10/04/01 12:47:14 rzfNmAVH0
開成在校時の懐かしい先生たちのお名前が出てきているので俺も書いてみよう。
大久保先生の倫社の授業は今振り返ってみるとユニークだった。
前半の授業はプラトンの『ソクラテスの弁明』(岩波文庫)を読むものだった。
こういうきちんとした本を読む機会を高校生の頃に持てたのはよかったと思う。
これをきっかけに高校生のうちから岩波文庫の古典にに親しむようになった。
後半ではいわゆる思想史的な授業で非常に面白かった。
よく整理された内容だったせいかこの授業のおかげで思想史に興味を持った。
この授業のおかげで大学進学後に教養・専門両科目で
思想史系の講義をいろいろと受講するようになった気がする。
前スレに出てきた実力派の英語の先生はおそらくM先生のことだと思う。
南高に転出されたらしい。
英語にはもう一人の実力派M先生がいた。
高校教員を退職した後に代ゼミの講師を務めた水谷先生だ。
代ゼミに通って浪人した経験がある職場の後輩からきいたところでは、
代ゼミのトイレに「非常に地味だが、水谷先生は実力派である」
という落書きがされるくらい評判がよかったそうだ。
水谷先生も1990年代前半に内臓系の癌で亡くなられたらしい。