11/06/22 10:50:43.00 5D7b2rAy
ウサギ跳びが有害な理由として次が挙げられる。
姿勢に無理がある。股関節、膝関節を常時深く曲げたままで、飛び上がる動作としては
非常に不自然である。ちなみにウサギの足長は脛の長さと同じであり、姿を人間が真似ただけである。
脚を深く折り曲げた状態では下半身の瞬発力を効果的に引き出す事は出来ない。
このため、
特に膝関節に危険な方向の加重が加わる。
大腿四頭筋の他、下肢末端近辺の細かい筋肉に硬直的緊張を強いる。その結果、柔軟性の低下を招く。
股関節や膝関節の伸展がないため、運動能力に支配的な筋群を鍛えられない。
下腿を重点的に鍛えるという発想自体が前時代的な誤解に基づく物である。同じ労力をかけるならば
大腿や股関節の筋群を鍛えた方が運動能力、動き作りの両面で有効である。
また、この運動はアキレス腱を鍛える効果があると信じられていたようだが、この種のエクササイズで腱を強化する事は不可能である。
従って、トレーニングとしての効果は期待できず、むしろ関節や筋肉を傷めるスポーツ傷害を
引き起こす可能性が高い。特に成長期の子供は避けなければならないとされる。