10/11/02 16:04:04 dzT15Fkh0
お盆に、親父と札幌の親戚の家に行った。
伯父（高卒市議・私立高校出身）も来ていた。
伯父「○○君も高校生か！小さい頃よくだっこしてやったんだぞ！がっはっはー」
俺 「覚えていますよ」
伯父「どこの高校に行っているんだ？」
俺 「筑駒、あっ、筑波大学附属駒場高校です」
伯父「そうか、附属か！抽選でも受かるもんな！でも国立だからよかったな！」
「お前と同じ年の息子の××覚えているだろ！札幌南高校だぞ！（勝利者宣言）」
親父「無言……（瞳が潤んでいた）」
伯父「おい、一高生こっちこい（息子の××を呼ぶ）」
「○○も高校生だ。○○と昔よく遊んだだろ！」
向こうでも高校の話をしていたらしい××が鼻高々でやってきた。
×× 「（馴れ馴れしく）○○、久しぶりー、元気！」
「あっ、叔父さん、こんにちは、俺、今年から高校生になりました。」
親父「そうか、大きくなったな」
×× 「札幌南高に行っているんですよー（勝利者宣言）将来は北海道大学に行く予定ですかねｗ
○○君はどこに行ったの？」
俺 「つ、筑駒･･･」
ニヤついている伯父を尻目に、一瞬にして××の顔色が変わった。
伯父「○○に勉強教えてやれよｗ将来の北大生なんだから○○もありがたがるぞｗ」
×× 「（しばし、絶句）……みっともないからやめてくれよ親父」
伯父「？」
動揺しまくりの××は伯父を速攻連れだした。
以後、伯父親子は、俺達のいるテーブルに加わらなかった。
久しぶりに無口な親父の晴れ晴れとした顔をみた。
帰り際、充血した目をした伯父と目があった。