10/12/26 18:34:11 rBrWnKtG0
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enaの入試報告会によると、ここ数年、開成高校や筑波大附属駒場高校などに受かっても
ほとんどの子は都立西高や都立国立高に合格したらそちらを選ぶそうです。
開成高校であっても第二志望で第一志望を西高や国立高などの都立トップ校にする
受験生が増えています。理由は、中高一貫校へ高校入学することがあらゆる点で
勧められないからです。
まず、人間関係が上手くいかなかったり、違和感を感じる場合が多いです。
開成高、桐朋高など多くの偏差値上位の私立高校は高校入学組よりも内部進学組の方が
人数がずっと多くなります。そうすると、部活動も行事も内部進学組が先導していて、
高校入学組はなかなか馴染めず、ようやく馴染めたと思ったらもう卒業という状態です。
友達グループが内部進学組と高校入学組で分かれていたり、同じ学校なのに分断されて
いることもあります。
大学受験にも中高一貫の高校入学は不利です。東大や医学部に何十人と合格者を出す
某私立高校の高校入学組実績は悲惨です。東大も医学部も合格者はいません。
某女子校は東大に2桁出していますが、やはり高校入学組はゼロです。都立トップ校
のほうが大学進学実績のパフォーマンスが圧倒的に優れています。中高一貫校は
6年間の体系的カリキュラムを構築していますから、途中入学だと逆に不利に
なってしまうのが原因です。対して都立トップ校は選抜された優秀な教員が3年間で
伸ばす教育をしているので、差がでます。
2010年は、日比谷高校は東大・京大現役合格で東京学芸大附属高校を超えて
大きな話題となっています。3年間で伸ばす教育力という観点では、都立トップ校を
超える私立や国立の学校はないのが現状です。
以上enaの入試報告会より