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2004年のプロ野球再編問題以降の球界周辺の動きをちょっとまとめてみた。
2004年10月 日本独立リーグ設立計画を発表
・リーグ構想の前提とされていた北米でのチーム運営が頓挫する。
2004年10月 東北ベースボールアカデミーリーグ構想浮上
・まず岩手県と宮城県の2球団で2006年4月からの開始を目指し、2009年までに残り4県でも球団を結成する方針だった。
しかしスポンサーが見つからず、資金面・人材面での準備が進まず事実上頓挫。
2005年 四国・九州アイランドリーグ発足
諸問題 ・赤字問題（初年度3億、以降毎年1～2億円の赤字）
・観客動員の低下（観客動員数／平均入場者数 08年 21万人／886人 09年 19万人／782人 10年 12万人／633人）
・観客動員の低迷と支援企業の不足による球団の消滅（10年長崎セインツ）
2005年秋 フルキャストリーグ構想発表
・具体的な動きがないまま開幕予定とされた2007年春を迎えた。しかしそれ以降も公式な発表は全くない。
2006年 Uリーグ沖縄発足
・９月に開幕するものの給与面でのトラブル、審判や選手の不足と監督の不在、経済面の問題などでリーグは1週間程で事実上崩壊。５試合して終了。
2007年 BCリーグ発足
諸問題 ・観客動員の伸び悩み（観客動員数／平均入場者数 07年 25万人／1710人 08年 28万人／1318人 09年 28万人／1295人）
・リーグ法人の総経常損失額 初年 約1億7000万円 08年 約1億3000万円 09年 約1億円）
・球団の経営危機（福井）
2009年 関西独立リーグ発足
諸問題 ・観客動員低迷 （観客動員数／平均入場者数 09年 9万人／626人） 2010年度は6月時点で平均200人に満たず、最低記録 16人
・経営難 スポンサー収入も神戸が昨年比7割減の600万円、紀州も1000万円に届かない 選手への給料のカット
・2010年運営母体がNPOリーグは事実上プロ野球ではなくなる
2009年 ジャパン・フューチャーベースボールリーグ発足、2010年活動中止
・参加したのは2球団、野球賭博問題を発端として大阪ゴールドビリケーンズが経営難となり活動休止へ
おまけ
じぇいりーぐのうごき
2005年 ザスパ草津 J2昇格
2005年 徳島ヴォルティス J2昇格
2006年 愛媛FC J2昇格
2008年 ロアッソ熊本 J2昇格
2008年 FC岐阜 J2昇格
2009年 栃木SC J2昇格
2009年 カターレ富山 J2昇格
2009年 ファジアーノ岡山 J2昇格
2010年 ギラヴァンツ北九州 J2昇格
2011年 ガイナーレ鳥取 J2昇格