06/07/12 01:24:27 PB6JAZZS
198です。
柔道がボクシングの試合にボクシングのルールで出ても、柔道の力量はわかりません。
ボクシングが柔道の試合に柔道のルールで出ても、ボクシングの力量はわかりません。
柔道は柔道のルールで乱取りを行えば、柔道の力量はわかります。
ボクシングはボクシングのルールでスパーを行えば、ボクシングの力量はわかります。
畑違い・違った土俵・ルールの中で、そのジャンルの技術の検証というものは、本来出来ません。
合気道には合気道一般の了解事項(例えば試合がない等)があり、乱取りやスパーもない。
では合気道の技術検証オフで合気道の力量を計るにはどうすればわかるのか。
どの会派の合気道でも型稽古はあり、呼吸法=合気投・一教(一ヶ条)・入身投・四方投
などは共通項としてあるはずです。合気道の乱取りや試合ルールはないので合気道の力量
を計るのは合気道の稽古システムの中から掛けと取りを取り出し、掛けが自由に抵抗力を
発揮して持って行く・掛かっていく中で、取が技を掛け切る・投げる・極めるを両者交代
の上でやるしか、合気道の力量を計ることは出来ないでしょう。
合気道の人がボクシングの技術や効果を知ろうとすれば、ボクシングのルールに従って
練習・スパーをして体感するでしょう。ボクシングの人が合気道の技術や効果を知ろうと
するなら、合気道のルール(この場合は想定)に於いて、技が掛かる掛からないで判断する
しかないでしょう。
合気道の技術検証は合気道の土俵の中でしか、出来ないと思うのですが違いますか。