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【小田嶋隆】夏の甲子園の癒し効果と「おっさんの夏」
核心をとらえたなかなかの名文
> さよう。われわれが見ているのは、野球ではない。
> 追憶だ。
> われわれは、白球を追う球児を通して、遠い昭和のまぼろしを見ている。
> 8月の甲子園は、浦安の巨大遊園地が子どもたちにとって夢の楽園であるのと同じ意味で、われら昭和生まれのオッサンたちにとっての
> テーマパークであり、球児たちは、その「昭和劇場」のキャストとして昭和夢芝居を演じる大切な俳優なのである。
> 日程が苛酷なことにも、日差しが殺人的であることにもちゃんと理由がある。そうでないと球児の悲劇性が担保できず、
> 球児が悲劇の中にいないと、ドラマがドラマにならないからだ。