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横浜市立大医学部の男子学生=当時(20)=に暴言を吐いたり、暴力を加えたりしたとして、同大は29日、
医学部の50歳代の男性教授を停職3カ月の懲戒処分とした。
同大によると、教授は被害者学生とは別の医学部の学生から相談を受けた際、被害者学生の問題行動が原因と思い込み、
2月22日の医学部の学期末試験開始直前、試験会場で被害者学生に名誉を傷つける発言をしたという。
被害者学生は身に覚えのない暴言の理由を聞くため教授の部屋を訪ねると厳しい叱責を受け、
土下座をさせられ、頭を足で踏みつけられ、頭を丸めることを要求された。
教授は同大の調査に対し、自らの一方的勘違いに基づき暴言や暴力を振るったことを認め、
「心よりおわびし反省している。大学教員として持つべき品位、品格を持ち得ていなかった」と話しているという。