10/05/27 10:58:11 gqJ0+KUF0
「学校の指導が悪い」vs「生徒のレベルが低い」といった責任のなすりあいをしばしば見かけるが、
超難関大学への進学実績に限れば後者の影響が極めて大きい。
これはそういう大学・学部に実際に入学し、廻りを見渡せばすぐに解る厳然たる事実である。
中学入試時点においてトップ層(地頭の良さをすでに発揮している生徒が相当数含まれる)が
ラサール、附設に、そしてその次の層が西南、大濠に吸い上げられてしまう状況が続く限り、
たとえ上智福岡に校名変更し、指導陣を一新したところで劇的な変化は期待できないであろう。
ただ、公立御三家から東大に30名、国公立医学部に70名程度合格している現実を見れば、
家庭の方針あるいは経済的問題などで通塾せず、中学を受験しなかった層(あるいはその時点では
能力を発揮できず、不合格になった場合も有り得る)にも潜在能力を有する生徒がある割合で
含まれることも事実である。
泰星が実施している国算入試は正にそういう生徒をピックアップする意図があるようだが、
残念ながら現状では機能していないようである。
学校の魅力を高めていくことが第一だとは思うが、
入試方法にも改善の余地があるのでは無いだろうか。