10/11/27 08:10:14 ClfDIZwZO
>>272
少しは歴史に学ぼうぜ。
かつては日本の各地で、公立高校をいくつかのグループに分け、学生はグループ単位で高校入試を受験。
入試の得点が一定ライン(かなり低い)を超えてさえいれば 合格となり、あとは住所などを考慮して
合格者グループ内の各高校に振り分けて行く、という正にお前の主張するような制度が実施されていたんだよ。
(総合制度制や学校群制と呼ばれた)
高校間の格差が無くなり、多くの学生が近所にある高校に通えるようになるというのが目的とされた。
しかし実際には…
・高校内部での学力格差が顕著となり、授業のレベルをどこに合わせるべきか分からなくなった。
・中学時代に頑張って勉強しても全く報われない不満感の拡大。当時はせっかく高校に合格したのに、
希望する高校に振り分けられず悲しみの涙を流す学生も多かった。
・制度の縛りを受けない私立高校への高学力層流出による、公立私立格差の拡大(東京で日比谷などの
名門公立が没落し、私立が台頭したのはこれが大きな原因)
などの様々な問題点を生み出したため、現在ではこれらの制度はごく一部の地域を除いて、全国的に
ほぼ撤廃されている。
これぐらいのことは知っておけよ。
はっきり言って高校に格差が生まれるのは、九九を覚えているかすら怪しいような奴でも中学が卒業でき、
かつどこかの高校には入れてしまうシステムに問題があるんだよ。格差を無くすとか抜かして、高学力層を
バカの犠牲にさせる な。