇぞ!ギャハハハ。』
他の部の生徒達は、どうやらレギュラー部員の様で、>>811を馬鹿にし、からかいながら、わざと>>811の横を走ったり、>>811の家畜と落書きされたケツをペシペシと叩いて、>>811を追い立てていた。
『こらぁ!お前ら!練習が始まっているんだろうが!!豚に構っている暇があったら練習しろ!!包茎豚!!てめぇもチンタラ走ってるんじゃねぇ!てめぇがノロノロ走っているから他の生徒達が図に乗るんだ!!ウスノロが!!』
他の部の生徒達と>>815が>>811を囃し立てながら、柔道部のランニングに付いて来るのを見兼ねた>>812は、生徒達に練習に戻る様に叱ると、>>811の首輪の鎖をグィと引き、ペースを上げた。