10/09/24 03:43:32 hVWo1ebV
(続き)
◆中国がスホイ27のコピーに失敗したと言う記事は中国らしい記事ですが、
ロシアも中核部品であるエンジンとコンピューターはライセンス生産の対象外だった。
そこで中国は国産のエンジンを開発して取り付けたら上手く行かなかったと言う事でしょう。
国がそこまでえげつない事までするのは信じられませんが、
こんな事を繰り返していたらどの国からも相手にされなくなって行くだけだ。
日本においても新幹線の技術が盗まれて米国、ロシア、ブラジル、サウジアラビアなどへの高速鉄道への参入を目指していると言う事です。
トルコやベネズエラなどは既に話がかなり進んでいるようだ。
中国はOECDなども関係はなくルール破りの商売で世界中荒らしまわっています
。しかしこんな事を繰り返していればいずれは袋叩きに遭うでしょう。
◆スホイ27に限らず戦車や潜水艦やミサイルなどに到るまでロシアのコピーなのですが、
ロシアも中国に対しては外交関係を最優先してみて見ぬ振りをしてきました。
確かに中国は巨大な国だから、先行投資の意味で技術供与などが行なわれて来ました。
アメリカ側も只のように安い人件費で、生産が出来るのだからそれなりのメリットがあったからでしょう。
しかし中国は最近になって増長してきて、外国の企業に対して排斥的な動きをするようになってきた。
日本を追い越して世界第二位の経済大国になったということで、外国の技術援助は無くてもやって行けると言う思い上がりが見えるようになった。
だから日本企業の工場でも賃上げストライキが起きるようになって、これも一種の日貨排斥運動でしょう。
日本はこのように戦前から中国人の不満に火がつき始めたら手に負えなくなってくるのを知っているから慎重なのですが、
欧米資本は中国人の本性を知らない人が多い。
典型的なのはアメリカであり、中国が経済発展すれば洗練された民主主義国家になるという神話だ。
だから知的財産権の侵害にも、見て見ぬふりをしてきた。
はたして中国はこれらの先進国の技術を上手く吸収して、自律的な発展につなげていけるのだろうか?
確かに自分で技術を開発するよりも、先進国の技術をパックってやったほうが手軽に出来るから
中国人は自分で開発するよりも盗んだほうが手っ取り早いと考える。
中国とはそういう国だ。歴史を見れば分かる。
その点ではヨーロッパ人やアメリカ人は中国の歴史をほとんど知らないから国の大きさだけで惑わされてしまう。