11/03/22 09:29:46.46 itG89igTO
あるブログから写したんだけど、これ高輪だよなww
若い頃の話なのですが､
もう少しで、ネコになりかけたのです。
それは、とある学校の合否発表の日のことでした｡
合格の一報を親に入れた後、少し気楽になった俺は､その学校の近くにある、赤穂浪士の墓で有名なお寺を覗いて見ることにしました。
線香の匂いに包まれて、静かに眠る四十七士｡
その墓前に佇むと、気持ちが落ち着きます｡
へぇなるほど…
よくは知らないけど、とりあえずこれが誰かのお墓なわけね。
でゎ安らかお眠り下さい…間違っても、憑いたりしないで下さい…合掌(-人-)
と、まあ赤穂浪士に無知な中学生なので、大石内蔵助以外の名前を見てもｻｯﾊﾟﾘ分からないんだけど、それらしくﾃｷﾄｰにお参りして回りました。
すると、そんな様子を見ていたのか、境内で線香や絵葉書を売るお爺さんが近付いて来て、いろいろと赤穂浪士の説明してくれました。
お爺さんはｿ連のﾌﾞﾚｼﾞﾈﾌ書記長のような太い眉毛に、ﾋﾞﾙﾄﾞｱｯﾌﾟされた屈強な柔道体形。赤穂浪士に興味のない俺は、そちらの意味の方が気になってしまいました。
まあ、お爺さんにも悪いから、なるべく興味のありそうなフリをしてあげていたのですが…
するとﾌﾞﾚｼﾞﾈﾌは、話をやめるどころか、さらに気を良くして饒舌になり、ついに閉門時刻の16時まで、エンジン全開で赤穂浪士トークを続けていたのでした｡