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インターネットを使った遠隔操作で出玉を調整できる違法な装置をパチンコ台に取り付けたとして、
京都府警生活安全企画課と福知山署は二十一日、風営適正化法違反(遊技機の無承認変更)の疑いで、
同府福知山市駅南町の遊戯施設会社部長、朴潤明容疑者(二九)と、
同市のパチンコ店「ローレル」店長、右田大作容疑者(三三)を逮捕した。
調べでは、二人は昨年九月、府公安委員会の承認を受けずに、
同店など二店のパチンコ台計約六百四十台のうち約百四十五台に、
ノートパソコンのインターネットを使った遠隔操作で「大当たり」確率を調整できる違法な装置を取り付けた疑い。
同署などは朴容疑者らが営業利益を上げるために設置業者に依頼したとみている。
利用客の男性が昨年四月、「朝からパチンコに十万円を注ぎ込んだのに、一回も当たらない」などと通報したことから同署が捜査。
朴容疑者らは「まったく知らない」と容疑を否認しているという。
(2004年7月22日) 産経新聞